1956-03-08 第24回国会 参議院 建設委員会 第13号
それで、非常に多くの会社に投資しながら、現在二十九しか事業が残っておらないのはどうしたわけかという御疑問が、常にこの会社に対しまして持たれるのでございますが、今申しましたように、育てた会社は一人立ちができれば離していく。
それで、非常に多くの会社に投資しながら、現在二十九しか事業が残っておらないのはどうしたわけかという御疑問が、常にこの会社に対しまして持たれるのでございますが、今申しましたように、育てた会社は一人立ちができれば離していく。
そういう状態にある彼らが、日本の自衛隊に国防会議が設置されて、日本の判断に基くことができて、そして今度は一人前に口がきけるようになったから帰ってくれ、こう言ったときに、今まで払った人的、財政的努力は、日本がほんとうの一人立ちができるようにするためになしたのだという、こういう割り切り方で彼らがアメリカに帰ることができるかどうか。おそらくそんな採算の合わないことをやる国はないでしょう。
せっかく自分が手を加えて犠牲を払って育てた自衛隊を、そのままわが日本独自のほんとうの軍隊として手放しにしてこれで日本も一人立ちができるのだ、これはまことに好ましいことだといって、さっと引き揚げるなどということは、常識的には考えられないことだ。対価を求めずに引き揚げるということは、これはあまりにひとりよがりの御判断ではないか、こう思われるわけなのです。
大体盲学校の生徒は、義務教育だけでは一人立ちはできません。どうしても職業教育が必要なのでございまして、それに必要な本の値段もこれから推定されるわけでございますけれども、こういう点について今お話がありましたようなそういうところへ委託して本を印刷させるということよりも、国でもってこれを全部おやりになるという方法はとれないものでございましょうか。
そうすれば、せっかく一人立ちをしようと思っても、仕事をするのにはもちろん一般財源ではできない。どうしても地方債が必要だ。ところが一人立ちしようと思えば、赤字を抱えておればこの二十三条によって地方債を制限するというのだから、これは仕方がないということで、一応形式上の自由があったとしても、実質上の自由はないということになる。この法律はその自由を制限している。
今のような経済の下請けのような形でなければ技術は一人立ちができない、何かやはりレールを与えて、方針を間違ったらとんでもないところへ行くから……。しかし御心配にならないでもいいです。技術者は三鷹事件は起しません。そういう概念の上に立っておられるあなた方の優越感のゆえに、日本の国はこんなに経済的な貧困な状態に立ち至っておると私は考えておる。これは私のひがみであるかどうか知りませんが。
私たちも先生もう一ぺん書いて下さいというのも言いにくいし、やはり主治医の意見を尊重して、何といいますか、許可をいただきましたら、つき添いとしましても、患者さんの療養の面からもほんとうに中途半端でおっぽり出すのではなくて、やはりある程度よくなって、一人立ちができるようになってから切られるというんだったら、私たちもほんとうにいいと思うのですけれども、現状はそうでないわけでございます。
それから一人立ちはできぬのじゃなかろうか、ことに基幹産業であるから、国家統制的な面にいかなければならぬのじゃなかろうかというようなお話でございますが、戦前からの続きもあったでありましょうが、終戦直後のああいう状態で、国管というような名前の態勢はできましたけれども、内容が非常に入り組んでおったというようなことで、結果的にはうまくなかった。
そんなことでは子供は一人立ちはできません。従ってこの安全教育というものをどういうふうに徹底さしていくか、少くともこれはこの機会に大きく取り上げてもらいたい。たまたまこの事故発生が、麗々しく安全週間と銘打ったこの週間の中に続発しておるのですよ。そういうおざなりのお題目だから、問題は解決されない。
しかもこれが汽車や造船のように政府の援助なくして一人立ちでこれだけのことをやったのでございます。これは政府の今日の方針から行けば当然一層指導育成しなければならない立場にあるではないかと思われておりまするところに、この二十九条の発動がうわさされるや、これが国際的に聞えて行きまして、とたんに九月になりましたらこの輸出の認証高は八月の半分に減っております。
ただ、しかしながらわが国のプラント及び造船というようなものが、今一人立ちで国際競争ができるほど十分な力がある状態まで達しておりません。この点は産業合理化というような基本的な面を押し進めますと同時に、さしあたりここ一、二年の問題といたしましては応急の施策を講じなくてはならぬと考えております。
これに対して一人立ちで機械を更新させろ――もう業界は言葉の手形はあきあきしております。こんなものは不渡りになるにきまつている。そこでやるというならば、ぜひ今ここで輸出振興に対する対策、あるいは機械更新に対する融資、税制措置、これらの具体的措置をはつきりと承りたいものでございます。
そこでそういう農業協同組合を本当に再建するのにはどういう考え方でやるのか、上から何か与えさえすれば、上から監督さえして行けば農業協同組合というものはよくなる、こうお考えになつているのか、どうも私はこの法案に流れているもの、或いは最近の政府のやつておられること、或いは最近の議員立法として出て来るもの、こういうものの一貫して流れているのは、農業協同組合というものはもう一人立ちはできないのだから、上から何
それから場合によると、どなたからか意見がございましたが、しばらくの間は——永久じやございません、航空機産業が一人立ちができるまで、あるいは南の方に輸出ができるまでは、ある程度の育成保護も必要であると思います。
独立したけれども一人立ちはできない、あちらでいじめられ、結局私たちは一応表面的かも知れませんが、こちらの味方になつてくれるアメリカと手を組むよりほかに方法がないのではないか、こんなふうに考えておる次第であります。そうなりますと今度の日米相互防衛協定が一応平和への前提となる恒久平和への一段階と私は見ておる次第でございます。
たとえば技術面においても一人立ちができるということであつたなら、現在すでに大銀行が海外に支店を持つておつて、これに外国為替の取引を現にやらせておるのだから、そういうお考え方から行きますと、今までの通りで一向さしつかえはない。為替専門銀行というものを、法律をつくつて特殊銀行としてつくらなければならぬということはない。
それからいろいろな点で日本の銀行が海外に支店を出すというような場合におきましても、一人立ちではなかなか仕事ができにくい、そういう場合に外国銀行と大体商売関係の契約を結んでおるのでありますが、そういう場合に外国銀行の世話になることもずいぶんあるわけであります。
そういうことになりますと、地方から財源を取り上げてそうして地方をますます困らして、これは地方ではとても一人立ちをしないから、もう制度的にも中央集権に持つて行くというようなことに非常に利用され易いのではないかというような気がするのですが、その点について再度御見解をお伺いしたい。
そういうことは、制度の上から行きましても、またいろいろこれを育成して行かなければならないという強い意味がある以上、何かどうやら一人立ちができるような方法を講じてもらうということに願いたいと思うのであります。私の県は、共済職員は県連の職員として、村の共済組合に駐在するわけであります。その俸給につきましては、村の共済組合が負担をしていないのであります。
講和条約、安全保障条約によつて著しい制限を受けております日本外交は、明らかに今日その自主性を喪失し、国際社会に一人立ちができない半身不随に陥つております。
私は人間小笠原三九郎氏に申したいが、強い者は、あなたの力がそこに加わらなくても彼らはしよせん一人立ちができる。今中小商工業者は、政策金融なくしては破産倒産から回避できないという段階において、あなたの庇護を求めるのに切なるものがある。