1950-07-22 第8回国会 参議院 建設委員会 第3号
○政府委員(伊東五郎君) 耐火建築の方が長い目で見ると結局お得ですというようなことで、国民にそれを周知させまして指導しまして、大いに不燃構造の住宅の普及を図る。こういうことにつきましては我々も十分考えておりますし、今度設立されました住宅金融公庫にもそういう指導をいたしております。
○政府委員(伊東五郎君) 耐火建築の方が長い目で見ると結局お得ですというようなことで、国民にそれを周知させまして指導しまして、大いに不燃構造の住宅の普及を図る。こういうことにつきましては我々も十分考えておりますし、今度設立されました住宅金融公庫にもそういう指導をいたしております。
しかもこれは木造でなく、なるべく不燃構造のアパートを建設しようという計画を進めておりますが、だんだん計画が進んで参りまして、この百分の三十に近い計画が各地であるようであります。これらの会社や法人でやりますものにつきましては、家賃も相当低くきめられるようにただいまのところ伺つております。
しかも前の国会において通過いたしました、いわゆる建築基準法によりますと、相当嚴重なる不燃建築物の規定があるのでありますが、さて実際問題としてなかなかそう簡單に不燃構造の建築ができるというものではないのであります。もし防火地区に入つたならば、そこには住めないという状態になる場合も私どもは考えておるのであります。
四、新たに建設する官公衙等は、原則として不燃構造とすること。 右決議する。 この決議の理由も載つております。 それから各府県の建築行政の担当の係の方の連署で相当愼重に審議をして貰いたいという陳情書が来ておりますが、朗読を省略して速記に載せることにいたします。 それから五大市長の代表として、横浜市長から是非通過するように御盡力をして下さいという電報が参つております。
三、新たに建設する官公衛等は、原則として不燃構造とすること。 四、防火地域内における小宅地の利用を合理化するため、共同建築物の建設を促進するよう適切な法的措置を講ずること。 右決議する。 御承知の通り、わが国は火災国というきわめて恥辱的な別名を冠せられております。相次ぐ火災によりまして、勤勉にして精励なる国民の築き上げた国富を、あたら烏有に帰せしめておる現状であります。
不燃構造の建物を建てなければならぬという制限だけいたしておつたのでは、地元として非常に迷惑するだけのことでありまして、そういうことをするなら、それに対して、私報告にも書いておきましたが、援助するとか補助する。これはなかなか現在の財政、しかもその考え方では困難であろうと思いますが、何かそういう点について、もう少し先ほどのお話以上に突き進んだことを考えておられるかどうかということを伺つておきたい。