1980-11-12 第93回国会 衆議院 外務委員会 第7号
○井上(泉)委員 今後そういう地域の安全ということは大事なことであるし、そしてまた世界どこの地域においてもこういう軍事的な紛争は回避すべきであることは当然でありますが、イラン、イラク両国とも日本とは非常に親密な関係にある国だし、経済関係においても非常に密な国である。それなのに、いま、国連を通じてとか安保を通じてとかいう話をされるわけです。
○井上(泉)委員 今後そういう地域の安全ということは大事なことであるし、そしてまた世界どこの地域においてもこういう軍事的な紛争は回避すべきであることは当然でありますが、イラン、イラク両国とも日本とは非常に親密な関係にある国だし、経済関係においても非常に密な国である。それなのに、いま、国連を通じてとか安保を通じてとかいう話をされるわけです。
まだ深刻でございますが、たとえばイラン、イラク両国とも戦場を国境地帯に限定し、ガルフ一円に拡大するのを自制している、こう言ってもいいのじゃないかと思うわけであります。また同時に、アラブ諸国の懸命の外交努力も続けられておるわけでありまして、アメリカの連合艦隊構想は、西ドイツの反対というかそういう対応などもあって必ずしもうまくいっていないのではないか、こういうように考えるわけであります。
○大村説明員 当初、紛争勃発当時、実は在留邦人の安全とともに船舶及び乗組員の安全について、イラン、イラク両国に申し入れをいたしました。
イラン、イラク両国からの石油輸入はストップしておりますけれども、以上申しましたような態勢でうまくいっておりますというふうに答えているわけで、現状認識はそうでございます。現に灯油なども、十月の値段は私は上がると思いますし、全部が全部中長期的な問題だけじゃなくて、現実の中でもやはり不安情勢はございます。
なるほど、いま大変、終息の方向へ向かわない、むしろ激化するというようなことを非常に心配しているわけでありまして、伊東さんもすでにもうイラン、イラク両国に対して強く要請していることも知っております。
大臣にお尋ねいたしますけれども、本日の外電によりますと、イラン、イラク両国の石油輸出施設でございますけれども、戦争で施設がかなり被害を受けている。その修復も含めて、年内輸出は無理ではないかという形で報道されておりますけれども、いろいろ予算委員会等でも論議されてまいりました。
去る十三日でございましたか、外務省ではイラン・イラク両国に対してホルムズ海峡の安全航行に関する申し入れを行っておられます。そこでお聞きしたいのでありますが、この時期にわが国が両国に対してこうした申し入れをされたねらいはどこにあったのか。事態の何らかの変化がホルムズ海峡をめぐってあったのかどうか、外務大臣、どのようにお考えでございますか。
○中尾辰義君 それから、イラン、イラク両国からのわが国の原油輸入につきましては、先ほど資料で大体イラクが八ないし九%のわが国の依存度があると。イランは四月以降とまっておるわけでありますが、これは大体どのくらいあったのか。それから、イラン、イラクのこの紛争、石油の輸出停止によって、わが国の石油業界ではどういう会社が一番影響を受けておるのか。
○中尾辰義君 それから、これは通産省かもしれませんが、イラン、イラク両国ともお互いに石油施設を爆撃しておるようですが、石油施設の両国の被害の状態、これわかりましたらお願いします。
わが国としては、イラン、イラク両国の間で戦火が拡大していることを深く憂慮しており、両国間の紛争が一日も早く平和的に解決することを強く希望しております。また、このようなわが国の立場はイラン、イラク両国政府にも伝達してきております。
現段階では、今後のことについて正確な見通しを立てることは困難でありますが、イラン・イラク両国間の対立の根は深く、また戦線も膠着状態にあるので、状況はなかなか楽観を許さないと思われます。 わが国としては、日々刻々の状況の把握に全力を尽くし、一日も早い平和的解決のために、わが国として果たすベき役割りがあれば、これを積極的に果たしてまいりたいと考えます。
わが国は、両国間の紛争が一日も早く平和的に解決することを強く希望するものであり、このようなわが国の立場はイラン・イラク両国政府にも伝達しております。
今度のイラクとの文化協定の第四条には、日本とイラク両国が「次の手段により他方の国の文化、歴史、諸制度及び一般的な生活様式を理解することを奨励し、及び容易にする。」という規定がございまして、その実際の中身としまして、美術展覧会、科学展覧会と並びまして考古学展覧会ということが書いてございます。これは普通の文化協定にはない今度のイラクとの文化協定における一つの特徴的な内容であるかと思います。