1959-12-11 第33回国会 衆議院 議院運営委員会 第13号
そこで今回の場合におきましても、私は多くは申し上げませんけれども、日曜日とか祭日とか、そういうものまでも返上して審議をしたが、なおかつそれでも足りないのだというならば……(「野党が応じないのだ」と呼ぶ者あり)これは野党が応じないというだけの、一片の遁辞では許されない。
そこで今回の場合におきましても、私は多くは申し上げませんけれども、日曜日とか祭日とか、そういうものまでも返上して審議をしたが、なおかつそれでも足りないのだというならば……(「野党が応じないのだ」と呼ぶ者あり)これは野党が応じないというだけの、一片の遁辞では許されない。
それは遁辞ですよ。そういうふうに考えますから、委員長におかれても委員会の権威において、正当なる要求は、たとい野党のものであろうとも、当然これは取り次いでいただくべき性質のものだと私は信じます。
まあ、次期国会といえば、通常国会で言ったんだから、次の通常国会だろうなんという遁辞もあるかもしれません。しかし、次期国会という以上は、少くもその次にどんな臨時国会、特別国会が想定されるにしろ、その国会が指向されている。
だから、あなたがそういうような遁辞を設けて責任を回避するということのないように、臨時たりとはいえ、少くとも二週間あなたは所管大蔵行政の最高の責任を負われておるのでありますから、やらなければならぬことは大胆率直にやるように、強く要望しておきます。 そこで、一点伺っておきますが、実は、岸内閣の重要閣僚である池田国務大臣が、先般預金金利の引き下げ、貸出金利の引き下げ、こういう説をなされた。
政府は法律に違反するような事柄でも始終執行しておられるのですから、そういうような遁辞を設けて問題を糊塗し去るということではなくして、選挙公約に減税をやると言っておきながら、本年度は一銭の減税もやらないというばかなことはない。これは私が言うのではない。ちまたのどんな次郎さん太郎さんに聞いても、言うことは同じことです。
沢田全権の話を自分は聞いていないということで答弁を回避されるということになりますと、それは一つの遁辞であると思います。呼び出してここではっきり聞くのも一つの手でありますが、こういうお話があったことははっきりした事実でありますから、こういう考え方について外務大臣の御所見を一つ伺いたい。
それを除いたらこれは何とでも遁辞ができる。そういう場合に、もう少し何とかこれは、何といいますか、勇気をもってといいますか、公正ですね、勇気というより公正だと思うのです。公正にやらなければ、いかに条文だけ整えても結局何もならないのじゃないかと思いますが、どうですか。
○河野(密)委員 日本銀行とアメリカの輸出入銀行との関係だというのは、全く言いのがれの遁辞にすぎないのであります。日本の国が負担する負担がちゃんと特別会計の中に計上されておる。
だれもできないというような人工衛星でさえできている世の中で、小さい船が設計がむずかしいからできないということは、あなたの遁辞にすぎない。昭和二十年の十一月七日に伯方島の木浦で、第一東予丸という百六十一トンの船が突風で沈没しております。それから二十四年六月二十一日に大分県の姫島の東方十六キロで、川崎汽船の青葉丸、五百五十九トンの船がこれも突風で、デラ台風ですかで沈没しております。
いろいろ捕捉ができないという理由はありますけれども、それは遁辞だと思うのです。労働者にとって利益になる法律ができましたときに、それを頑迷固陋な経営者がほっておいて社会保険の保険料を払わないということであれば、——これは自分の利益を守るために法律があるのですから、当然社会保険の適用が受けられる。捕捉が困難だということは、これは完全な遁辞だと思う。
○横山委員 それは少し遁辞というものです。あなたはきのうの多賀谷委員の質問に答えて、第二項の確定分はわしゃ知らなんだ、こうおっしゃった。あの六百円という問題は知らなんだとおっしゃるけれども、どういうつもりでおっしゃったか知らぬけれども、去年の暮れでありましたか、国鉄の〇・一六を中心にして閣議で大問題になりましたね、その以前に知らなんだとおっしゃるならまだいい。しかし今、きのうは四月二十五日です。
それを今さら知らぬとか言って、そんな遁辞はだめですよ。
こういう立場で、今五千三百円ならいいんだというのは、遁辞にすぎない。政治家というものは、いいことはいい、悪いことは悪いと簡明直截に、やはり責任をとるの態度でなければ、一体政治道徳はどこにおいてつなぎとめることができますか。政治家がでたらめな行動をして、その言動に対して全然責任をとらぬというようなことであったならば、議院内閣というものの権威は崩壊してしまう。
○山花委員 遁辞はよしていただきたいと思うのであります。あなたは詳しくその事情を知らずにただ単なる国会答弁として便宜的答弁をしておるのじゃないですか。この建設の許可は航空庁の関係からはっきり飛行機の発着に支障ないという、そういう点も十分手続をとって、東京都の関係も手続が終り、建設省においても計画課長からすぐに建築許可がおりるところまで事務的に問題は進んでおるのであります。
○山花委員 ただいま大臣の答弁によりますと、事の管轄は法務大臣関係の管轄であって、私はよく知らない、こういう御答弁でございましたが、これはおそらく私は一つの遁辞であろうと考えておるのであります。事はアメリカの基地内に起きた問題であり、法律の形の上においてはあるいは法務関係に所属するかもわかりませんが、あなたは今防衛庁の担当大臣として日本の自衛軍の関係をやられておられるのであります。
そういうような遁辞でお逃げにならないで、ほんとうに徹底的に強い大臣の立場で厚生行政を進めていかれることが必要であります。それができないならばみずからほかの人とかわらるべきであると思います。もっと強い態度で社会保障を進められんことを強く要望しておくわけであります。そしてこの一部負担につきまして診療担当者の人が非常に強く反対をしておられます一つの原因には、一般的にはこれによって長期治療ができなくなる。
○森(三)委員 法制局長官はおそらくそういうような遁辞を答弁されるのだろうと思っておりましたが、果してその通りだ。ところが、先ほどから、趣旨とか、目的とか、あるいは内容とか、理由とかいうことを言っておられますが、衆議院の選挙を行うという目的、趣旨は何ら変っておらないでしょう。
こうした論法で、一事不再議の原則に反するような事項を、平気でここでまた再改正をなさるというような現状でございまして、これは、いろいろ理屈を述べましたり、詭弁を弄し、あるいは遁辞を設け、あるいは小選挙区制採用の趣旨、目的上改正したというようなことで、どうもらちがあきません。
○滝井委員 今ごろになってそんな遁辞をしてはいけません。少くとも今度の健康保険法の改正と関連をして、一貫となって、あなた方が金科玉条として掲げてある行政措置は、この官給請求明細書であったはずです。
おそらく、これは案であるから、国会で十分に御審議を願いたい、その過程で間違いがあったら修正をしましょうと、こう言われるかもしれませんが、それは三百代言にひとしい遁辞にすぎません。「民主政治は断じて力による政治であってはなりません」「新内閣は絶対多数の上に立ちながらも、少数党の意見を十分聞いて民主政治を守り、」この言葉を思い合していただきたい。この昨年十二月の言葉を思い合していただきたい。
もし官僚が遁辞として言うなら、大きな問題だと思う。この法務委員会に出て、法務省と外務省とお立ち会いの上で決定してもらいたいんだ。私どもは現に何回それを経験しておるかわからないのですよ。今言うのは出国です。入国のときは、今度は公安調査庁がいろいろ進言する。この前の花村四郎法務大臣のときも、私は劉寧一君の入国について行った。