○稲葉委員 私は、この際、自由民主党・自由連合、新進党、日本社会党・護憲民主連合及び新党さきがけの四会派を代表いたしまして、阪神・淡路大震災復興の基本方針及び組織に関する法律案に対しまして、次の附帯決議を付したいと思います。 案文の朗読により、趣旨の説明にかえさせていただきます。 阪神・淡路大震災復興の基本方針及び組織に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の
○稲葉分科員 私とて自衛隊の存在を否定するものではないのですけれども、ただ、今政務次官の御説明による、自衛隊というものは外国からの侵略に対する防衛本能に基づいた実力組織と、言葉は正確でありませんが、そういった定義づけと同時に、海外派兵ではない、いわゆる派遣なのだという御説明は、依然としてかつての政府からの踏襲であるわけであります。 つまり、日本国民として世界の平和に協力したい、あるいは貢献させていただきたい
○稲葉分科員 今のお答えは、かつて自由民主党が政府・与党を構成していたときの自衛隊に対する見解を引き継がれたものと私は受けとめているのであります。 しかし、一般国民の間で、私も含めてでありますが、果たして自衛隊が必要最小限度の抵抗をするだけの実力を持った組織体、言ってみれば非常に抽象的であって、明確性を欠くそういう定義づけなわけでありますが、実際私たちの感覚の中では、自衛隊はもう既に戦力ではないか
○稲葉分科員 私は、自由民主党を代表して、政府並びに東政務次官に、今、日本国において世界各国から要求されております国際貢献、それに関連する国際貢献に派遣されました自衛隊、この自衛隊の憲法上の位置づけあるいは合憲性につきまして若干御質問申し上げたいと存じます。よろしく御指導いただきとう存じます。 既に世界各国の中で今東西の冷戦状態が解消し、しかしその反面、世界各国で逆に局地的な紛争が頻繁に勃発している
○稲葉委員 ありがとうございます。非常にくどいお話で申しわけないのですが、場面を変えます。 今、私どもの子供たちには塾に通わせていません。そのせいで落ちこぼれるのかもしれませんけれども、本来、義務教育課程の中においては、わざわざ塾等に通わせなくても十分子供たちが学校の授業についていけるような授業内容であるべきだと思うのですが、現実の授業内容、授業時間がどれぐらいのものかわかりません。 また、それと
○稲葉委員 大変ありがとうございます。ただ、もう少し具体的に突っ込んだお話を聞きたいのです。 と申しますのは、私の子供のころというと大分前になりますけれども、よく学校へ上がる前から、幼稚園あるいはその以前から、父親や母親から厳しくしつけられたとは決して思いませんけれども、やはり家庭の生活の中で親の背中を見ながら、やっていいこと、やってはならないこと、言葉には出さなくてもおのずと体得できてきたと思っているのです
○稲葉委員 御質問の機会をお与えくださいまして、まことにありがとうございます。 今ほどは赤松大臣から文教行政の理念につきましてお話をちょうだいしたわけでありますが、このことを踏まえながら、なおまた若干の私の考えを申し述べさせていただきながら、文教行政一般について御質問させていただきとう存じます。 そもそも我が国の文教行政は、明治五年学制施行以来着実な歩みを続け、特に教育基本法等々の施行により、義務教育