1949-11-29 第6回国会 衆議院 建設委員会 第8号
○上林委員 私どもがこういうことを非常に重視するのは、実際零細収入の階級の者が、家を建てるという場合にわずかの頭金ぐらいは用意できる。しかし建ててから困るというのが実情だろうと思います。そういう実状の者に安心して建築できるような法的な方法を十分ひとつ立ててもらいたいと思います。
○上林委員 私どもがこういうことを非常に重視するのは、実際零細収入の階級の者が、家を建てるという場合にわずかの頭金ぐらいは用意できる。しかし建ててから困るというのが実情だろうと思います。そういう実状の者に安心して建築できるような法的な方法を十分ひとつ立ててもらいたいと思います。
○政府委員(永井幸太郎君) 日本が使い得べき金額は、御存じのように二億なんぼの頭金を三割としたのですから、五億ドル乃至六億ドルになります。併しこの回轉基金を運用して何を買うて当てるかということは、只今のところ六千万ドルの綿花、米綿資金だけであります。他にまだ何も決まつていないようであります。
それを頭金にしまして、アメリカに借金するのであります。それを三割と見ておりますから、理論上の最高借り入れられる金額は六億六千六百万ドルになります。今後今年内に三十五億万俵の綿を積んでくれます。それを製品にして約八割を輸出いたしましたならば、来年の今ごろまでには、貿易庁の計算によりますと、五千五、六百万ドルの利益が出るのであります。それをまず内輪に見まして、二億四千万ドルほどになります。