1950-02-15 第7回国会 参議院 予算委員会 第5号
そうしての自分の力で立つて行かなければならないという、ドック・ラインを生かそうということのために、どうしてもここに大きく財政政策の転換を必要とするのではあるまいか。かように考えます。日本経済の自立と申しますれば、私はアメリカのエイド資金の、対日援出資金の金額の推移からもはつきりこれが出ておるのでありまして、昭和二十二年が確か五億四千万ドル程度であります。
そうしての自分の力で立つて行かなければならないという、ドック・ラインを生かそうということのために、どうしてもここに大きく財政政策の転換を必要とするのではあるまいか。かように考えます。日本経済の自立と申しますれば、私はアメリカのエイド資金の、対日援出資金の金額の推移からもはつきりこれが出ておるのでありまして、昭和二十二年が確か五億四千万ドル程度であります。
旧呉海軍工廠及び十一空廠では、施設の諸機械は目下管理工場において保全あるいは一時使用に供されておりますが、この大部分は終戦後いち早く進出した播磨造船呉ドック、尼崎製鉄呉作業所、水野造船所等が管理の任に当つておるのであります。
この間、一方において大連の鉄道工場であるとか、大連ドックであるとか、大きな企業体に数千名の日本人を送り込みまして、最も多いときで約二万二千名の労働組合員、つまり勤労生活者がおつたのでございます。これは終戰以前の日本人の勤労者よりも遥かに多い数字でありまして、関東庁の統計を見ても、二万数千名の労働者がおつたということはなかつたのであります。この外に多数の難民があります。
最後にお尋ねしたい点は、今日かくのごとく海運産業が萎靡沈衰しておるのでございまして、船主といい、あるいはドック会社といい、あるいは港運会社といい、必然の結果として企業整備というものを行いつつあります。私、この際会社の名前はあげませんが、大体平均三分の一ないし二分の一の従業員を首切つております。しかもこの従業員というものは、單なる労働者でなくして熟練の労働者であります。
そういうぐあいに最高十六本の旗を数日間出しておりましたし、私として受けましたのは、区長の不在中に日産の青婦人会に分会もまじえて——そのとき浅野ドックも合同だと言つて來ましたから、それもまじえまして、代表という名前で約四、五十名來ました。それから新鶴見地区という名前で、これもやはり共同闘争を申入れたというので、ちようど区長不在で私が会いました。
従つて七月、八月は底引きの閑散期であり、大体ドックの時期、修理の時期となつておりますので、われわれといたしましては、この期間にできるだけこれを決定するように進めたいと思つております。
從いまして本件は、たとえばある造船所が特殊の船の注文を受けまして、そのためには現在の造船台などを少しく手直しをしなければいけない、あるいはドックをいま三メートル延ばせばよろしいといつたような場合にのみ許可をいたしております。原則として資金、資材の無用なる投入を避けるために、新設につきましては現在は絶対的過剰の状態にありますので、よほど特殊の必要がなければ、許可は困難かと思つております。
自分の方のドックでやる分は差支えありませんが、人数も手薄だしするから、沖の解体を山領に下請させました。こういう例外的なものもございます。
この品物について追求いたしましたところが、この品物は航空母艦隼鷹を解体した際にその船底にあつたものを二十二年四月ごろ第四ドックに陸揚隠匿したと言いました。軍艦の解体につきましては兵器処理の関係もありますから、解体結果報告書が提出せられておるはずでありまするが、本件の資材がいかように報告せられておるかどうかにつきましては、なお捜査の手が延びておりません。
○鈴木(俊)政府委員 このドックという言葉は、やはり文字通りドックでありまして、船だまりを意味しておるのではございません。船舶の修繕施設という廣い意味でドックという言葉を使つておるのでありまして、船だまりという意味ではもちろんないのであります。
その港湾の中にはもちろんドックも含まれている場合も多いのでありますが、そうした言い方をすれば、あえてここでドックと指さなくても、これは港湾一般とか、港湾修築とかいうものがここにあがつてもいいはずであります。これは有力大都市のみならず、日本の市町村全体にまで滲透させる法案でありますから、おそらくさようなものは指しておるまいと思います。
そんなことを言うならば、ドックのほかに近代港湾の施設はまだいくらでもある。ドック一字をもつて近代港湾の施設を表現しておると思うならば、これは大きな思い違いでありましよう。そういう意味ならば、一般港湾施設とやれば文句ないのであります。ドックもはいつておるし、造船所もはいつておるし、あらゆるものがはいつておる。これは実際ドック一つを言つたということになると、非常に妙ちくりんなことになる。
その諸事項なるものを見ますと、相当細かに書いてございますが、例えば水路、自動車道、坑道、船舶、橋梁、港湾のピアー、沿岸諸港及び港湾、カッテイング、公用運搬路、ドック、海水(幅十呎以下のカットのものを除く)地下道、平面軌道、軌道、隧道等に関する法律案をプライヴェイト・ビルでやるのだということを見ますと、相当細かく國会がこういう問題を取上げておるように思われます。