1967-06-08 第55回国会 参議院 議院運営委員会 第16号
民間人でも、国有鉄道の石田さんのような貿易をやった方が鉄道をおやりになったり、あるいは前の鉄建公団の総裁は開発銀行から来られたというようなこともありまして、いままでの経歴というものも、もちろん大いに参考にいたしますけれども、やはり先ほど官房副長官から話がありましたように、その地位につく方の人格なり識見なり、あるいは手腕力量というものを考慮して地位につかせるわけでありまして、役人が必ずしも悪いとは言えないのでございますが
民間人でも、国有鉄道の石田さんのような貿易をやった方が鉄道をおやりになったり、あるいは前の鉄建公団の総裁は開発銀行から来られたというようなこともありまして、いままでの経歴というものも、もちろん大いに参考にいたしますけれども、やはり先ほど官房副長官から話がありましたように、その地位につく方の人格なり識見なり、あるいは手腕力量というものを考慮して地位につかせるわけでありまして、役人が必ずしも悪いとは言えないのでございますが
○木村美智男君 大臣のいまのお答えによりますと、その不採算線区の赤字の問題は、これは性格上公共負担と同じものに考えるべきものだ、したがって、今後鉄建公団が建設するいわば不採算線路については、これは一般予算から繰り入れるかどうかは別にして、とにかく政府が何らかの形で公共的なものとしてこれは償ってやらなければならぬものだと考えておると、これは非常に前進的なお答えで、最近政府の方針がそういうふうになってきたことは
赤字路線の問題あるいは今後の新線の建設問題についていままでたいへん前進的なお答えをいただいて非常に力強い気持ちがするわけなんですが、問題は、この大蔵省の従来の経過から考えてみると、必ずしも政府出資というようなことについて、これは大蔵省来ないから、多少問題が運輸省にもわたっているわけですが、そうその十分な形が、これはもうぜひとってもらいたいと思うけれども、かりにそういうことでない場合には、一体いまの鉄建公団
従来、国鉄といたしましては主として鉄建公団の力を入れております地方開発線というようなものがばく大な赤字をしょい込む原因になる。したがって、そういうものの建設には、そうでなくても苦しい国鉄としてはおのずから消極的になる。
○国務大臣(大橋武夫君) 運輸省といたしましては、要するに、鉄建公団の強化は新線建設事業の促進、またその能率化という点にあると存じまして、促進の根源にありまする財源問題につきまして従来特に政府出資が少なく国鉄出資が大部分でございましたので、これでは国鉄に対する二重投資ではないかというような非難のありました点にもかんがみまして、できるだけ政府出資をふやすように努力をいたしてまいっております。
○説明員(黒住忠行君) 当該会社の四十年度につきましては、数字がわかっておりますが、四十年度の工事額は、鹿島建設二億九千五百万円、それから間組二百万円、大成建設六億六千四百万円、大林組八億三千九百万円、熊谷組五億三百万円、西松建設五億三千六百万円、清水建設一億三千六百万円、前田建設五億八百万円、鉄建建設十一億四千一百万円、それが六千六百万円の債券発行に相応する会社でございます。
○国務大臣(大橋武夫君) 運輸省といたしましては、鉄建公団の機能の一そうの強化をはかりますために、このたび法律案の改正をお願いいたしておりますが、それによりますると、その財源の調達の道となっております債券につきまして、政府保証の道を新しく開くことにいたしたわけでございます。なお、その職員の組織等につきましては、いろいろな機会に増員をはかり、これについて大蔵当局にも要求をいたしております。
したがいまして、昨年度におきましては、金融機関でありますものは鉄建公団と、ほかの公社関係を見ますと、先ほど局長から申し上げましたように、電電公社につきましては関係業者の特別債がございます。そういうわけでございます。
おっしゃっているような趣旨の特別債なり縁故債といったものをおもな機関だけについて見ますと、国鉄、電電、鉄建公団あるいは地方団体、この四つだけについて見ますと、四十二年度三千九百八十七億円という数字になっております。
次に海峡連絡線の本四関係でございますけれども、これにつきましては現在調査の段階でございまして、数億ずつの調査費をこのところ充てておるわけでございますが、何ぶんにも技術的な問題が非常に大きいものでございますから、現在鉄建公団と建設省——建設省は海峡道路橋の関係でございますが、これを道路と鉄道の併用橋にしたほうがきわめて合理的であり、有利ではないかということで、現在のところ併用橋の計画をもちまして、公団
これにつきましては、目下現地におきまして鉄建公団と江若鉄道の間で交渉が行なわれておるのでございます。江若鉄道といたしましては、この湖西線ができますれば、全く用をなさない鉄道ということに相なりまして、廃線せざるを得ない。
鉄建公団は無償で貸しつけるような地方開発線というものを建設する使命を帯びておるわけでございまして、この意味からいたしまして、この政府出資というものはさらに大幅に伸ばしていただきたいというわけでございます。当初われわれといたしましては、四十二年度におきまして政府出資、二百五十五億を要求しておったのでございます。
○山崎(始)委員 本年度の調査費は、本四連絡橋に関して、これは運輸省、主として鉄建公団のほうになりますが、建設省のほうで約十億前後だという記憶なんですが、そうでしたね。
これに対しまして、四十二年度といたしましては、約二億余りの金をつぎ込みたいと、現在鉄建公団の予算の線別の配分を検討中でございます。大体私どものほうの見ておりますのが約二億何がしというふうに踏んでおるわけでございまして、極力用地問題を早期に解決でき次第促進できるものと考えておりまして、工事の全通までにはやはりまだ、三年ぐらいかかるのではないかと考えております。
○増川政府委員 江若鉄道に関しましては、国鉄の新線であります湖西線と平行する分は大体五十一キロでございまして、このうちで現在の鉄建公団が計画しておりますのは、その五十一キロのうちの約半分ばかりの二十七キロくらいでございます。その点で鉄建公団がこれをどう評価をして質収するか。江若鉄道といたしましては鉄道の廃止に伴います。
これは新聞に書いてあることですけれども、つまり百数十万円か鉄建建設からもらった金を、大阪工事局次長が、国鉄の運営のために使ったんだというふうな書き方をしておるわけです。
それはあの新聞発表を見てまいりますと、私が五日の委員会において質問をいたしましたそれ以後において、大阪工事局とそれから鉄建建設の会社との間におけるところの汚職に関連をして、引き続いて逮捕された者が四、五名あるようであります。そしてつい先般には前大阪工事局の局長、これが現在、東京におったそうですが、それも召喚をされて、そしてこれは大体逮捕も間違いない、こういうふうになっておるのであります。
要るからしかたがないから工事局次長が鉄建建設の会社に対して金をよこせといって、そしてその金を出さしておる、こういう書き方をしておるんです。だから、そういう国鉄の経営のやり方そのものが正しいとは思えない。それから、もちろん金がないからおまえのほうから何とか少し融通をしろというやり方もよくない。言われたからといって、また出す必要もない。そういう関係を明らかにする必要がある。
鉄建建設の大阪支店次長というものですね。結局前任者が鉄建建設の大阪の支店次長になっていった。そうしてその後任者の工事局次長が金をもらったとかもらわないとか、こういうことで逮捕されたというのが記事になっておるのですが、これもやはりそのつながりというものが大きい糸を引いておると思うのです。新聞には悪口を書いてありますが、そういうふうに天下りしていった。
これはいまのような形で国鉄と建設省なりそういうものの協定ですか、鉄建協定というか、あの協定でうまくいくのかどうかという問題が一つあるのですが、あれをもう少し改善しなければいかぬじゃないか。もう少し手っとり早くというか、ぴたっとできるような方法を考える必要があるかどうか、そういう点、実際におやりになる面で国鉄側としてどうですか。
けれども、この建設公団をつくって、先ほど鉄監局長は、赤字になるのか黒字になるのかという気のいいことを言っておりましたが、私たちはそんなことじゃなくして、鉄道建設公団というものは、もっとブレーキのかかるものであって、不必要な線路については、たとえ鉄道敷設法があろうとも、そういうものは、もう永久に墓場に送り込んでしまうのだ、必要なものについては鉄道建設公団、運輸大臣、それから鉄建、そういうところのいわゆる
、こういうものは、これも前会お伺いしましたが、これを再検討して、そして整理するように——必要なものは必要としてすみやかに建設する、それからとうてい見込みのない、不可能だというようなものについては、そう大して政治的配慮をすることなく、別な方法で、いわゆるバスに切りかえるとかトラックに切りかえるとか、そういう方法を講ずることによって、これらに対しての終止符を打つ、こういうことについて、運輸省当局として鉄建
○肥田委員 そうすると、大臣、何ですか、運輸省当局としては、この建議に対してどの程度の積極性を持っておられるかということをわれわれは聞きたいわけですが、要するに、着工線あるいは調査線、こういうふうに具体的に鉄建の方で建議して参りますると、片一方では、予算措置はおれらの方で何とかあとからしてやろう、これの法律だけは先に通しなさい、こう言う。
聞くところによりますと、鉄道建設審議会の中でいろいろと論議されておったようでありまするけれども、特に田中政調会長は、まるで池田総理が言われるように、鉄道建設のことは鉄建にまかせなさいという、こういう言い方にひとしいようなことを言われておりますので、一体鉄建が金を作る方法としては、どういうことを考えておられるのか、これを伺っておきたいのであります。
たとえば運輸審議会を通す手段と、それから鉄建を通すのとは、おのずからそこに相違があるのですから、そういう形を検討されていいんじゃないか。私は、そのことを経済企画庁長官にちょっと水を向けたのですけれども、運輸省を差しおいてはおそれ多いということでお答えがなかったのですが、そういう問題を考えることは、時期尚早ですか。これだけ最後にお伺いして、私の質問を終わります。
将来の鉄道新設の手段として、こういう手段はやはりそのときに必要なのであって、本来はやはり鉄建にかけてやるべきものなのだ、こういうお考え方なのですか。
それとも鉄建から回ってきたから、これはこのままうのみに通さなければいかぬだろう、こういうふうに思っておられるのですか。
運輸省の方も鉄建の方も意見は一致しました、ということなら私はがまんする、こう言って帰ったわけです。こういうことになるのですよ、いろいろなものを持っておると。私はそれを言っているわけなんです。大なり小なり、運輸大臣がおっしゃるようなことはあります。あるけれども、いつまでも金魚のようにけつに長いふんをくっつけて歩いていては、これをいつかふっ切らないと、からだを巻かれてしまって動けなくなる。
○肥田委員 出されております九件の中で、やはり先ほど言った論法から、はなはだ失礼な言い分ですけれども、鉄建でどのような建議、審査が終わってここに持ち出されてこようとも、私はこの中には取捨選択の序列をつけるべきものがあると思います。今まで習慣上これを全部うのみに認めておったということなら、やはりこの際個々に十分審議すべきではないか。
請願第十七百八十六号日の影、高森両駅間鉄建敷設促進に関する請願、請願の要旨は、日豊線延岡より分岐する日の影線は、日の影を起点としてしるため、本線路の使命を十分に発揮できない実情にあるから、沿線の豊富な鉱物資源及び林産資源を開発し、地方産業の振興と文化の向上を図るため、日の影、高森間の鉄道敷設を速かに実現せられたいというのであります。