1954-08-12 第19回国会 衆議院 通商産業委員会 第62号
これは前に再三お話した例の日英会談から生ずる毛製品輸入、これの跡始末の具体策につきましては、大臣も前の次官の古池さんも、あなたのおつしやる通りだから早急にその対策を立てますとおつしやつたわけでありますが、その後いかように相なりましたか。
これは前に再三お話した例の日英会談から生ずる毛製品輸入、これの跡始末の具体策につきましては、大臣も前の次官の古池さんも、あなたのおつしやる通りだから早急にその対策を立てますとおつしやつたわけでありますが、その後いかように相なりましたか。
それで実にふかしぎきわまることには、これほど外貨が足りない足りないというときに、二百万ポンドの毛製品輸入ということが約束されて来ておる。英国の毛製品はぜいたく品でございます。なるほど値段は日本のものよりも安いけれども、日本に持つて来ればこれははね上つて来る。
そういたしますと、結局製品輸入業者に対しまして非常な影響を与えるということになりますので、ガソリンにつきましては、先ほども申し上げましたように昨年よりもよけいに三十万キロリツトル程度認めましたが、重油につきましては昨年よりもある程度減つておるのじやないかというふうに考えますので、そのかわり精製業者が原油と製品と両方輸入しておりますが、この製品輸入は精製業者は原則としてやめてもらつて、そしてその分だけは
この石油につきましては重油と揮発油の年間の消費量はそれぞれさつき申上げたように五百三十七万キロリツター、二百三十七万キロリツターというふうに考え、それから輸入原油の処理量を一日当り十二万五千バーレルと想定いたしまして、製品輸入の重油を二百二十一万キロリツター、揮発油を二十六万三千キロリツター、それから年間の買付量の原油を四千六百四十一万三千バーレル、重油を二百十四万九千キロリツター、揮発油を二十九万八千
○赤路委員 昨年度八百六十万キロリットルのものが、本年度は原油及び製品輸入をまぜて八百九十四万キロリツトルで、三十四万キロリットルふえておるわけでございます。しかし全体の国内需要量は昨年よりずつとオーバーして来ると思うのであります。
それから燈油、軽油については、製品輸入ははとんど考えておりません。原油を買つて来て精製してつくるというふうに考えております。それから重油について、は、五二百三十七万キロリットルのうち、約三百四万キロリットル程度が原料からつくるものでありまして、残りは二百三十万ちよつとと思いますが、これが製品を買つて来る製品輸入でございます。
なおもし製油会社の方でそういう情勢になりましたときには、これは先ほど申し上げましたように製品輸入を二百三十万以上入れることになつておりますから、その入れるときにちやんと条件をつけまして、C重油を入れるとかあるいはA重油を入れるとかいう条件をつけることは、外貨の割当の関係から十分できますので、もちろん四半期ごとにやるわけでありますが、その際十分そういう措置はできると考えております。
明年度におきましても、製品輸入は大体本年度とかわらない程度には行つて参るつもりでおります。これは鉱山局長の方から申し上げた方がいいと思いますが、ただ国内の施設等もだんだん改良されて参りまして、日本の国柄から申して、なるべく原料に近いものを持つて来て、国内で精製するという方が、原則論としてやはりいいんじやないかというふうに考えております。
戦争に負けてから、日本の製油施設がほとんど外国資本によつてひもつきになつたそのあかつきには、今度は製品は輸入させない、原油を入れなければいかぬというような理論が打立てられて、戦前はそういう比例であつたにもかかわらず、今日では製品輸入はほとんど行われないで、原油輸入でほとんどまかなわれておる。
これは製品輸入の方が有利であるということを物語つておつたわけであります。しかも理想的な競争が行われたために、世界で最も安い油を使つておるということを言われておつた、うらやましい市場なんです。
もう心配はないのであつて、製品輸入はむしろ阻止する方向に動いて、原油で行くべし、一種の橋頭堡をそこに築いた。そういうことがさつきの出光さんのお話の断片にもうかがえるのである。
それだから、これを言いかえてみますと、製品輸入は輸入業者にまかす、原油輸入は製造業者にまかす、こういうふうになつたらまだ幾らか公平かと思つております。
私は全文を全部見通しませんからよくわかりませんが、そういう点に対しまする従来の製品、輸入品を入取するまでに余ほど簡易化されたというようなことがありますかどうか。その点を一つお伺いします。
輸入と生産の数字は、ここにございますように、輸入量が二百八十一万、生産量が二百五十七万と、大体におきまして追加繰上げの措置がなかつた場合におきましては、おのおの二百五十万キロ程度の生産あるいは製品輸入ということに相なつております。
それから今お話のありました製品と原油の輸入の割合、この問題につきましては、ガソリンにつきましては大体一割五分程度を製品輸入として考えております。それから重油につきましては半分程度、これが製品輸入でありまして、それ以外は機械油が或る程度入つております。
その次の揮発油は、これは相当原油の処理が殖えましたので、製品輸入を削りまして今回は八万キロリットル程度ということにいたしました。 その次の頁に参りまして機械類でございますが、これは六千二百三十八万という数がつけてございますが、これは外貨予算の規模といたしましては従来にないほど大きくなつておりまして、これは主として合理化用の機械を考えておる次第であります。
二十七年の一月から十二月までの実績によりましては、羊毛の輸入高が五百二億九千四百八十九万二千円、毛製品輸入高はこれは主に英国の高級毛織物でございますが、十八億三千五百五十九万九千円、輸入高計が五百二十一億三千四百十九万一千円でございます。これに対しまして毛糸の輸出、毛織物の輸出、その他毛製品の輸出を入れまして十四億三百六十九万八千円でございます。
それで勿論アメリカとの外貨導入の場合は、向うの製品輸入と、これは何というんですか、バーター的になる。こういうので、日本でできますけれども輸入しなければならない、こういう問題はあるかも知れません。併しそれにしても一つ大蔵大臣は、この点は、一つ、私は大いに問題だと思いますので、それで私は実はこの暫定予算の六条があるので調べ出したんです。
すなわち外国の毛製品輸入が、過去におきましてはOSS、SPSの独占になつておつたのでございますが、これが独立と同時に日本の輸出入の商社に許されましたおかげで、バイヤーが日本の市場を独占しておりましたものが許されなくなつたために、内地の消費者価格が引下げられて参りました。
私どもの関係しております綿紡績業の本来の使命であります輸出振興の立場から具体的に意見を申し述べますと、輸出産業としての綿紡績業が綿製品の輸出振興をはかるためには、当面問題になつておりますことだけでも、第一に、国際協調の精神を尊重して、いやしくも国内業者の無制限な競争から綿製品相場が不当に低落し、タンピングの誤解を生ずることによつて、結局はわが綿製品輸入抑制の口実を与えるようなことを避けること。
○小野哲君 そういたしますと、これは昨日産業局長と私との間で、製品輸入の関係でいろいろ意見の交換をいたしたわけでありますが、私の要望といたしましては、只今お話のありましたように、石油、特にガソリン価格の適正化を図る意味においても、又優秀なガソリンを確保する意味におきましても、どうしても製品輸入を今後更に増加する必要がある、こういう考えを持つております。
○政府委員(渡邊逸亀君) ガソリンの製品輸入も行われることでございますし、製品輸入をいたしますと、現在のマル公以下の価格で売ることが可能でございます。そういう意味から、ガソリンの価格はむしろ下る可能性のほうが強いのではないかと考えております。
○政府委員(板垣修君) 製品輸入だけを別枠にしたわけでありませんで、製品輸入のうちの揮発油輸入だけを別枠にしたわけでございます。その他の製品については原油と同じでございますから、大分進歩をしてもう一息というところでございます。
従つて私どもはガソリンの統制を撤廃することがいいか悪いかということを相当以前から検討を加えて参つたのでありますが、大体この程度の量が確保されるならば、余り大きな変動なしに価格「は維持できるんじやないか、或いは現行の価格よりも下廻つた価格でも十分に処理ができるんではないかと、こういう考え方を持つておりますのと、同時に製品輸入を或る程度認められることによつて、国内の精製業者の結局高オクタン価の精製というものがだんだんと
先ほどお話かございましたように、一昨年、昨年、本年と、こう比べて見ますると、倍近くの増加を毎年いたしているような状態でございまして、こういう点からやはり相当量の製品輸入をいたさなければならんということで、量的にも或る程度の製品を輸入するということに相成つているのでございますが、同時にお話のように質の問題からいたしましても、やはり輸入自動車あたりか使いますガソリンについてはかなりオクタン価の高いものでなければその
まあ私の聞いておるところによれば五十五乃至六十五オクタン価ぐらいのものではないか、かように思うので、幸い外貨予算の運用からいつて、当初三万キロリツトルの試験用の製品の輸入を認められ、又昭和二十七年度においては二十四万キロリツトルの製品輸入を実は認められることになつたわけなんで、この点は極めて結構だと私どもは思つております。
CIF価格、この関係でございますが、私らの承知したところによりますと、最初、今日本に来ておるところの油はアメリカの数社の独占的の事業になつておるから高い、製品を輸入することになると、アメリカには小さな工場がたくさんある、これらの工場といえども一つの工場で日本の需要量ぐらいを満たすことができる程度の工場でございますが、これらのものが競争をするというようなことになれば非常に油も安くなる、こういう観点から製品輸入
今後の供給状況と申しますか、これは製品で入つて来るか、原油で入つて来るかということによりまして——原油がうんと入つて参りまして製品輸入が困難ということになりますと、原油から出て来る主として燈油ですが、そういうものが余つて来るという問題もあるかと思います。それから統制をはずしましたもの——潤滑油ですが、これは御承知のように品質のごく上等のものはできませんので、これだけは輸入でございます。
以上申述べた通り、我が国の綿紡績設備は国民経済の現状に照らし相当過剩であり、従つてその生産量も内外の有効需要に対して多きに過ぎるため、自然業界の安定を妨げ、同時に外国の不必要な危惧心を招き、これを漫然放置しておく場合においては或いは日本綿製品輸入抑圧の口実を供する虞れなしといえないから、本問題の適切な処理は一日も速かなるを必要とすると思う。