1950-09-27 第8回国会 参議院 通商産業委員会 閉会後第3号
輸出金融金庫を構想いたしました基礎になりましたものは輸出金融なかんずく有機化学工業の金融につきましては、国際競争力の点でございますとか、或いは製作に長期の製作期間を要する点でありますとか、金額が非常に厖大であるというような点から考えまして、特殊な金融措置を講じませんことには、今後我が国の基幹産業となるであろうところの機械工業の市場開拓のためにする輸出が、なかなか困難であろうという前提に立つて、或いは
輸出金融金庫を構想いたしました基礎になりましたものは輸出金融なかんずく有機化学工業の金融につきましては、国際競争力の点でございますとか、或いは製作に長期の製作期間を要する点でありますとか、金額が非常に厖大であるというような点から考えまして、特殊な金融措置を講じませんことには、今後我が国の基幹産業となるであろうところの機械工業の市場開拓のためにする輸出が、なかなか困難であろうという前提に立つて、或いは
今回のラングーン展出品に関する帰朝報告は只今渡航代表諸氏より御報告申上げましたが、昨年八月本計画発表以来十ケ月、その間政府関係御当局の強力なる御指導、出品協議会委員の熱意ある準備、渡航者各位が終始渡航の使命に徹せられ、遺憾なく日本代表としての真面目を発揮されました輸出振興、市場開拓への強い希望のいたすところでありますが、かかる成果を見るに至りました偉大なる力は本計画初期において国会の絶大なる御支援、
あるいは共同施設、先ほど小坂君が言うたように、協同組合下の共同施設の補助金、海外市場開拓に要する経費、国内市場開拓に要する経費、これが全然ここに見受けることができない。單なる事務費にすぎない。こういう状態では、私は政府が中小企業は死んでもしようがないと言つたのは、まことにほんとうであると感ずるのであります。これでは中小企業に対して、第三期の肺病人に自転車競走をやれと言うことにほかならない。
その内容は、中小企業のために、特に政府予算をもつて出資金として計上する百億円、その次が同じく中小企業金融損失補償基金四十億円、その次が、同じく合理化のための施設改善補助金二十億円、その次が、中小企業振興に関し、都道府県への補助金十億円、次が、中小企業共同施設補助金十億円、次が、中小企業のために海外市場開拓に要する経費十億円、次に、同じく中小企業のために、国内市場開拓に要する諸経費六億円、最後に、中小企業振興指導
市場開拓は従来問屋の任務であつたのでありまするが、それが往昔の実力を持たんとすれば、織物業者はみずからの力によつてそれは協同組合を通じて切り拓いて行かなけれげならないのであります。 金融問題からの必要に迫られてではありますが、秩父の組合が十月から共同販売の実施に乘り出したというようなことは、注目すべき事実ではなかつたかと観察したのであります。
而も他方輸出貿易の不振は、單に海外市場開拓によるだけではなく、国内市場の培養、拡大、安定を必要とするのでありますが、これに対して補正予算は国内需要を極度に抑えるところのデフレ予算であります。政府は常に貿易の重要性を唱えておりまするが、実際に行なつているのは貿易の進展を阻むところの政策であると思うのであります。
本請願の要旨は、今般政府は寒天の品質改良、原藻輸出、新市場開拓等のために資金、資材、加配米等の的確なる裏づけを保障する自信を失い、原藻に対する統制撤廃をはかられているが、そういうことになれば、採草漁民はリンク制物資が配給の対象から除外された上、採草時期と原藻の消費時期とのずれにより徹底的にこれに拍車をかけられ、漁民はその犠牲によつて生産物を全面的に收奮されることになるから、急激なる撤廃措置をとりやめること