1974-03-08 第72回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第4号
それからまた長期的な解決点がありますけれども、いままさに解決しなければいけないのは飼料問題と、それからやはり価格問題だと思います。
それからまた長期的な解決点がありますけれども、いままさに解決しなければいけないのは飼料問題と、それからやはり価格問題だと思います。
飼料問題、畜産問題の危機であるけれども、それでは、えさが上がったからダウンしていいんだ、生産ができるときには生産を伸ばせばいいんだ、北海道とか東北の数県に重点を置けばいいんだというわけではないでしょう。それでは困るわけです。
そこで、いま答弁があったような若干の食い違いがあったにしろ、生産者側代表から、飼料問題について、四月から価格で吸収するとしても、吸収できないところの二月、三月分について、農民の負担を軽減するよう補てん等を講ずるべきだということの要請が強く出されたということであります。
畜産問題、特に飼料問題については、さる二月二十一日、当委員会で、畜産振興審議会の懇談会が開かれるということで政府にきびしく追及したところでありますが、二月二十五日、かつてない畜産危機のもとで懇談会が持たれたわけであります。
特に畜産振興審議会の件につきましては、御決議の趣旨にもかんがみ、来週早々にも審議会委員懇談会を開催いたしまして、飼料問題及び畜産振興のための方策につき委員の御討議をお願いする所存でございます。
この例を見ましても、いまの畜産問題、飼料問題がどのくらい深刻な危機に直面しているかということが明らかです。二月十五日の審議のときに、私は、共産党の政策を対置しながら、幾つか畜産の基本問題で質問しましたが、きょうはそのとき触れなかった別の問題を少し論議したいと思います。
○瀬野委員 そこで、私は、この飼料問題は、時間の制約もあるので少しはしょってやりますが、国際資本、すなわち穀物商社というのが、普通、三大メジャーとかあるいは四大メジャーとか言っておりますけれども、カーギル、コンチネンタル、ブンゲ、トレダックスといったものがあるわけですけれども、日本も、ほとんどこの商社との話し合いによって出されてきております。
特に畜産危機の中でも当面の飼料問題、これは先ほども諫山委員からお話しがありましたし、私はこれを重複してお話申し上げることをできるだけ避けたいと思うのでありますが、特に昨年から問題になっております加工原料乳の価格、これがまた御承知のとおり、来月末ぎりぎりにはきめて四月一日に告示しなければならない、こういう時期的な問題がございます。
○瀬野委員 飼料問題については、本日も大会がございますし、さらにまた、今後の畜産危機打開のためには、これはいろいろと問題点がございます。いずれ、また、当委員会等で関係省庁と詰めていかなければならぬと思いますが、重大な、せっぱ詰まった、ぎりぎりのところまでもう来ているという状況下にございます。
○瀬野委員 次に、畜産問題、すなわち飼料問題について若干の質問をいたします。 本日は、午後一時半から、畜産危機突破緊急全国農協代表者大会を開いて、各党もまた激励等をすることになっております。さらに、昨日からは、茨城県の畜産団体等が中央会並びに全農にすわり込みをするという緊迫した情勢下に置かれております。
○瀬野委員 そこで、飼料問題で、こういうふうに電力または石油の不足が先行き暗い状況下にあるので、いま、各有識者の中でもいろいろ検討されておりますけれども、飼料の配合をする場合に、国内の飼料工場で、現在ペレット飼料が多いから、石油、電力が多くかかっているということになっておるわけですけれども、マッシュ飼料に切りかえる必要があるんじゃないか。そして、包装もバラタンク方式にする。
○小坂国務大臣 飼料問題は、最近国際価格が非常に高騰いたしておりまして、その関係もございまして、昨年十二月以降本年三月までの間に、トン当たり約八千円、さらに九月に入ってからトン当たり約一万円の値上がりを見ております。
また、こういういろいろ問題が起きておりまするから、飼料問題について特別立法までいたし、過剰米や政府麦類を安い価格で放出するようなことにおいてもお願いするとか、あるいは今回のような所要の措置を講じて、それもなお政府が一般会計から補てんするか、しないかというような問題も残しておる。
○塩出啓典君 いま中村委員のほうから畜産の当面する問題、飼料問題、緊急対策、そしてまた、乳価あるいは豚価の問題等についていろいろ質問があったわけでありますが、私は質問は重複を避けまして、本日は特に輸入のいわゆる牛肉あるいは豚肉、そういうような問題についての農林省の姿勢と申しますか、そういう点について二、三お聞きしたいと思うんです。
こういった意味で、この問題の締めくくりとして、大臣、ひとつ第二食管といわれる畜産に対するあなたの認識のほど、そしてこの畜産の危機に際して、ほんとうにこの飼料問題を救う。この飼料問題を解決すれば乳価または加工乳の手当てもいわゆる冷やすことができるわけですから、こういった重大な問題をかかえておるときに、あなたに対して緊褌一番の交渉また折衝を私は強く国民の名においてお願いするわけです。
○櫻内国務大臣 私は、そう言っては恐縮ですが、たいへん考え方が単純でございまして、今回の飼料問題では、玉と申しましょうか、物につきましては大体手配はできておるが、しかし、いかんせん価格の騰貴があって非常に困ったものである。そしてそれに伴うところの影響というものをどういうふうに解決をしていくのか。
再び九月以降の飼料問題の危機を迎えて、大臣は、こうした事態に対処してまずどのような責任をお感じになっているか、それをお尋ねいたします。
時間がありませんから、一括御質問を申し上げますが、飼料問題、畜産振興上の重大問題である飼料問題については、お話がありましたように、九月末を切りますと、これはもう原料的にも全く枯渇をする、あるいは価格の面においても大幅の値上げは必至である。
そういったことで、日本はどうしてもアメリカに依存をせねばならぬ飼料問題等がありますので、その見返りとしてアメリカから強い要請がないとも限らないと推測するわけです。そういったことを踏まえて、農家のために、農家出身の田中総理は断固としてアメリカに対処していただきたい。このことの決意をひとつ伺いたいのであります。
○瀬野委員 十三日に帰国するということでございますので、またその時点でいろいろと内容等明らかになると思いますので、お伺いすることにいたしますが、大豆にしても飼料問題にしてもたいへんな、国民が重大関心を持っている問題でございますのでお尋ねするわけです。
○瀬野委員 飼料問題並びに麦作振興の問題を若干と、さらに、去る七月三日以来質問をしておりましたチルドジュース工場の一元化問題、この三点にしぼって質問をいたします。 まず最初に、七月三日以来四回にわたっていろいろ質問してまいりましたが、その後詰めてない問題等もございましたので、若干補足的に質問をいたしたいと思います。
せっかく船がありながら、飼料を運ぶのにコストが高くつく、むしろチャーターしたほうがいいというようなことで、これは全農民のいわゆる一番上部団体である全農においてこの全購連丸等の船が円滑に運営されないということになりますと、ますます今後の畜産農家に対する飼料問題その他がたいへんな問題になると思うのです。
○瀬野委員 富山県の飼料問題については、配合をこういうふうにしたというのは、全農からいろいろと連絡を受けてやっているというふうにもいわれておりますし、さらにこの問題が起きた関係から、全農としては秘密裏のうちに配合したことを手を回して中止させているということもいわれておる。
○中尾政府委員 飼料問題が、非常に不足してきまして、いろいろと国際的にも物議をかもしている問題でございますが、ごたぶんに漏れず日本の国内におきましても、先生御指摘のとおり、飼料問題は日を追っていろいろの問題が起こってきておるわけでありまして、配合飼料の問題等もその一環かと思うのでございます。
十六日といえばもはや目睫に迫っておりますが、その辺の政府として、農林大臣としての御所信を——特に飼料問題にも関連をいたします。非常に事は重大でありますので、十分対処していただきたいと思いますが、この際御所信があれば承っておきたいと思います。
なことがわからないのでありますが、チリのアンチョビーが全然漁獲がなくなって、その結果、これはほとんど全量フィッシュミールに回っておりまして、多少サージン等のかん詰めになっておったようでございますが、これがえさの不足という形で世界的な形で飼料不足の大きな原因になりまして、これはほとんどアメリカが大量に購入しておったわけでございますが、それがだめになりまして、さらに大豆等の不足ということも加わりまして、この飼料問題
お話のとおり、畜産につきましては今日諸般の困難な問題が多々あるわけでございますが、特に一番基礎をなします飼料問題についての対応が重要であるということについてはお話のとおりだと思うわけでございます。
次に、飼料問題に入りたいと思いますが、飼料にいたしましても、大豆かすが今度は契約の四〇%しか行なわれない。魚かすに代用する大豆かすが入らなければ、一体これにかわるものがあるのかどうか。これに対して飼料の問題に対してどうするのか。
そういう意味において、では私どもは抜本的にどう考えるかということになりますと、先ほど来答弁申し上げておりますように、これは当然私どもが力を入れてやっていかなければならぬという十分な措置の中で、目下一番問題になっております濃厚飼料、粗飼料の問題はただいま局長が答弁したとおりでございますけれども、さらにまた今回の飼料問題でも、買い占め、売り惜しみのおそれというものが当然ある場合には、今回成立いたしました
それから濃厚飼料の原料たるトウモロコシ、コウリャンにつきましては、過去の港湾ストや海員ストなどの不測の事態も考えまして、あるいは今回のような国際需給の逼迫による価格の高騰にも考えまして、輸入の安定的確保ということで、先ほど申し上げましたような、開発輸入、あるいは輸入先の多角化等を考慮に入れて努力をしておるわけでございますが、さらに飼料問題研究会におきまして、広く関係者の意見を徴しておるところでございます
農協にしても七月以降の飼料問題がまた相当心配だし、大豆の不足も先々見えておる。いわゆる商社の対策等もよほど強化していかなければ、たいへんな問題がまた七月、八月、ことしの下半期に起きてくるということはだれしもが感じておることだと思います。