1962-04-25 第40回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第22号
何も八木沢博士に抗議を申し入れるわけじゃないのですけれども、私の体験から、圧力がまで百五十度でも百八十度でも殺菌して、全然微生物が出ないのかというような試験も、ずいぶん世の中で行なわれておるようなことも知っておりますし、また、えてして、見も知らないような菌が出てくると、これは雑菌が入ったと片づけていく。片づける方の落ち度がある場合もあるわけですね。ですから、そこをもう一ぺん。
何も八木沢博士に抗議を申し入れるわけじゃないのですけれども、私の体験から、圧力がまで百五十度でも百八十度でも殺菌して、全然微生物が出ないのかというような試験も、ずいぶん世の中で行なわれておるようなことも知っておりますし、また、えてして、見も知らないような菌が出てくると、これは雑菌が入ったと片づけていく。片づける方の落ち度がある場合もあるわけですね。ですから、そこをもう一ぺん。
○齋藤(憲)委員 ここには、田崎博士のお説によりますと、「その新薬の発見者が言うように、そのようなバイ菌がもしも出たと仮定するなら、それは培養の過程中に偶然混入した雑菌、つまり枯草桿菌ではないかと考えられるわけだ。そして多少の薬効があるならば、この枯草菌からとった多糖類の効果かも知れないと私は想像している。」ということが、今の話によると全く当たらない。
私ちょうど現場を見ておりますので一番申し上げられるのですが、私の結論は、バイラスが桿菌になって枯草菌になるのではなくて、培養法が悪いから雑菌が混入してきたのだ、明らかにそれが言えると思います。もう一つ、初めのうちには細菌濾過器を通して、こした液からまた菌ができてくるというのでありますが、この滅菌が不完全ならば始終そういうことが起こります。科学的にはあくまでも再現性がなければならぬ。
全部滅菌いたしますので、他の雑菌があっても滅菌される。だから來雑物として若干残る可能性はありますが、いわゆる非常な毒力を発揮する、病気を起こすということにはならない。
むしろ雑菌等が入る、あるいはひからびたものを持ってくる。なお、一番最近頻発しておりますのは、実はこういうような飲食店等で、少しでも腹工合の悪い人が、他の人の便を分けてもらって出すという例が非常に多い。
じますが、そういう事故のあるために予防接種というものに対して非常に危惧の念を一般の力に抱かせるということは、これは避けなければならないことでございますので、まあ先ほど申し上げました京都の事件は、これは非常に世間を騒がした重大な事故でございまして、それを契機といたしました関係もございますが、その後、予防接種に使いますワクチンの検定、これは国家検定で厳重に効力なり、あるいは安全性というものを、それから雑菌
井戸水につきましても、浅い井戸でございますると、雑菌その他の衛生上の見地から憂慮される状態も起ってくるのであります。現に大阪の堺の刑務所におきましては、昨年の夏には、井戸水が原因になったと思われるのでございまするが、腸チフスの集団的な発生があったのでございます。こうい問題もございましてこの水の問題を解決するということが一つの刑務所の施設改善の大きな眼目でございます。
一般的に申しまして地下百尺以下に堀り下げますと、地表の水を浸透しない粘土層が必ずその間にあるのでありまして、それ以下からとる水は、地表水に含まれている雑菌がまじらないというのが常識になっております。そこで刑務所の場合には、工場の前例を調べるまでもなく、飲料水に適する水が得られるものだと判断をいたしましたのでございましてこの点は、今日になって考えてみますと、いささか軽卒のきらいがあるのでございます。
○竹内説明員 当初大腸菌等の検出があったわけでございますが、揚水を継続いたしておりますうちに、大腸菌等の雑菌はすべて除去されておりまして、水質試験の結果陰性に鑑定されております。
これは厚生省の検疫官がサンプリングして衛生試験所で培養検査した結果、この程度の雑菌であるならば加熱をすれば差しつかえないという指示証を受けまして、その指示に基いてそういった方面の業者に払い下げをいたしておるのであります。
で、百尺以下になりますると、百尺までの間に粘土層というものが必ずあるのでございまして、粘土層を通して地表水が下に参ったものはもうすでに濾過されておりまして、普通は飲料水に適するというのが常識になっているように聞いているのでございまして、その点の過失と、慎重さを欠いたという点につきましてはあまり責められないのでありまするが、それはまあ主として雑菌類のことでございます。
しかし水はたくさん得られたが、水質が、結局鉄分や雑菌が含まれておって、飲料水にならなかったというような結果でございますが、一体最初からもっと科学的な調査といいますか、そういうことができなかったんですか、この点一つお聞かせを願いたいと思います。
○近藤信一君 そうすると現在この井戸は、先ほどちょっと報告のところで、雑菌がもう含まれていない、しかしながら鉄分がある、こういう結果で、この井戸はもう将来使えないのですか。それともまだ何とか努力して使えるようにされるお考えか。検査院の報告によりますと、三十年の十月に至ってもまだ飲料水には使用されない、こう指摘しておられますが、今後どのようにお考えになっておられますか。
○小林(行)政府委員 これは申すまでもなく、脱脂粉乳の給食用、加工用の検査につきましては、文部省に厚生省の係官が来て検査をするわけでございまして、これは雑菌の数で厳格な基準ができておるわけでございます。
○小林(行)政府委員 日本の食品衛生法に基く脱脂粉乳の検査基準でございますが、これは一CC当り雑菌五万ということで現在検査されておりますが、これは国際的に申しますと、非常に程度の高い厳格な基準のようでございまして外国では飲用の場合にも雑菌十万といったようなものが普通のようでございます。
二十六年、二十七年でもう心配ないという大体の見当はついたわけでございますが、しかしなお念を入れる必要はこれは当然あるわけでございまして、予防接種法に基きまして、予防接種をいたします場合には、薬事法に基きます国家検定をいたしておるわけでございますが、この赤痢のワクチンにつきましても、国家検定と同じ方法によりまして、言葉をかえますれば、国家検定に準ずるという言葉になるかと思いますが、安全試験、力価試験、雑菌試験
この言葉は適当でないかもしれませんが、非常に簡易な低温のやり方をいたしますと、温度が低いために、かえってその前後の取扱いを間違いますと、雑菌なんかが入る心配がありますので、その点で低温殺菌をはっきり規格通り実施いたしますには、ある程度の経費がかかるのでございます。そういう点で、私どもあまり無理なことは要求できないのじゃないかということを考えております。
ただその際に、取扱いにいろいろなれない点がございまして、雑菌が入っているというようなデータも出てきておりますので、そういう点は、私ども十分是正していかなければならないと存じておりますが、あまり零細なところまで相当の金額の施設をしてもらうということが無理なときには、それはそうまで無理をしないようにしていきたいと思います。
殊に一遍殺菌したものの中には時間が経てば細菌の数が殖えるなんということを、一方的に言つておりますけれども、その中に細菌なるものは、いわゆる病原菌というものはすでに、両方とも、むしろ高温殺菌のほうで完全に死滅しておるわけでありまして、それ以外の細菌と申しますれば、乳酸菌のごとき、却つて我々の衛生面から言えば有効な細菌の数が殖えるというだけで、極端に申上げますれば、カルピスのごときものは雑菌を殖やしてカルビス
あるいはまた現地においてそういう雑菌なり、あるいはまたほかの塵芥なり、いろいろな來雑物がないにしても、輸送中にいろいろ変化を来たすこともあり得る。特に赤道直下を通つて来る場合においては、そういうことがあり得るので、そういう場合に、やはりすべて外国貿易のときには、最終段階において、荷揚げする場合に限つて、そうして適切でないときには、クレームをつけるとか、あるいは返すとか、これが常識なんだ。
○笹森順造君 外米は特にそうだと思うのですが、輸入する場合に乾燥度ということは非常に大事なことで、黄変米にしても、あるいは雑菌、いろいろ腐敗とかいう心配は、やはり乾燥度の高いものほど少い。ことに加洲米のようなああいう乾燥した地帯における米は相当よく乾燥しておる。そこで大体日本の米、特に東北、北海道等の秋あるいは雨期にできた米は乾燥が悪い。
その原料というもの、日本の小麦というものはパンに適せずと、湿度が非常に高いということ、それから雑菌が含まれているというようなことからパンというものに対して日本の小麦を使うということに対して非常によくないと言われておる。それであなたは原料は差支えないということを言われたが、そうではなくして私は原料が根本であると思う。
又このBCGワクチンの中には有毒菌或いはその他の雑菌が入つてやしないかというような点も考慮に入れなければならないのでありますが、この点につきましては、予防衛生研究所において極めて厳重な安全試験が行なわれて、即ち検定が行なわれておりますので、その安全性につき疑問になる点はないと考えるのであります。 次に問題になりますのは、この接種局所に副作用として或る程度の局所変化ができるという点であります。
ふたをするのを忘れて雑菌が入つた。それが観察の元になつてペニシリンが生れた。従つて学問というものは、必ずしも最初自分たちの持つておる理論の基礎に立ててばかりで行くへきではなくて、ことに技術の面に入りました場合には、あらゆることを経験し、あらゆることをやつてみる。そういうことから何かまた新しいものができるという立場を堅持するようになつた。そんな関係で、私どもは机の上の思いつきではございません。
なお研究所は、旧大阪八連隊の松下兵舎を改造したものでありまして、建物は粗末で、しかも不潔であり、無菌室あるいは培養室なども、ほこりだらけ、すき間だらけでありまして、いくらでも外部から雑菌が入る心配があるのであります。
その注射薬は、日赤大阪薬学研究所第一〇一三号というのであつて、この注射薬の中に、あるいは、みようばんが多過ぎた、あるいは雑菌があつたというような、いろいろなことが言われておるのであります。被害者の人の親は、この原因追究のためには自分の子供を解剖に付してくれと申し出てさえおるのであります。これはどこに責任があるかということを徹底的に究明しなければならぬと思うのであります。
ところが同研究所は、大阪の旧歩兵八聯隊の兵舎の一部を改造してやつておる木造の研究所でありまして、細菌製剤の製造所としては、余程注意いたしませんと、その操作中に雑菌の混入の虞れがあるような場所でございます。