1991-04-10 第120回国会 参議院 予算委員会 第18号
また公共投資も今後十カ年で四百三十兆円もの計画の中で、せっかく生活関連枠が設定されたにもかかわらず、抜本的な改善にはなっておりません。
また公共投資も今後十カ年で四百三十兆円もの計画の中で、せっかく生活関連枠が設定されたにもかかわらず、抜本的な改善にはなっておりません。
しかし、予算案は、例えば四百三十兆円の公共投資十カ年計画の初年度において、わずか二千億円の生活関連枠を設けたにすぎず、約六兆五千億円の一般会計公共事業関係費は依然として硬直的、固定的な配分をとり続けるなど、国民の期待にこたえておりません。 また、労働時間の短縮、住宅・土地対策の拡充、内外価格差の是正など、サラリーマンのための施策が中途半端なものにとどまっていることはまことに遺憾であります。
○政府委員(松尾道彦君) 運輸省全体で二千億のうちの生活関連枠でございますが、地域官庁分を含めまして百四十五億円お認めいただいております。 その内訳でございますが、まず公共事業関係費でございますが、港湾関係で九十四億円、空港関係で二十九億円、それに非公共事業関係費で地下鉄の建設費補助といたしまして二十二億円が認められております。
したがいまして、これは地下鉄二十二億、港湾九十四億、空港関係に二十九億と言われましたけれども、その比率を見ますと、何か特別港湾事業が優先されているようにも思われるわけですが、そこらあたりの理解は私ども生活関連枠というふうに考えた場合、どういうふうに理解すればいいのかお示し願いたいと思います。
それから、公共投資基本計画と平成三年度の予算編成、特に生活関連枠とのいわば整合性というようなお尋ねかと存じますが、先生御案内のとおり、この二千億円の配分につきましては、特にそのうち公共事業は一千七百五十億円、これの配分につきましては公共投資基本計画に示されました考え方、これらを参考にいたしまして公共事業等実績のあるものを基本に国民の日常生活に密接に結びつき直接に効果があるという事業に厳に限るということにいたしまして
○新坂一雄君 もう一つ、今度は大蔵省にお伺いしたいんですが、この新年度予算に生活重点ということで枠を設けて二千億の枠をつくったわけでございますが、経済企画庁の大枠で六〇%近くに生活関連投資を高めたいという生活関連枠ですね、これは一つの策としてことしは設けられていると思いますが、来年再来年この生活関連枠というのは予算編成の一つの策として設けるつもりなのか。
通産省としましては、そのような意味で、魅力ある商店街、商業集積の整備を促進するため、生活関連枠の予算を含めて、今回の新しい発想のもとに思い切った支援策をとった次第でございます。
新たに生活関連枠二千億円が設けられたことによって生活重視型との宣伝が行われ、地方公共事業に対する国庫補助率の復元が強調されていますが、軍事費、ODA費の伸びと比較して住民向け経費の増加分は余りにも少ないと言えます。
この意味では、平成三年度予算の目玉とされてきた公共投資の生活関連枠二千億円の設定はこれまでのシーリング方式の欠陥を補うものとして受けとめられるわけでございますが、この枠の行き先を見てまいりますと、やはり基本的にシーリング方式の枠組みを超えるものではなかったのじゃないかというふうに思っております。 第三番目の問題点は、東京一極集中の問題でございます。
○政府委員(高島章君) 生活関連枠のうち通産省の予算として計上させていただいておりますものは、商業基盤施設整備の補助事業でございます。 商店街は暮らしの広場あるいは地域の顔でございまして、新しい生活のインフラとも称すべきものでございます。
かねてからその改善がいろいろ指摘されてきたわけでございますが、今回大店舗法の施行と関連いたしましてさらに早急に整備する必要があるというようなことから、食品商業集積施設に附帯しますいろいろな各種施設の整備をこの際計画的に進めようというようなことで、この生活関連枠に計上させていただいたわけでございます。
○山本正和君 この建議の中に、大変厳しい財政状況であるけれどもといって、特別な措置を講じたのが二千億円の生活関連枠であると、こういうふうに受けとめてよろしゅうございますか。
大蔵大臣、ちょっと基本的な問題で一言だけですが、今回の予算編成において導入された生活関連枠ですね。これは従来の各省庁の固定的なシェアを崩そうとする試みとしては私も評価できると思っている。しかし、どのような予算についてこれを振り分けるのかが不明確である。
また、豊かさ以外におもしろさとか楽しさとかというようなものが地方になければ今の若い人たちは定着をしていただけないようなことをいろいろ考え合わせて、生活の分野でも今回の生活関連枠で集落排水事業を倍増していただいたりして、まず生活の中の環境の整備をしていかなければなりません。 一方では村の景観というものを少しよくしていきたいな、そのことが都市との交流を進めていくのに大切なことでなかろうか。
それじゃ、ちょっと念のため、ことしの生活関連枠二千億の配分比率をひとつ説明してみてください。例えば下水道だったら幾らだったのをことしはこうしたというふうに、下水道、住宅、公園等々ちょっと説明してください。
○安恒良一君 皆さんの説明は、生活関連枠とごっちゃにしてことしはこう伸びた、こう言われているんですね。ところが、来年はこの生活関連枠をどうするんですかと聞いたら、大蔵大臣はまだ答えを出していないと言うんですから、その前提の話では困るわけです。ことしはそうなった、たまたまそうなった。
実は私もそう思っておりますが、生活関連枠二千億、そもそもの額が小さいというようなことがございまして、しかしこの五カ年計画、各先生方あるいは小林先生の御要望もございまして、この前は第七次は港湾整 備計画約一〇九%、それは途中で、補正予算で増したというようなこともございますので、そういうようなことで、この新五カ年計画五兆七千億、確実に達成していきたい、こういうふうに考えておりますので、御指導、御協力をお
また、公共投資も、今後十カ年で四百三十兆円もの計画の中でせっかく生活関連枠が設定されたにもかかわらず、抜本的な改善にはなっておりません。
一つ、平成三年度は四百三十兆円の公共投資十カ年計画の初年度として重要な年でありますが、わずか二千億円の生活関連枠を設け、しかも基本的には硬直的、固定的な配分を大幅に変更させることなく、国民生活軽視の公共事業を続けていることは容認できません。 また、労働時間の短縮、住宅対策の拡充、内外価格差の是正など、サラリーマンのための施策が中途半端なものにとどまっていることはまことに遺憾であります。
にもかかわらず、政府は、わずか二千億円の生活関連枠を設けるという措置にとどまり、基本的には従来の固定的、硬直的配分を行っていることに失望いたしております。
また、来年度は、政府が対外公約をした四百三十兆円の公共投資の初年度に当たり、一般会計の公共事業関係予算は約六%伸びておりますが、増額された部分は、地方自治体の事業に対する補助率を回復したことに伴う増加と生活関連枠の二千億円であります。
それから、生活関連枠で本年度七十五億を文教関係で獲得することができまして、その中で国立学校施設については十二億余のお金を確保することができたわけでございます。
私は、ことし例の生活関連枠、重点枠ということで二千億円、そのうち千七百五十億をあれに当てはめましたですね。生活関連重視の枠として、それぞれの率を約倍近く伸ばしました。大蔵省の資料によりますと、これからの五カ年計画を用意しまして、その五カ年計画に必要な財源措置をとるという形の資料があります。いわゆる例の公共事業八事業に対する新規五カ年計画の策定であります。
公共投資の計画に絞りまして重点的にお話伺いたいんですが、パー・キャピタ、国民一人当たりの所得額がアメリカを抜いたというようなことで、実質上大国の中で一番と言われながら豊かさを実感できない、こういう中で公共投資で十年間、何とか豊かさを実感のできるような生活にしようということで、今年度はその公共投資の最初の年でありますけれども、実額といいますか、数字の上では公共事業費も、それから今年度に設けたいわゆる生活関連枠
○小坂委員 過去の経緯等踏まえて御説明をいただきましたが、おっしゃるように、これから生活関連枠、どんどん増大をするわけでございます。過疎化に歯どめをかけ、均衡ある発展のためにも、ぜひとも負担の軽減になお一層の御努力をお願いいたしたいと存じます。
これを変えるためには、まず生活関連枠の範囲をできるだけ限定的に考えて、そしてそこに持っていって重点的に配分すべきではないかと思うのです。この点は昨年十二月の経団連の提言でも指摘されているわけでございますが、この点について大蔵省、それから建設省の御見解を承りたいと思います。
そういった中で先般公共投資基本計画を決められ、あるいは平成三年度予算で生活関連枠二千億円というものが決められたことは申し上げるまでもないわけですが、私どもあえて申し上げさせていただきますと、建設省所管の事業は広い意味ですべて生活関連の事業である、こういった自覚を持ち、また責任を感じてこれから努めなければならぬという気持ちでおるところでございます。
○望月政府委員 二千億円という生活関連枠について、もっと重点化あるいは絞り込みをすべきではないかという先生の御意見を承ったわけでございますが、率直に申し上げまして、そういったお考え、私どもも大事な考え方というふうに理解すると同時に、それじゃ、例えば道路なら道路一つをとったときに、本当に足元道路というか身の回りの道路から、言うならば県道、国道、高規格道路、こういったふうな一つのシステムを見たときに、どこでそういう
そうして、生活関連枠という中でとれたというところにまた大きな意義があるわけでございまして、ポケットベルであるとか自動車電話であるとか、あるいはまたもちろん放送の難視聴、今でもNHK関係で十万世帯、それから民放関係で四十万世帯の方がまだ難視聴の状態であるというようなことでございますから、そういう地域の格差を是正していきたいということでこのことを頑張っていきたい、そのように思っております。
その意味では一定の評価をいたしたいというふうに思っておりますが、特に先ほど来お話がありましたように、生活関連枠で公共投資が十億三百万ですか、認められた。あるいはまた電気通信事業、こういったものについてもかなり積極的にこういう高度情報化時代に対応していく、こういう立場からいろいろと研究なり開発が、進められている。
○政府委員(鶴岡俊彦君) 従来から公共事業につきましては、その年によって若干の変動はありますけれども、今先生御指摘のように二二%程度の枠でございまして、今回の生活関連枠は、その特別の枠を設定された趣旨が、直接生活に関連するもの、生活の質の向上というような観点から各省でいろいろ詰めまして調整した結果がああいうことになったわけであります。
こういう中で、生活関連枠の部分、これが農水省の部分で少し下がっているということは納得ができないわけでございますけれども、平成三年度のこの集落排水事業に係る予算ですけれども、農水省は前年度の二倍を確保しているわけなんです。それを見ましても、このことにかける農水省側の意気込みというのはわかるわけでございますけれども、そういう枠の中でこの関連枠が一三・七%というのはわからないわけでございます。
○国務大臣(近藤元次君) 公共事業二二%、生活関連一三・七%、他共事業と生活関連枠と同じ比率でいかなきゃならぬということもないので、そうであるとしたら、公共事業の中でまた同じシェアで伸ばしていけばいいんですけれども、別の目的を持って生活関連枠として、どちらかといえば生活をもう少し環境をよくしようということで特別の枠を設定した、こう理解をいたしておるわけです。
確かにそれだけの歴史があるわけでございましょうが、今回郵政省としてはこれだけの大きな公共事業というのは初めてであるわけでございまして、委員御承知のように、今回の二千億円の生活関連枠の中で公共事業として私たちがとったわけでございまして、これが第一歩でございまして、今後この額を大きくするようにまた努力をしていきたいと思っております。
今先生お話しのように、改めて生活関連枠というものが今年度から誕生いたしたわけでありまして、いささかその生活関連枠の中で特にと申し上げれば、集落排水なり農道なりというのが建設省の道路、下水に匹敵するような立場でありますので、新しい生活関連ということになると、なかなか十分な準備ができにくかった関係もこれあり。しかし、従来のものについては、集落排水を見ても倍増させていただいたということでもあります。
しかしながら、日米構造協議で日本が公約をした、向こう十年間四百三十兆円の公共投資にかかわる分について見ますと、平成三年では生活関連枠を二千億円別枠にして、このうち千七百五十億円を公共事業関連に回しておるわけであります。 この中身を見てみますと、御案内のとおり、農水省所管の分が一三・七%、建設省分が七四・八%、こうなっております。