1947-09-30 第1回国会 衆議院 予算委員会 第8号
○福田政府委員 理論的に申し上げますというと、先ほど申し上げました通り、國家の歳入歳出は一體であります。皇室費の財源として學校特別會計の受入れというものを計上いたしたのでありますが、しかしながらその金が皇族費に充てられるということではない。豫算全體といたしまして、この豫算というものが他の豫算と一體となりまして、その一體の歳入が一體の歳出になるのであります。
○福田政府委員 理論的に申し上げますというと、先ほど申し上げました通り、國家の歳入歳出は一體であります。皇室費の財源として學校特別會計の受入れというものを計上いたしたのでありますが、しかしながらその金が皇族費に充てられるということではない。豫算全體といたしまして、この豫算というものが他の豫算と一體となりまして、その一體の歳入が一體の歳出になるのであります。
御承知の通り、國家公務員法案、並びに附帶する一件の法律案は極めて重要な法案でありますので、衆議院の決算委員会から、参議院の決算委員会に対しまして、合同審査会を求められまして、昨日参議院の決算委員会においても異議なくこれに同意いたしまして、今日ここに合同審査会が開かれたわけであります。どうぞ各委員におかれましては、この機会に十分この法案に対する御審議を願いたいと存じます。
經濟安定本部の指圖を受けなければこれができないというような調整法であることにつきましては、私は多大の疑問を持つ者でありますが、この邊につきましては本案は一體農林大臣或いは農林省におきまして、みずからこういう案をお作りになつたのであるか、或いは安定本部等の幾多の指示等を受けましてここにこういう案をお作りになつたのか、この法案を眺めた場合におきましては、これは生産調整法にあらずして、先程北村君からお話のあつた通り國家管理
それから、これは各官廳にお尋ねするのでございますが、殊に内務大臣にお尋ねいたしますが、なるほど大きな河川はことごとく國家の河川になつておりまして、國家的見地から施設をいたしておられますが、防水に対しては、先ほども皆樣が申されました通り、國家の統一的計画ができておらぬことでございます。
主食の配給などは、皆樣御存じの通り國家が統一的になされておるのでありますから、表面から見れば、五大都市が独立しても別に食糧配給は困らないという声がありまするが、事実はいかがでありましようか。事実は郡部と都市との間に非常な苦心をして、縣当局は食糧・薪炭その他のものの操作をして、辛うじて命をつないでおる状態であります。
それから又戰時中に、御承知の通り國家總動員法によつて強制買收した私設鐵道もあります。これらもやはりこの平時になつた以上はこれを地上に還元して、そうしてできるだけやはり民意によつて發達させるというふうならば、却つて腰掛けて以て、整理もつき易いのじやないかというように私は考えておりますが、大臣はそれに對して、大雜把な議論でありますけれども、御意見を伺いたいと思います。
○鈴木國務大臣 やはり御説の通り國家の象徴としての立場に立つことを皇位につくというのでありますから、そういう意味において存在することは御説の通りであります。
本法案の根本的趣旨は、政府委員のご説明の通り、國家、公共團體が國民に對しての責任規定であります。國家と國民のための規定であるならば、その立場において理論的に、實際的に正しい方向に規定していかなければならぬのであります。國、公共團體の内部的事由に基いてこれを左右するということは、理由には相ならぬと考えるのであります。
○米窪國務大臣 企業整備が當然必要であるだろうという觀點から、どのくらいの失業者が出るかというお尋ねだと思いますが、今日は、御承知の通り、國家の財政も、企業の財政もみな赤字でございまして、これが黒字に轉換しない限り、生業の増強あるいは經濟の復興ができないことはいうまでもない。