1947-11-10 第1回国会 衆議院 司法委員会 第54号
あなたの身代りだ。それは間違いだ。これは確かに間違いである。内閣の決議に基いて、内閣の代表でなければいかぬ。そうして鈴木さんは天皇陛下にお目にかかつて、アドヴアイス——助言と承認の大役を果さなければいかぬ。あなたにそんなことをする權限は一つもない。あなたが天皇に助言を與え、あなたが承認を與えたりする權限は、憲法に一つもない。内閣にある。内閣という会議體にある。
あなたの身代りだ。それは間違いだ。これは確かに間違いである。内閣の決議に基いて、内閣の代表でなければいかぬ。そうして鈴木さんは天皇陛下にお目にかかつて、アドヴアイス——助言と承認の大役を果さなければいかぬ。あなたにそんなことをする權限は一つもない。あなたが天皇に助言を與え、あなたが承認を與えたりする權限は、憲法に一つもない。内閣にある。内閣という会議體にある。
そうして安定本部總務長官は、先ほどから申しますごとく、總理大臣の身代りというような立場において、ここにわれわれは權限を與えるという規定を置いたつもりであります。
今配給公團をたくさんつくつておりますが、從來の物資の配給割當等に當つておつた會社が、その配給公團に身代りするものもあり、新たにつくられるものもあり、いろいろであろうと思うのでありまするが、その今までの統制機關から配給公團に變ります場合、配給公團が今後その必要を失つて解散する場合、そうした場合にはこれを國家の經濟統制によつて自動的に、關係者がその機構改革の機に乘じて、國民大衆の犠牲において大儲けをするということが
また今日二重價格を設定し、にわかに高い値段で買上げるということは、二十一年産米の供出を完納した農家との均衡がとれなかろうとも考えられますので、この点よほど考慮はいたさなければなりませんが、ともかく危機を目前に控えております今日といたしましては、隠匿物資あるいはその他繊維製品を全國からかき集めて、これを報奬身代りとして出してでも、農村から食糧を正規のルートによつて供出面に配給面に出すべきものではないか
然らばこれをいかなる方法で処置していられるのであろうかと観察いたしますると、先ず第一に農家といたしましては、肥料及び農必物資の購入代償といたしまして、再生産必要上の物交用として放出せるもの、その二千万石の中約四〇%、即ち八百万石、第二に農家の政府割当量以外に、増産用としての自家消費及び縁故贈與等、或いは還元配給の遅配又は不履行の身代り用として備蓄せんとせられておるものが、その約二千万石の中の約二〇%