1958-10-28 第30回国会 参議院 内閣委員会 第7号
それで源田空将の説明がありましたときにも引用されましたが、一たん空中に上ってしまいますと、空には何にもないわけで、自動車で町の中を走るような危なさはなくて、上ってしまいますと、自分の絶対速度というものは、計器で見ないと、どれくらい早いかわからないような、上へ上ってしまいますとそういう状況であります。
それで源田空将の説明がありましたときにも引用されましたが、一たん空中に上ってしまいますと、空には何にもないわけで、自動車で町の中を走るような危なさはなくて、上ってしまいますと、自分の絶対速度というものは、計器で見ないと、どれくらい早いかわからないような、上へ上ってしまいますとそういう状況であります。
きのうも源田空将がおいでになったのですが、源田さんは自衛官の一人ですから、ここへ来てそう自分の思うままのことを言うわけにはいかないので、相当含みのある、非常に意味深長な発言を、あの明敏な頭脳で非常に用心深く言っておったのだろうと私は受け取ったのですが、その中の一つで、FCS、電子工学進歩時代における電子機器の重要性というものを、あの人は文芸春秋にも書かれておりますが、きのうこの席でもはっきり言っておられます
私の聞いている範囲では、今度のジェット機にしましても、ロッキ—ドなどをほんとうに操縦できるのは防衛庁でも源田空将一人だそうだ。あとの人では危なくてほとんどロッキードなんか操縦できないということをわれわれは聞いているのです。
先般源田空将が政府並びに与党の要人に対して、ロッキードは非常に優秀な飛行機であるけれども、昔の操縦士なら一ぺんにこれを乗りこなせる。しかし今の操縦士は月給取りで命を惜しがって問題にならない、乗り切れないからグラマンがいいということを言われたそうでありますが、そういうことをもし源田空将が言ったことが事実とするならば、かつては警察予備隊、保安隊、今日の自衛隊まで作り上げた国民に対して申しわけがない。
○左藤国務大臣 源田空将は御承知のように五十をこえまして、みずから第一線で操縦桿を握りまして先頭に立っております。私はだれにそういうことを申したか存じませんが、私が源田君から聞きましたのは、これは少しユーモアを入れたつもりだと思うのです。
私どもが見たところでは、どうも少し政治屋が専門的な経験者の意見よりも勝ち過ぎているような感じがするが、あなたの部下には海軍の有名な航空将校であった源田空将がおります。この源田空将は五十四、五才になっても、まだ自分で、ジェット機F86のを指揮し、操縦して夜間着陸をしているのです。
○松前証人 各種の問題にわたりまして源田空将の御意見はよく承わっております。日本のパイロットの能力からして、源田空将は、ある席で、平均した日本の操縦者からすると104は少しむずかしいんじゃなかろうか、おれ個人ならば104でもいいというようなお話をされたことも聞いてります。
こちらは非常におくれているというのですが、私はアメリカの方を存じませんけれども、私ども初めて見ましたのでは非常にオートメーション化して、あくまで源田空将のもとに日本の判断によってやれるようになっており、決して米軍の指揮下によって動くのではないということで、私は現場を見まして安心をしてきておるのでございまして、ましていわんやそういうことから—しかもレーダー・サイトはだんだんこうして日本へ返ってくるのでございまして
向うと連絡をとりながら、源田空将を司令とする演習部隊を編成いたしまして、F86数機、T33十機くらいだろうと思います。北海道及び九州方面の上空におきまして、それぞれ目標機及び要撃機と会って訓練をしたということでございます。
現に先般十四日でしたか、源田空将の言をもってしても、日本の防衛のためじゃなくして自由国家群の防衛のためにやる、こういうことをおっしゃっている、あいさつの中に。これはきわめて重大なことであります。その基本的な態度ときわめてかけ離れた結果が出ておるのじゃないかということをおそれるのであります。あなたはこの際にそうじゃないという保障がありましたらお示し願いたいと思います。
さっそく現地にも調査委員会を設けさせまして、そこでいろいろ取り調べをさせましたし、またその後、これに指揮をとっておりました源田空将にもさらに来てもらっていろいろ調査いたしたのでございますが、当日はこちらの方では非常に天候が悪かったのでありまするが、浜松基地の方か千歳の方へ連絡いたしますると、向うの方は快晴であり、少くとも三時間はこの天気はもつということでありましたので、かねての計画通り移動を開始させたのであります
また源田空将は年は五十三だが、この老人が自分でF86を操縦して、夜間雨の中で強行着陸をしている。そういうような体験をもってあれが養われているということを経理局長は一つよく考えまして、そうして、大蔵省の連中が文句を言うならばT33に乗せてみればよい、どのくらい疲れるかわかる。そういうふうにして、給与であの人たちが困らないように今後とも努力していただきたい。
そうして今御指摘のように、源田空将だけでやったのではないというのが事実のようでございます。
これが積み重ねられてくると、協議もしないで一方でやるんじゃないかというお気持での御質問かと思いますが、この前のときにおいても、双方が協議して、日本の航空自衛隊の方は源田空将が受け持つということになったようでありますから、決して一方的に、一方が両方に対して指揮をしたというような事実はなかったものと了解いたしております。
○受田委員 私は日本の自衛隊のあり方に非常な不安を抱いているわけですが、あなたはしばしば政治優先、文官優位の原則を叫ばれておるにもかかわらず、源田空将はこの演習において、他のいろいろな問題とはかわって庁議にも諮らないで、独断でこの演習に参加したとも聞いているのでありますが、こういう重大な合同演習というような問題においては、当然防衛庁議を開き、首脳部の見解をただしてしかるべきものではなかったか、その実情
(西村(榮)委員「君じゃないよ」と呼ぶ)昨年の十一月の五日から八日まで日本の本土において航空隊の訓練のために米軍と一緒に演習をいたしたことがあるのでございますけれども、わが方の航空隊はあくまで源田空将の指揮のもとに訓練を行なったわけでございまして、アメリカの指揮下に入ったわけではございませんので、この点だけ事実を申し上げておきます。
指揮系統は、日米それぞれの指揮系統によって行われておりまして、日本側の指揮系統は源田空将、これに瀬戸山将補、参加の現地部隊の系統によって指揮系統が行われたのでございます。 参加しました航空機の機種は、航空自衛隊の航空機は、第二航空団の一部でございましてF86F、これと臨時築城派遣隊の一部でありまするT33A、T33Aの方は目標機としまして参加した。F86Fこの方は要撃機として参加いたしました。
大きな計画については、それはもちろん、いわゆるシナリオについてはこれは承知して、そうして日本防衛に必要な部分について日本の航空自衛隊が参加をする、こういうことでありまして、直接その日本の自衛隊を動かす指揮官は、先ほど申した源田空将がやっておるのでありまして、全然アメリカの指揮系統の中に日本の航空自衛隊が入ってしまったということではないのであります。
米空軍、日本航空自衛隊、あるいは韓国その他も参画しておるようでありますが、その演習に関する質問がございましたが、その実態がよくわかりませんので、その演習の実情、特に竹下さんからも御質問がありましたが、組織、指揮系統、それから演習の範囲、特に日本の航空自衛隊が行動をした範囲、韓国、沖縄にもわたるという言葉が高田委員からございましたが、そういう点等を詳細に委員会に報告を求め、文書の報告で足りなければ、源田空将
抽象的に論議してもしょうがないのたから、さっき、源田空将が指揮されたというのですから、別の機会にもう少し詳しく、参加せられた事実等を源田空将その他について参考に聞かれるなり、事実をもう少し委員会で明らかにした上で、一つ論議をしていただくように、委員長、お取り計らいを願いたいと思います。 自衛隊がどういう活動をするか、これは演習だけでございません。
○船田国務大臣 自衛隊に対する指揮権は防衛庁長官が持っておりますし、航空自衛隊の参加についての直接の指揮権は、源田空将か持っておったのであります。