1961-05-02 第38回国会 参議院 建設委員会 第25号
しかしこの審議の経過から考えまして、まずいということよりも、どうも三十人の委員さん方だけでは専門的なことについて掘り下げて検討するのに不十分である、こういう結果がしばしば私ども痛感いたされまして、そこでこの正規の委員のほかに専門委員を新たに置くということが、今後の建設業行政上の諸問題を具体的に掘り下げていくために必要である。
しかしこの審議の経過から考えまして、まずいということよりも、どうも三十人の委員さん方だけでは専門的なことについて掘り下げて検討するのに不十分である、こういう結果がしばしば私ども痛感いたされまして、そこでこの正規の委員のほかに専門委員を新たに置くということが、今後の建設業行政上の諸問題を具体的に掘り下げていくために必要である。
そこでむしろ客観的な資格審査をやるならば、建設業行政の立場で、つまり言いかえますと、建設工事の適正な施行を確保すると同時に、建設業者の健全な発達をはかるというこの立場で、公共工事の資格審衣をやった方がいいじゃないかと。もう一つ、大蔵省関係で扱いますと、国が発注する工事だけに限定されます。これはいかにもおかしいと。
○政府委員(鬼丸勝之君) 今回本改正におきまして、建設業者団体に届出義務を課することといたしました目的でございますが、私ども今まで建設業行政を担当いたしております経験から申しまして、この建設業法の目的である、建設業の健全な発達に資するということと、それから建設工事の適正な施工を確保するというこの目的のために、やはり建設業者団体の自主的な健全な活動に期待される面が相当あるというふうに考えた次第であります
特にお尋ねの中で中小業者にうまく仕事がわたるように、能力に応じて仕事が請け負わされるようにということにつきましては、実は私ども建設業行政をあずかる者の立場からは、例の受注区分というABCDEの五つのランクに業者を格付けしまして、工事の金額によりまして、大業者が小さな工事をとるのは原則として適当でない。
しかしながら、実は建設省といたしましては、建設業行政の立場から標準請負契約約款というものを策定いたしまして、これは中央建設業審議会において検討いたしまして策定するのでございますが、これを国の工事なり公共団体の工事発注者に勧奨するということをやっております。
○田万委員 私は、その反対に、むしろ今までのいろいろな塩行政の失敗というものが官僚独善のために起きておった、あるいは学識経験者の中に塩業行政に対するあまり知識のなかった人間が多かったがために、間違ったことができておるとも考えられる。従って、できるべき塩業審議会の中には、業者の代表を入れることに私は必ずしも反対でない。むしろ入れていいのではないか。
また、塩業行政の上からいって、実に重大な問題を含んでいると思うのです。この点も大臣からお話を聞いておきたいのであります。
○小山参考人 私は、昨年の十月に、この委員会におきまして、やはりこの塩業の当面する問題につきまして御意見を申し上げたのでありますが、それから約一年有余を経過いたしました現在、まだこの問題が一向に片がつかず、混迷の渦中にあるということは非常に残念でありますが、どうして現在もこういうふうなことになっておるだろうかというふうなことを考えますと、非常に重要な点について、専売公社の塩業行政といいますか、そういう
そこでわれわれといたしましては、一般産業における労働者、そしてその上にしかれる政策なり、または官庁の指導とかいうふうなものとは、専売企業下の塩業においては全然その性格が違うのでありまして、塩業の企業体は、全然自主的な経営とか企業運営というものは、これは塩業企業体じゃないのでありまして、その自主性は相当に専売行政、専売政策によって拘束を受けておるという特珠な条件下にあるので、従ってわれわれ塩業労働者は、塩業政策または塩業行政
これは特に目新しいことは実はないのでありまして、薬業行政の趣旨としますることは、要するに優良なる医薬品を安く提供するというのが薬業の指導行政の根本であります。その趣旨で参りますと、優良医薬品は安く提供できる、すなわち薬価対策になるわけでございます。
過日の新聞の報ずるところによりますれば、蚕糸業の混迷は、蚕糸業行政の不手際もさることながら、根本的には、為替レート、産繭処理の不合理に根ざしておると言つております。政府も基本的な輸出振興対策を別途練つておられるとのことでありますが、今後の輸出の見通しと蚕糸業振興についての計画を承わりたいのであります。 次に畜産の問題についてであります。
それからもう一つは森林資源の問題について、一体海外のパルプに依存して参るのかどうか、最近の、殊にアラスカの問題等から考えますと、一体国内の森林資源を工業化する、森業行政を別な角度から見直す必要がないだろうかという点について、私これについてはやや材料を持つておりますが、一応そういう点についてお聞きしたいと思います。
○福永委員長 次に水産業行政に関する明年度の基本対策、及びその裏づけとなる水産庁関係の予算につきまして当局の説明を求めることにいたします。水産庁長官。
――――――――――――― 本日の会議に付した事件 公益事業法案(内閣提出第一七八号) 電気事業再編成法案(内閣提出第一七九号) 臨時石炭鉱業管理法の廃止に関する法律案(星 島二郎君外九名提出、衆法第一九号) 鉱工品貿易公団に関する件 通商庫業行政に関する件 ―――――――――――――
○小淵委員 蚕糸の関係は行政の面から言いましても、農林省それから通産省と非常に輻湊している部分があるのでありまして、農林省の所管になつておりますところの養蚕、製糸というもののうちで、製糸の部面は通産省の絹業行政、貿易行政との関係が非常に深いのでありまして、この工業部面をいかように解決して行つたらいいかということは、蚕糸業のうちで非常に問題とされている部分であります。