1954-03-04 第19回国会 衆議院 本会議 第15号
しかも、かかる補給金を、性懲りもなくこの予算に計上して、そのまま生かしたことは、まことにまゆをひそめざるを得ないところであります。かくして、汚職は汚職を生み、疑獄は疑獄を生んで、あらゆる醜悪をきわめ、正直な国民の勤労意欲を失わしめ、ひいては納税意欲、貯蓄精神を麻痺させ、国民の政治に対する不信はまことにはかり知れないものがあります。
しかも、かかる補給金を、性懲りもなくこの予算に計上して、そのまま生かしたことは、まことにまゆをひそめざるを得ないところであります。かくして、汚職は汚職を生み、疑獄は疑獄を生んで、あらゆる醜悪をきわめ、正直な国民の勤労意欲を失わしめ、ひいては納税意欲、貯蓄精神を麻痺させ、国民の政治に対する不信はまことにはかり知れないものがあります。
○中田吉雄君 併しです、御承知のようにフイランドは第一次大戦にはカイゼルにだまされて、ドイツにつけば安全を保障してやると言われて、間髪を入れずひどい目に会い、第二次大戦にはそれにも性懲りなしにリツペントロツプにだまされて、もう第一次大戦のようなことはないから一つ軍事基地を貸せということで貸して、独ソ戦争が起きたら直ちに対ソ宣戦の布告をやつて、そうして安全が脅かされて、もう外国に安全の保障を頼むべきものでないという
今又、吉田総理、岡野文相の徒は、この前の失敗に性懲りもなく、再び軍国主義を奏で、愛国心、道義の高揚をたくらんでいるのであります。教員を国家公務員にぜんとするこのたびの政府の暴挙、これこそは、これらのたくらみを、教育行政面、組織面において果さんとする狙いにほかならないのであります。
(拍手、「うまいぞ」と呼ぶ者あり)かような馬鹿げたことをやつておつて、そうしてまだその上に性懲りもなしに今度は破防法と銘打つて、如何にもこの法律さえあれば治安が確保できると思つている、吉田総理を初めとするところのこの一連の━━━━を国民は一体何と見るか。最近の政府の行政を君たちは見て知つているだろうか。(「その通り」「何を言うか」と呼ぶ者あり)
(拍手)爾来三年を経過いたしました今日ただいま、性懲りもなく、再び三年前に繰返しましたところの古めかしい論拠と方法とをもちまして、野党の諸君どもが三修正案をこのたび上程いたしましたことは笑止千万の限りであると申さざるを得ないのであります。
性懲りもなく、従来のやり方を押し通さんとしておるところに、われわれの断固反対せざるべからざる理由がある。(拍手) 第三は、今回の改正案は一連の労働立法でありまするが、しかし、それは労調法、労働基準法、地方公営企業労働関係法という別個な法律であります。その別々な法律を、これを一括とて論ずることがそもそも無理であるのに、その裏には、きわめて悪意なかけひきがある。
これを要するに、政府は、愚劣な秘密一点張の外交を、性懲りもなく秘密外交を今後も強行するために、而もその外交上の秘密を理由として、その外交上の機密など片鱗だに知る由もない下級職員、給仕、小使、運転手諸君に至るまで、国家に重大なる不利益を與える外交機密の漏洩などを口実に、気ずい気ままに首切できる権限を外務大臣に與えようとしております。
ウオール街を先頭とする国際帝国主義者は、朝鮮の干渉戰争に大敗北を喫したことに性懲りもなく、その世界制覇の夢を捨てるどころか、ますます軍拡に狂奔しておるのであります。戰後米国予算に計上された軍事費総額は、実に千八百億ドルという史上未曾有のものでありますが、約その半額九百億ドルはまだ使われないままに棚ざらしになつておるのであります。だがウオール街の主人公たちは血眼になつておるのであります。
にもかかわらず、政府は性懲りもなく、またまた四百五億円の減税の宣伝を行つておりますが、その減税たるや、千五百六十八億円の自然増をかつてに見込みまして、うち四百五億円を減税するという、いわゆる税法上の減税、名目上の減税でありまして、実質的には水増し課税によるところの増税以外の何ものでもございません。
にもかかわらず政府は性懲りもなく、またまた四百五億円減税の宣伝を行つておりますが、この減税たるや一千五百六十八億円の自然増をかつてに見込んで、内四百五億円を減税するという、いわゆる税法上の減税、名目上の減税でありまして、実質的には水増し課税による増税以外の何ものでもありません。これをたとえますと、右のポケツトに四百五億円を入れてくれ、左のポケツトから千五百六十八億円を引出されたのと同じであります。
今申しましたように、あの義務教育費法案がああいう失敗に終つたにもかかわらず、性懲りもなく又出すということは、こういう重大な法案ですから、空鉄砲に終らなければいいと思つておりますが、それで愼重に閣議なり、その他のほうに話して、それから司令部に折衝されるのならまだわかるのですが、いきなり司令部に折衝されるから新聞に書き立てられることは当り前です。
(「そうだ」と呼ぶ者あり)然るに性懲りもなく政府は又再びかかる改悪法を以て国会並びに人民の前に臨まんとしているのであります。これは甚だ無謀なやり方である。
こういうふうな問題を六三制に性懲りなく、又漠然と始められるということは、これは非常にいかんと思うのです。これは要するに文部省当局は自分の負担と趣旨だけ考えて、財政的な見通し、裏付け、そういうふうな研究が極めて杜撰だと思うのです。
(「そうだそうだ」「拭え拭え」と呼ぶ者あり、笑声)何故この手合がこういう醜態を性懲りもなく続けるのか。このことは私が今まで述べたことですでに基本てには明らかである。併しながらこれに更に最近の新らしい條件が加わつておる。彼らがうろたえざるを得ない新らしい情勢が現実に生れておる。
しかるに政府は、本案に対しまするこの国会の意思を十分にくみ入れて、当然修正した形において出さなければならないにもかかわらず、性懲りもなく、前国会において審議未了となつたそのままの形において本国会に再提出するがごとき、このきわめて不手際な態度に対しまして、われわれは遺憾ながら賛成することはできないのであります。
それでもまだ性懲りがなくて、米券制度というような、この大事な食糧問題を一部特権階級の投機の対象にするような制度をお考えになつた。(拍手)これは、自分でなつたなわで、自分の首をくくるようなものと、ちつともかわりがない。 先日の新聞によりますと、吉田首相が、小笠原委員長その他民自党の関係の皆さまに、かような農民の絶対反対する法案だけれども、黙つてのんでもらいたいと言われたそうであります。
これは選挙目当のこととも理解されてもおるが、併し性懲りもなく、今日社会党が新らしく三党協定を結び直すなどといつて、結局独占資本の代弁者民主党と心中を図ろうとしておる。それでは遺憾なことだが、社会党が國民大衆から見放される危險があるではありませんか。社会党はもう少し元氣を出して欲しい。