1990-03-26 第118回国会 参議院 予算委員会 第3号
○下村泰君 私が実はこの学習障害児の問題に取り組み始めましたのはおととしになるんですがね、アメリカのニューヨークの日本人学校の障害児のためのスタッフ派遣などを文部省に求めまして、これをしたのはカニングハム・久子さんという方で、この方が日本に来られましてね、ニューヨークあたりのお子さんがこの学習障害児に認定されますと、日本語でさえ難しいのに英語で教育されるわけですよ、二重の苦しみがあるというので、何とか
○下村泰君 私が実はこの学習障害児の問題に取り組み始めましたのはおととしになるんですがね、アメリカのニューヨークの日本人学校の障害児のためのスタッフ派遣などを文部省に求めまして、これをしたのはカニングハム・久子さんという方で、この方が日本に来られましてね、ニューヨークあたりのお子さんがこの学習障害児に認定されますと、日本語でさえ難しいのに英語で教育されるわけですよ、二重の苦しみがあるというので、何とか
次に、学習障害児についてちょっと伺います。 学習障害という言葉があるんですけれども、それについて文部省ひとつ説明していただきたいと思いますが。
○国務大臣(保利耕輔君) 私が承知いたしておりますところでは、最近アメリカで学習障害児、いわゆるLDということで言われておる子供たちのことだと思います。これは英語ではラーニングディスアビリティーとこういうことでございまして、全体としては知能の発達はそれほどおくれてはおりませんが、認知能力その他読み書き計算など一部に学習上困難を伴う子供たちのことと承知いたしております。