2016-04-01 第190回国会 衆議院 外務委員会 第9号
一方で、財団をつくるという話も前に進んでいないというふうに報道ベースで聞いていますし、特に、我が国としては認められない大使館前、公館前の慰安婦像の撤去を履行する、誠実に履行するように努力するという形で韓国側はこの合意をのんでいるわけで、この履行をしっかりやってもらわないと困るんです。
一方で、財団をつくるという話も前に進んでいないというふうに報道ベースで聞いていますし、特に、我が国としては認められない大使館前、公館前の慰安婦像の撤去を履行する、誠実に履行するように努力するという形で韓国側はこの合意をのんでいるわけで、この履行をしっかりやってもらわないと困るんです。
それは決して慈善事業じゃなくて、これから、それこそ合衆国における慰安婦像のことも含めたり、いろいろな観点で、現地におけるロビー活動も含めて、日系人に今の日本の味方に、応援団になっていただかなければいけない。これは、これから国際社会で国際結婚をしたり海外で御子息を育て上げる方々がふえていく中で、私は日本にとっては喫緊の課題だと思っています。
実は慰安婦像の話も聞きたいんですが、その前に、この話もされたという理解でよろしいんでしょうか。
引き続きこの局長協議についてお話をお伺いしたいんですけれども、昨年の末に大臣が汗をかかれて結ばれた合意以降、初めての局長級の協議だというふうに伺っておるんですけれども、特段、あのときの合意で、財団の話と、もう一つ、日本大使館前の慰安婦像の撤去の話について、たしか表現ぶりが、その像について韓国政府が適切に解決されるよう努力するという表現で合意を結ばれたということでございます。
つまり、これ逆に言うと、裏を返せば、我が国として、慰安婦像は設置されようが増設されようが、これは構わない、そういうことでよろしいんですね。
○大野元裕君 適切に対処されるということは、私が先ほどお伺いしたとおり、慰安婦像の設置を我が方が認めたという言質を与えるのではないか、適切にということは。つまり、否定されないということは、私は、日本政府として慰安婦像の設置を黙認をした、あるいは言質を与えたというふうに捉えざるを得ないと思います。
そうすると、大臣、これ、慰安婦問題については慰安婦像の問題もございました。先般の御発言、るる大臣の方からも御説明されておられますけれども、我が方のソウルの大使館前にあります慰安婦像は、これ撤去されるわけではない、移動だというふうに答弁がなされました。その際、大臣、適切に移動されると承知しているという御答弁でしたが、その際の適切にというのはどういう意味でしょうか。
二 拉致問題、日本海呼称問題や慰安婦像など在外公館として各国並びに関係機関等への日本の立場の周知徹底と各種対応に努めること。 三 在外公館においては、大規模自然災害、治安情勢の悪化、犯罪・テロ等の緊急事態の際、在外邦人に対して迅速かつきめ細やかな支援を行えるよう、情報の日常的な提供・共有体制等も含めて危機管理体制の機能拡充に努めること。
○岸田国務大臣 第三国における慰安婦像あるいは記念碑、こうしたものにつきましては、十二月二十八日に行われました日韓外相会談の中において、私の方から、第三国における慰安婦関係の像、碑の設置について懸念を提起いたしました。そして、この外相会談のやりとりの中で、韓国側からは、韓国政府としてもこのような動きを支援することはない、こうした認識が示されました。
先ほどの慰安婦像の件なども含めて、日本海呼称についても、米政府あるいはそれぞれの州に対してしっかりと働きかけを行っていく必要があると思うんですが、この点いかがでしょうか。
しかし、日本国民の中に、慰安婦像の早急な撤去を望む声が強くあります。韓国との信頼関係を構築しながら、早急に解決をしていただきたいと思います。 そこで、お伺いします。 総理、韓国との連携のもと、どのように拉致問題を解決するための戦略をお持ちなのか、お聞かせください。 私は以上十一項目の質問をさせていただきましたが、うち六つが、おおさか維新の会からの新たな提案です。
では、この合意にある慰安婦像、しかも、この慰安婦像の問題はソウルの日本大使館前だけの話ですよね、この撤去については努力にとどまっているわけですが、日本が求めているこの唯一の事項について努力義務だということなんですが、十億円出すタイミングについて、もう一度、ちょっとわかりやすく御説明いただきたいと思います。
韓国側が、これは約束なのかどうかという点もありますけれども、ソウルの日本大使館前の慰安婦像の撤去については、韓国側の声明では、適切に解決されるよう努力すると、努力義務になっているわけでございますが、十億円を拠出するタイミングというのは慰安婦像が撤去された後なのかどうか、この点について教えていただきたいと思います。
○青柳委員 外務省に、韓国内の慰安婦像は大使館前以外にどのぐらいあるんですかということを把握されているんでしょうかということをお伺いしましたら、確認しないとわからないというお答えでした。その確認に結構な時間を要したわけです。 日本側が要求したのは大使館前だけ。でも、実際、韓国には約二十と、約になっているわけです。
この慰安婦像の移転につきましては、これまで外務省から我々がいただいていた資料というのは、我が方は適切に移転されると認識している、そういう説明を我々は受けてきています。紙でももらっております。 しかしながら、先般の予算委員会での平沢議員の質問に対する安倍総理の答弁というのは、適切に対応、適切に対処していくということでございました。
これはまさに与野党問わず皆が知りたいところでありまして、この図でいうと、最終的かつ不可逆的な解決というのは、これは、(2)の事業をやってしまえばそれで最終的かつ不可逆的な解決を確認することになり、私はそういうことを望みませんけれども、結果として、韓国側の慰安婦像の撤去については、その最終的かつ不可逆的に解決されたと確認した後に残って、引き続き、いつまでたっても、いや、努力しています、努力しています、
最終的かつ不可逆的に解決された後に、この慰安婦像の撤去の努力が引き続き続くという可能性はあり得るということでよろしいですね。
そこで、この問題で私たちの最も大きな関心事の一つが、韓国の日本大使館前にある慰安婦像でございます。 この慰安婦像は、韓国の国内、そして国外、アメリカなどにも慰安婦像とかあるいは慰安婦の碑とかいうのが建設されているわけですけれども、その象徴が韓国の日本大使館前の慰安婦像でございまして、これは明らかにウィーン条約にも違反しますし、韓国の国内法にも触れているわけでございます。
この基金への十億円の拠出は、慰安婦像の撤去が前提でよろしいですか。総理、お答えください。 岸田外務大臣、大臣は、慰安婦像の適切な移動がなされると述べられました。慰安婦像が現在の位置になければ撤去されずともよいということを韓国側に対して表明されたのでしょうか。また、どこに移動するか、大臣、確認を取られておられますね、教えてください。
○国務大臣(岸田文雄君) 私には、慰安婦像の撤去についてお尋ねがございました。 今回の合意は、私と尹炳世長官が共同記者発表の場で発表した内容に尽きるのであり、それ以上でもそれ以下でもありません。
○岸田国務大臣 豪州ストラスフィールド市における慰安婦碑設置の動きを含め、慰安婦像や碑の設置等は、我が国政府の立場と相入れない、極めて残念なこととまず受けとめております。 我が国政府としては、豪州を含む諸外国の地方自治体において、各民族系が平和と調和の中で共生することを希望しております。 個別の案件に具体的にどう対応しているか。
この中で、当時、副市長等が中心となって、慰安婦像を設置しようという動きがあるらしいんですけれども、私、概説しましたが、この点については参考人が来ていただいていると思いますので、参考人、いなかったでしたか。では、外務大臣の方からお願いします。
そしてまた、国際広報でありますけれども、まさに韓国は、駐米韓国人を中心にそういう社会ができていて、そこの人たちが選挙区の議員等々を利用しながらこうした慰安婦像ができてきているわけでありますから、それに対抗するように、日本政府としてもそこはしっかりと現地と調整しながら行っているところであります。
○国務大臣(菅義偉君) 先ほど来申し上げていますけど、やはりこの戦後七十年の日本の平和の歩み、そして自由民主主義、まさに、さらに、世界への平和への貢献、そうしたことをしっかり海外に発信するということが大事だというふうに思いますし、特にこの慰安婦問題については、アメリカ国内を中心に慰安婦像の建設とかそういうものが今動きがあるわけですから、そうしたものに対しては一つ一つ、そこを確実に、そうしたことを建設
そういう問題に対して、広報費、来年度、現在十八億円を五十二・二億円に倍増するということを官房長官も概算要求の中で述べておられますけれども、具体的に、この増額する広報費、どういう形で活用されようとしているのか、また、今現存するこういう従軍慰安婦像、そういったものの撤去、あるいは新たな動きを封じ込める、そういうような考えがおありなのかどうか、考えをお聞かせください。
余り事件の本質にはちょっと入らないかもしれないんですが、ある教育関係の教授のお話を聞いたところ、慰安婦像が設置されているアメリカのある町とかそういうところで、韓国系、中国系の子供による日本人の子供へのいじめが何かふえ始めているというお話がありまして、どのくらいの頻度で、どのくらいの数で、何カ所で行われているかというデータは、僕は今持ち合わせていないんですけれども、いずれにしても、少しずつ深刻になり始
俗に言う慰安婦、もうこの慰安婦という言葉自体、私も余り言いたくないんですが、こういった誤った情報や意図的な諜報活動に対して、オーストラリアやアメリカで慰安婦像や慰安婦碑が数々建っております。
また、米国におきます慰安婦像あるいは碑等の動きにつきましては、我が国政府の立場と相入れない、これは極めて残念なことだと考えます。このような動きは、慰安婦問題を政治問題あるいは外交問題化し、状況を複雑化させるものであり、さまざまな民族系から成る地域コミュニティーを分断させることになる、こういった点を憂慮しております。
ことしの八月、福井市の姉妹都市のフラトン市で慰安婦の非難決議がなされ、現在フラトン市の博物館で慰安婦像が建てられようとしております。フラトン市の決議の後、福井市長が反対の親書を送り、また九月二十四日に福井市議会で慰安婦像を建てることについての反対の決議をしたわけです。これは私は日本で初の取り組みだと思います。
ほかにもたくさんあるんですけれども、こういうことがなぜ起こっているかといいますと、一連の、グレンデールの慰安婦像や、こういった問題が人種差別になって、アメリカ、オーストラリア、そういったところで、何の罪もない日本人の子供たちとその御家族が被害に遭っているんです。
そして、例えば、慰安婦像や碑が設置されている地域等においては、在外公館が窓口となって相談や連絡を受ける、こうした窓口を設置するなど、こうした相談やあるいは苦情に応えていく体制をとっています。こういった窓口の設置等につきましては、ホームページですとか、あるいは現地日本人会の安全対策委員会等を通じまして周知を行っているところです。
○岸田国務大臣 御指摘の、バージニア州のフェアファックス郡の慰安婦の碑等も含めまして、こうした慰安婦像あるいは碑の設置というのは、我が国の政府の立場と相入れない、極めて残念なものであると受けとめております。
御指摘のように、除幕式はこれからということでありますが、この碑を含め、各地の慰安婦像、碑の設置、これは、我が国の政府の立場とは相入れない、極めて残念なことだとまず受けとめております。
例えば、慰安婦像や碑が設置されている地域において、在留邦人の方々に、現地紙や在外公館ホームページ、現地日本人会安全対策委員会等を通じ、慰安婦問題をめぐり嫌がらせや暴言などの被害について、在外公館が窓口となって相談や連絡を受け付け、対処しているところであります。
それと、また五月九日のやはり内閣委員会の質疑で、ちょっと別な問題なんですけれども、グレンデール市の慰安婦像、それからストラスフィールドにおける慰安婦像設置の問題、こういった問題について外務省さんに質問させていただきました。
現地でJCNという団体が急遽立ち上がりまして、オーストラリアの中に十カ所以上建立する予定だという動きが今出ていまして、それに対して現地の日本総領事館は、慰安婦像の問題を外交問題にしてはいけないので表立って行動できない、したがって、直接的サポートはできないというのが公式の見解ですというふうに現地で答えているわけですね、サポートはできないと。
そういう中で、日系の大学生の方が、そういう慰安婦像設置は、日本人や日系住民への差別を助長するんじゃないかというような意見とか、慰安婦像で日本人への差別が生まれれば、生まれ育った大好きなオーストラリアを離れざるを得ないということ、特定の人種攻撃で、多様な民族が調和してきた努力が台なしになる、こういう意見が相次いでいるわけです。
個別的な話は、ちょっと今のお話は把握はしておりませんけれども、一般論的なことで申し上げますと、オーストラリア国内で、今、慰安婦像の設置に対してのいろいろな議論が行われていることはもちろん承知しておりますし、今委員がおっしゃったみたいに、仮に在留邦人がそういう動きの中で安全を脅かされるような意識を持たれるということがあってはいけない、そのように思っております。
今、韓国の日本大使館前や米国のグレンデール市で慰安婦像が設置されているということで、むしろ状況は悪化しているのではないかと思います。 日韓局長級協議でこうした間違ったメッセージにならないよう改めて申し上げておきたいと思いますが、大臣の御認識というか御見解を伺っておきたいと思います。