1950-04-30 第7回国会 参議院 地方行政委員会 第43号
○吉川末次郎君 それに関連して、外の問題になるかと思うのでありますが、実は先般京都へ参りましたときに、京都の市役所の理事者からいろいろ話が私に対してあつたのでありますが、向うの方で特別の法案を作りまして、即ち国際観光都市と言いますか、京都国際観光都市として特別に指定して、そうして特別の、国から権限を得ようというのでありますが、大体において同市の用意しておりますところの法案は、衆議院に廻つているかも知
○吉川末次郎君 それに関連して、外の問題になるかと思うのでありますが、実は先般京都へ参りましたときに、京都の市役所の理事者からいろいろ話が私に対してあつたのでありますが、向うの方で特別の法案を作りまして、即ち国際観光都市と言いますか、京都国際観光都市として特別に指定して、そうして特別の、国から権限を得ようというのでありますが、大体において同市の用意しておりますところの法案は、衆議院に廻つているかも知
さらに特別交付金の使い方で、本多国務大臣は、私の質問に、国際観光都市であるとか、あるいは地方総合計画とか、そういうものに使用しない、こういうふうに言明しておりますけれども、この法案の中に、使わないということはどこにも書いてない、またこれが今後一割になるか二割になるか、そういうこともこの法案には書いておらない。
その後における問題といたしまして、政府はできるだけ、若しもこの法案が通りました場合におきましては、議会の意思を尊重いたしまして、国際観光都市らしい一つの都市計画ということにつきましては、できるだけの御援助は惜しまないつもりで私共は努力を払つて行きたいということは、都市局といたしましては考えておる次第でございます。
しかしながら国際観光都市建設に関する一般法の立案は、その関連法令がきわめて広範囲にわたりますため、その審議になお相当の時日を必要とし、しかも諸般の情勢にかんがみまして、今会期における立案は困難であると目せられるに至つたのであります。
以上御報告いたして参りましたのは、熱海市における今回の大火災によりまする被害の実情並びにその後の経過の概要でありまするが、現地をつぶさに調査いたしました私どもといたしまして、調査全般を通じて強く考えられますことは、今後国際観光都市熱海市の再建には、これら再度の大火災の教訓を全面的に生かしまして、十分慎重なる考慮を払つた上に、復旧計画が一日もすみやかに立てられなければならないということであります。
終つて午後二時より開催されました緊急市議会に臨みまして、熱海市の大火についての見舞を申し上げると同時に、復興計画について熱海市民、特に指導的地位にある人々が大局的見地に立ち、しかも熱意を持つて国際観光都市にふさわしい計画及び実施をなされることを強く要望いたし、さらに来宮に急設されております市土木課に参りまして、都市計画の設計に奮鬪中の建設省、県土木部及び市の係員等より都市計画の一般的説明を聽取し、夕刻帰京
私はその場合にきわめて政治的な言葉でありますけれども、もし補償しなければ区画整理に応じないというのであれば、熱海市は国際観光都市案を放棄してほしいということを申して、先ほど御報告しておりますように、熱海市民の熱意がこの復興を促推するゆえんである、そういう政治的な回答をしておいたのですが、非常に憂慮いたしておりますから、その点ははつきり態度をきめて、市当局なり、事業執行の県当局から市民に周知さすことをお
熱海市の復興ということはこれは国際観光都市という見地からもまた防火対策という見地からも至急根本的な計画を実施に移さなければならないということは、私どもも痛感しているところでございます。ただその財政措置その他につきまして関係各省寄り寄り協議しておるわけでありますが、ただいま安定本部の高野建設局長からお話がありましたように、まだ最後的な結論は出ておりません。
熱海のこのたびの大火に際しましても、この国際観光都市法案の精神にのつとつて、復興計画を立て、昨日その都市計画案なるものが確定いたしたのであります。ただ陸上のみならず海上に対しましても、熱海はすでに運輸省より国際観光施設の指定を受けているのであります。伊東はまた海上公園として、伊豆七島に渡航の地として、知られております。
○砂間委員 私どもは火災にあつた人たちの復興にいたしましても、あるいは火災にかからない一般の人たちが、国際観光都市として発展して行く場合におきましても、やはり大きい旅館業者とか、そういう特殊な少数の有力者だげが繁栄して行くという方法でなくて、やはりそこに住んでおる全市民の繁栄と幸福を念願しておるわけでありますが、火災にあつた熱海の場合におきましても、政府から預金部資金の貸付けを受けられるような身分の
○三宅(則)委員 あまり長く質問してもいけないと思いますから、この辺でやめることといたしまして、あとは大蔵省関係の方がおいでになりましたときに譲るわけでありますが、最後にもう一つ参考までに申し上げておきますが、およそ国際観光都市ということは非常にけつこうでありますが、文化都市というこの文化ということにつきまして、いろいろ範囲が広いわけでありますが、たとえば研究の施設とかあるいは娯楽機関もこれに含まれるものと
法律案の内容は国際観光都市を完全無欠のものに一挙に作り上げるということには、必ずしも十分のものとは言えませんが、この法律を作ることによりまして少しでもそのような対外宣伝に相呼応して我が国が観光国家としての形を整えることができるとするならば、これに越した幸いはないと考えまして、私は本法案に賛成をいたす者であります。
この別府の観光事業の計画は国費を使いつ放しにするというのではございませんで、そこに強力な国の援助を頂きまして、やがて理想的な国際観光都市が建設、完成に至る前の半ばの時期におきましても、相当の別府を中心といたしまして、国民経済に寄與することができ得ると確信いたしておるのであります。
さきに出て来ました長崎、広島の――過般衆議院を通過して、ただいま参議院にかかつております別府国際観光都市法案と同じような規定があるのであります。ところがこの第五條については、普通財産を譲與しなければならないとあるが、前にできました三つの法律には、譲渡という言葉を使われておるのもありますし、譲與という言葉を使われておるのもあります。その場合はすべて譲渡もしくは譲與することができると書いてあります。
○瀬戸山委員 そうしますと、これはあとにも先にも四つしかないからやるのであつて、その他、私が一つの例に出しました国際観光都市ということで、これに五つなり十の都市を指定する、そういう場合には当てはまらない。これは特例であるからというお考えで将来お進みになるおつもりでありますか、それをはつきりさせていただきたいと思います。
私ども今国際観光都市建設法案というようなものを現に立案中であります。そうすると一体国際観光都市というものはどのくらい日本でつくるべきかということについて問題はありますが、それについては一つ以上二十も三十も、これは仮定でありますが、そういう場合に日本に国際観光都市をつくらなくちやならない。
○参事(河野義克君) 目的としますところは、国際文化の向上を図り、世界恒久平和の理想を達成すると共に、観光温泉資源の開発によつて経済復興に寄與するために、別府市を国際観光都市として建設することを目的とするものでありまして、まあ主眼といたしましては、国有財産法の規定に拘わらず、その事業の執行に要する費用を負担する公共団体に対し、普通財産を讓與することができるというようなことがあるわけでありますが、何と
私は、この別府の法案に対しては全面的に賛成でありますが、同時にこの別府につながりますところの熱海、伊東を控えております関係上、この別府の実現をでき得るならまず第一番にやつていただき、続いてこの別府に準じた伊東、熱海を一丸といたした国際観光都市の実現をこの機会にお願い申し上げ、また委員各位の御協力を切望するものであります。
さようでありまするから、この際平和克復後に備えるには、どうしても国家の御援助と国家の御保護によつて、別府市に国際観光都市にふさわしいところの設備をしなければならぬと考えまして、地元の者は、別府が国際観光文化都市として取扱われることを非常に熱望いたしているわけであります。
ですから、ぜひそのようなお建前で、会期も間もないので、予算の裏づけは何でもいいから、この別府というものを国際観光都市としての特別な法律にして、おみやげにでも持つて帰りたいという、実現の裏づけがないような御態度は、この際いさぎよくお捨てになりまして、当委員会で国民の十分な納得の上に、いろいろな法案が審議されますように、特に合同審査などはおやりになる必要がある。
これは戰争のために飛行機もなくなりましたが、この一事をもつていたしましても、いかに別府の市民が国際観光都市、国際泉都として世界に雄飛と申しまするか、世界の外客の誘致に努めておつたかという熱意の一端がうかがわれるかとも考えるのであります。