1960-04-26 第34回国会 参議院 社会労働委員会 第27号
なお、これにつけ加えて仮処分の出ました際の執行吏との折衝の現場におりましただけに、一応これは委員各位にも御理解を願う意味で申し上げておかなければならぬと思うのですが、二十八日、二十九日のあの三川鉱あるいは四山鉱等の混乱の起こります前に、組合側からも組合の統制を違反して第二組合ができて、就労しようとする動きがありましたので、第二組合に対する就労排除の申し立てが組合側からなされておる。
なお、これにつけ加えて仮処分の出ました際の執行吏との折衝の現場におりましただけに、一応これは委員各位にも御理解を願う意味で申し上げておかなければならぬと思うのですが、二十八日、二十九日のあの三川鉱あるいは四山鉱等の混乱の起こります前に、組合側からも組合の統制を違反して第二組合ができて、就労しようとする動きがありましたので、第二組合に対する就労排除の申し立てが組合側からなされておる。
それからただいまの吉田議員の御質問で、三月二十八日の三川鉱事件及び二十九日の四山鉱事件につきましては、立場が異なるにつれてお述べになる事実が相当違います。また、私たち自身も客観的に捜査を続行しているところでありますから、どちらの方のが全面的に正しく、どちらの方のが全面的に間違っておるというようなことは申し上げません。
○安田敏雄君 実は私も現地へ行ったのですけれども、四山においては集合所を占拠しておって、会社の中のあき地には四、五百名の警官がこれまた占拠をしておるわけなんです。それから三川においては正門前の技工室、診療室、ここに百五十名ぐらいいるのです。それから宮ノ浦では正門前の臨時詰所、構内の保安坑道、職員クラブ、武道場等にずっといる。
ところが、今あなたの方からいただいたこの資料を見てみても、また、この前お話しいただいた経過からいたしましても、ちょうど四山事件が起こる前に、いわゆる山代組という一隊がハイヤー十四台、トラック一台に約百人くらいの者が分乗して荒尾市内に入って行き、四山鉱の南門で七名くらいの警官の固めておる検問所でこれを停止させようとしたけれども、それを聞かなくて、正門に至って、ピケを張っておった労組員と混乱を起こしてついにあのような
しかし、このことを全部こまかくここで聞きただそうとは考えておりませんが、ただ非常に気になりますのは、例の四山鉱の正門で起こった事件に対する警察の処置であります。それが報告書の中に落ちている面がありますので、はっきり聞いておきたいと思いますページは書いてないのですが、裏から一枚目とうしろから二枚目のところの一番下にこう書いてあります。ごく簡単に読みますと、「警備本部に報告した」と書いてある。
また四山鉱に向かいます際におきましても、検問所においてこれに停止を命じておるわけでございます。ところが、その停止の命令を聞かずにそこを過ぎ去ってしまった。それでさっそく本部に連絡をして急を告げたという事実がございます。七名の検問の警察官をもってして、実力をもってとめ得なかったことは遺憾に思いますけれども、全然見過したということではございませんで、とまるように注意を与えたにかかわらず通り過ぎた。
次の四山鉱事件についてでございますが、まず、山代組一派の動静につきましては、警察といたしましても十分注意をいたしまして、事前に警告をしたり、いろいろなことをしておったのでありますが、先方は、情報宣伝活動をするのだ、炭住街においていろいろ不当なことをやるのはけしからぬという意味において情報宣伝活動をしておるのだというようなことを言っておりましたので、これを事前に解散する等のことは、その程度ではできないのであります
四山事件の逮捕状況でございますが、本日現在までに逮捕状を発付しました者五十五名、うち逮捕した者二十五名、そのうち勾留した者二十二名でございます。 また、二十九日の刺殺事件に関し暴力団に凶器を投げ入れているかどうかというお尋ねでございます。これにつきましては真相を究明しておりますが、まだ事実が確認されたという報告には接しておりません。
○国務大臣(石原幹市郎君) 三川鉱、四山鉱で起こりました暴力事犯については、先刻たびたび申し上げましたように、ただいま捜査の徹底を期しつつある段階でございます。(拍手) 〔国務大臣松野頼三君登壇、拍手〕
具体的に申し上げますと、近くの、六十メートルくらい離れたところに四山駐在所がございますが、そこに情報員が六名おりまして、そのうちの四名が、乱闘の起こりました直後といいますか、口論から乱闘に移る時限において現場にかけつけて中に入っております。これは全部けがをいたした。
(拍手) すでに、四山鉱のみで五百家族近いものが、着のみ着のままで避難をいたしておるのであります。私は収容所を一々見舞ったのでありますが、私の顔を見ただけで、婦人はわっと泣き伏しておるのであります。恐怖そのものの表情であったのであります。彼らは、口々に、今の三池の現状はこの世の姿ではありません、と泣いて訴えておるのであります。(拍手)三池の今日の姿は、近代的労働運動の片りんもありません。
その第一は、今次争議における三川及び四山事件発生の原因は、生産再開をあせる会社側が暴力団を使用したことにあること、第二は、会社側が暴力団に対し凶器を提供し、脅迫、傷害、殺人などを教唆扇動したこと、第三は、警察が、わが党の事前の警告にもかかわらず、これらの凶器を持つ暴力団を抑制するなど、事態を未然に防止する適切な措置を怠ったこと、などにあるのであります。
四山鉱事件の場合には、警察官も中に入って制止をしておるのでございまして、このため警官も五名負傷いたしております。本件につきましては、五十四名に逮捕状の発行を求めまして、すでに二十五名を逮捕し、厳重に捜査中でございます。 警職法の改正の問題につきましては、さきに大坪議員にお答えしましたところで御了承願いたいと思います。
荒尾警察署は今の四山南門からほんの三分くらいの位置にあるのです。一体どういうわけで、こんなに事態が急迫しておるのにそんなに手間取るものでしょうか、その間の事情を伺いたい。
三川鉱あるいは四山鉱を中心にいろいろの問題が起きたわけであります。さらにそれ以前から、引き続いて第一組合、第二組合の対立等から、大牟田あるいは荒尾、あの付近にかけまして非常な社会不安を生じておりますことは御指摘の通りでございます。
○江口政府委員 ただいまお話のありましたうちで、金銭がどこからどう動いているということについては存じておりませんが、最後の山代組一派が四山鉱正門前の第一組合ピケに突入したというか、そこで乱闘を起こしました際に、ただいまおっしゃるような者が武器を提供したといううわさは聞いておりますので、そのうわさの真偽については、目下荒尾署において捜査中であります。
二十八日の就労にあたって起きた新田組合の衝突事件、血の雨を降らした暴行事件、暴力事件、そうしてまた、二十九日の夕刻、荒尾市の四山鉱の正門前で起きた、善良な組合員が刺殺されたという事件、いずれを見ても悲惨な事件の連続で、まさに悲劇と言わなければならない。こういうふうな感情の衝突あるいは力と力の衝突の陰に無阜の家族や子供たちがこの紛争の中に巻き込まれて、自分の生命財産を守ることにせい一ぱいだ。
○説明員(本田武雄君) 昨日、四山鉱で起こりました山代組等を中心とする暴力団の争議介入と、それに伴って起こりました負傷者につきまして概略御説明申し上げます。 この争議に山代組等が介入に乗り出したというような情報が昨日の十時ごろからぼつぼつ警察に入って参ったのでございます。これは福岡の警察の方に入って参ったのであります。
昨晩まことに不祥な事件が発生いたしまして、四山鉱にピケを張っておった三池炭鉱労働組合のピケ隊の中に、外部団体、今新聞の報ずるところによりますと、土建その他外部的なボスといわれておりまするが、そういう外部団体が百数十名押しかけまして、短刀やピストルなど凶器を持ってピケ隊に突入して、ここに乱闘が発生し、刺殺事件が、一名死亡し、警官一名重傷、他十数名が重傷を負ったという報道がなされておりまするが、労働大臣
○江口政府委員 四山鉱の南門に置いておった七人編成の検問所が、とにかく言うことを聞かずに突破されたということは、私が報告した通りであって、そういうふうにお考えになってけっこうであります。手をあげたというのは、その後のことまで入れてのお話であれば、手をあげたんじゃなしに、やはりそこではできるだけのことをやったわけであります。
ただいまお話がありましたのは、おそらく十二月四日の三川坑での傷害事件、それと十月二十二日の四山坑での暴力行為事件等であろうかと存じますが、これらの事案を一応検討いたしましたが、外形的には軽微な事案と見られますけれども、その内容を検討いたしますと、必ずしもそうではない。総合的に検討しまして、現地でやはりこれは事件として措置する、こういう結論を出しているようなわけ合いでございます。
方行政委員長 佐藤太十郎君 愛知県愛知郡鳴 海町長 水谷登免吉君 愛知県愛知郡鳴 海町議会議員 米萩金次郎君 愛知県愛知郡鳴 海町議会議員 近藤清右衛門君 愛知県西春日井 郡山田村長 永田 利平君 愛知県海部郡飛 島村長 斎藤 辰雄君 愛知県海部郡南 陽町長 坂野 義信君 愛知県海部郡十 四山村議長
その二回目の二十八年の三月だつたと思いますが、四山町の街頭でこの署名運動、けい肺法に対する署名運動を頼みますと市民の皆様に訴えまして、名もない市民の激励と、予定以上の人数に達する署名簿を手にして、二人手を取つて喜んだことがあつたわけでありますが、ところが今度けい肺法の制定を見ずして不幸けい肺によつて倒れてしまつたという私の同志が最後に私に言つたことは、私は不幸にしてけい肺で倒れるけれども、あとあとにこういう
第三班福岡班は、電気関係では、九州電力会社の名嶋、港、両発電所、九州電力本社内の中央給電指令所を視察し、石炭関係では、三井三池鉱業所の四山、三川両坑内の施設をつぶさに視察いたしたのであります。その間、七月十九日、県庁内副議長室において、本法案に対する各界の意見を聞く懇談会を開いて、労使それぞれ三名、学識詮験者二名、合計八名の出席者から意見を聴取いたしました。
七月二十日午前九時、三井鉱山三池鉱業所に赴き、所長より同鉱業所の概況を聴取し、十時より午後三時まで四山、三川両坑の坑内に入りまして、客施設、作業状況などつぶさに視察し、四時過ぎ労使双方と別々に懇談し、仰いで五時、九州電力会社の港発電所に赴き、同所長より同所の概要、昨冬のストライキの事情などを聴取の後、同発電所を視察し、六時より労使双方)それぞれ別個に懇談いたしました。
具体的に申しますと、三池の四山坑、潜竜の第一坑、杵島炭坑、崎戸炭坑、いずれも九州でございます。これはすでに指定をいたしました。現在指定手続中の炭鉱が八箇所ございます。これで全体の患者数の九〇%以上のものが含まれることになります。こういう措置をとつておりますので、今後はこの問題も解決されると考えております。
その中で普通三池炭鉱と称するもののうちで、荒尾市の管内にありますものが三川坑、あるいは四山坑、玉名坑というようなのがあります。また三池炭鉱でありません中小の炭鉱としまして、市内に三名炭鉱、三和炭鉱、有明炭鉱というような炭鉱がございまして、ほとんど炭鉱都市といつてもさしつかえありません。
御承知の通り荒尾市は熊本県の西北端で西は有明海に面し、北は福岡県の大牟田市に隣接をいたしまして、三井三池炭鉱の鉱区内にあり、市内に万田、四山の両炭鉱がありまして、特別鉱害を受けた所であります。私はここに市民の被害者の代表といたしまして、特別鉱害の実情をお話し申上げる。
市内には三井鑛山株式會社經營の萬田炭坑、四山炭坑、三井化學工業株式會社、三池染料工業所荒尾工場等がありますし、また隣接大牟田市には多數の大工場、三池鑛山があり、これらに從事する市内南部、東南部の住民は、一里半ないし二里餘りもすべて徒歩あるいは自轉車をもつて通勤する現況でありまして、相當過大な肉體的、精神的負擔を感じ、ひいては出炭量または生産量にも影響しておるのであります。