1984-08-01 第101回国会 衆議院 社会労働委員会 第30号
○吉原政府委員 大規模年金保養基地でございますが、現在、全国で十一カ所で基地の計画を持っておりますし、既に三木等の基地におきましては事業を開始をしているわけでございますけれども、これは年金の還元融資、年金資金は資金運用部資金に全額預託をされるわけでございますが、その一部、原則として三分の一程度が還元融資として被保険者の直接福祉に役立つ、福祉向上に役立つ分野に還元融資をするという制度があるわけでございますが
○吉原政府委員 大規模年金保養基地でございますが、現在、全国で十一カ所で基地の計画を持っておりますし、既に三木等の基地におきましては事業を開始をしているわけでございますけれども、これは年金の還元融資、年金資金は資金運用部資金に全額預託をされるわけでございますが、その一部、原則として三分の一程度が還元融資として被保険者の直接福祉に役立つ、福祉向上に役立つ分野に還元融資をするという制度があるわけでございますが
そうしますと、なぜ赤字が出るのかといいますと、これはやはり私どもが郵便貯金資金を資金運用部の方に全額預託いたしておりまして、その預託利率というものに問題があるというふうに考えざるを得ないわけであります。一時的にせよこういう赤字が出たというのは、同じ国の資金である国債に比べましても郵便貯金の資金は低いわけであります。
○渡辺(喜)政府委員 この郵貯の資金というのは資金運用部に全額預託されてくるわけでございますが、資金運用部の資金というのは郵貯の資金だけでございませんで、年金の資金その他特別会計の余裕金とかいろいろな資金が集まっておるわけでございます。
その場合に具体的に、たとえば厚生年金等のごとき、資金運用部に全額預託いたしまして還元運用するというようなやり方もございますし、また国家公務員共済組合等のごとく、おおむね増加額の三分の一程度を資金運用部に預託する、その残余の部分について運用を別途考える、こういうようなやり方をしているものもございます。
これを、厚生年金保険の場合のごとく、大蔵省の資金運用部に全額預託されるつもりでおられるか。あるいはまた、今国会におきまして政府提出の中小企業退職共済制度法案におけるがごとく、積立金のうちの相当部分を自主的に運用されんとするのでありまするか。