1988-03-23 第112回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
○政府委員(長谷川慧重君) 六十三年から六十五年の三カ年にかけまして、車の種類に応じましてそれぞれ規制をかける形になってございます。例えばディーゼルトラックの一・七トン以下の副室式でございますれば、六十三年からの規制をかけまして、前の数値から比べますと三〇%減という形になります。それから直接噴射方式でございますと一・七トンから二・五トンの重量の車につきましては同じく六十三年規制でございまして、今までの
○政府委員(長谷川慧重君) 六十三年から六十五年の三カ年にかけまして、車の種類に応じましてそれぞれ規制をかける形になってございます。例えばディーゼルトラックの一・七トン以下の副室式でございますれば、六十三年からの規制をかけまして、前の数値から比べますと三〇%減という形になります。それから直接噴射方式でございますと一・七トンから二・五トンの重量の車につきましては同じく六十三年規制でございまして、今までの
○政府委員(長谷川慧重君) ただいま先生からお話しございましたように、計画の中にはかなり道路に直接かかわるもの、あるいは民間の方々の意識の開発につながるもの、あるいは事業主等が共同してやっていくようなもの、いろいろあるわけでございますので、そういう面では予算的といえますものにつきましても、それぞれの関係省庁等が、例えば道路の関係でございますと関係省庁、建設省の方で予算化をいたしまして、そういう面での
○政府委員(長谷川慧重君) お答えいたします。 ただいま先生からお話ございましたのは、窒素酸化物低減のための大都市自動車交通対策等計画策定推進検討会というところで二年間かけまして、自動車交通対策というところにウエートを置いていろいろ検討し、将来推計を行った結果でございます。そういう意味で大体先生お話しなさいましたような数字でございまして、申し上げましたように自動車交通対策、人流なり物流なり交通流に
○長谷川(慧)政府委員 この計画につきましては、六十一年度から二カ年かけまして、関係の自治体あるいは学識経験者と専門家の方も加えてこの検討会で現在まで検討をやってまいったところでございます。先生のお尋ねにございますように物流、人流あるいは交通流、いろいろな対策がそれぞれあって、それらは計画的にはいろいろあるわけでございますが、それを実効あらしめるためにはどうしたらよろしいかということについての検討も
○長谷川(慧)政府委員 私ども、これを俗に大都市計画という言い方をしておりますけれども、この大都市計画の推進によりまして、窒素酸化物排出量の削減効果につきましていろいろ試算いたしたところでございます。 それによりますと、新聞にも出ておりますけれども、六十年度の自動車からの排出量と比較いたしまして、六十五年度におきましては、自動車排出ガス規制の効果と合わせまして、京浜地域につきましては一四・七%から
○長谷川(慧)政府委員 お答えいたします。 先生のお尋ねの件でございますけれども、まず全般的に自動車に係ります排出ガス規制につきましては、御案内のとおり、六十三年度から六十五年度までの間に大型ディーゼルトラック、ライトバン等の窒素酸化物の大幅削減を実施するために、六十二年一月に告示を改正したところでございます。 なお、現在中公審におきましては、ディーゼル車に係ります窒素酸化物の一層の低減等について
○長谷川(慧)政府委員 テスト焼却に関しましては、先生が今お話ございましたように、十五日間かけましてPCBを燃やしてその結果を出すという形になっておるわけでございます。 このテスト焼却に関しましては、兵庫県が監視計画に定めました項目にかかわります分析結果及びお話ございました兵庫県の公害防止条例に規定する有害物質の分析、この結果のすべてを公表するというぐあいに私ども聞いておるところでございます。
○長谷川(慧)政府委員 おっしゃるようにいろいろな環境問題あるわけでございまして、それぞれの自治体等がそれぞれの自治体におきましての責任を持たれるわけでございますが、全般的に見ました場合におきましては環境庁が全体の責任といいますか、そういうものについて十分監督なり指導する必要があるというぐあいに考えております。
○長谷川(慧)政府委員 お答えいたします。 ただいま先生お尋ねの第一問の、県の認可に当たって環境庁がどういうぐあいに関与したかということでございますが、県が鐘淵化学工業に処理の計画についての認可を与えるに当たりましては、県のレベルにおきましてPCBの高温熱分解処理のための審査会を設けまして、その審査会でいろいろな御意見を聞いた上で許可を与えたわけでございます。その審査会の委員の中に私どもの方の担当者
○説明員(長谷川慧重君) アスベストの問題につきましては、先生からただいまいろいろお話があったわけでございますけれども、各省庁におきましてそれぞれの立場からいろいろな取り組みが行われておるところでございます。私どもといたしましては、環境庁のやっておる仕事もあるわけでございますけれども、各省庁間におきまして緊密な連絡を図るということが必要であるという観点から、連絡会議を開きまして情報交換を行っておるところでございます
○政府委員(長谷川慧重君) 大きなディーゼルトラックから排出されます排ガス量は、御指摘のとおり環境に与える影響は他の車と比べますと大きいというのも事実でございます。そういうことでこの大型のトラックに対して今後どうするかというお尋ねでございますが、私ども、やはり大型ディーゼルトラックが一番そういう面での環境負荷が大きいわけでございますから、特に大型トラックにつきましては技術の進歩を待ちましてできるだけ
○政府委員(長谷川慧重君) 自動車ガスにかかわります規制に関するお尋ねでございますが、自動車にかかわります排出規制につきましては何回かにわたりまして技術の進歩を待ちながら規制を行ってまいっているところでございます。 お尋ねの自動車の種別によりまして相当に異なるわけでございますが、例えばガソリンの乗用車につきましては規制前に比べますと現在の排出量は八%ぐらいに抑えられているということでございますし、
○政府委員(長谷川慧重君) お答えいたします。 二酸化硫黄に関します大気汚染の改善状況は、先生のお話にございますように四十二年ごろをピークといたしまして年々減少いたしております。このためにどういうことをやったかというお尋ねでございますが、従前から、特定地域を対象にいたしましたばい煙防止の法律がございましてそれぞれの地域におきまして対策を講じておったわけでございますが、特に現在の大防法になりましてからは
○政府委員(長谷川慧重君) 自動車排出ガスの規制につきましては、従前からいろいろやってまいっておるわけでございますが、従前の規制に加えまして、先生御案内のとおり、本年の一月に特にディーゼル車の排出ガスの規制の強化を行ったところでございます。六十三年から六十五年度にかけまして逐次規制強化を実施するということで、新しい規制を実施いたしたところでございます。 こうした最新の規制に適合した自動車の普及促進
○政府委員(長谷川慧重君) お答えいたします。 二酸化窒素にかかわります環境基準が現在のところ未達成であるということで、私ども鋭意努力いたしておるわけでございますが、先生のお話にございましたように、いわゆる交通量の抑制、分散、道路構造の改善といいますことは、そういう面でのNO2の環境基準の達成には非常に有効な手段であるというぐあいに考えておるところでございまして、従前からやっております自動車一台ごとの
○政府委員(長谷川慧重君) お答えいたします。 先生がお尋ねの大気と発がんとの関連につきましては、先生のお話の中にもございましたが、非常に難しいいろんな問題もございますし、因果関係を究明するというわけにもなかなかまいらない。いろんな関連因子等もございまして、調査等はいろいろ行われているわけでございますが、現在のところはっきりした関連性といいますか、因果関係と申しますか、そういうものがあるというような
○政府委員(長谷川慧重君) 長官がお答えになる前に事務的な話で御説明しておきたいと思います。 先生お話の中にございましたように、今のSOxに対します賦課金によりますチャージといいますか、責務が企業にあるわけでございますが、大防法の関係におきましては、SO2につきましては、それぞれの工場に排出に対する規制を加えてございます。それから地域におきましては、その地域全体の総量規制という形で濃度なり重なりの
○政府委員(長谷川慧重君) お答えいたします。 先生のお話にございましたように、現在の大気の中には硫黄酸化物、窒素酸化物、浮遊粒子状物質等汚染物質がいろいろ含まれているわけでございますが、そういうものにつきましては、一応私ども環境庁といたしましては、それぞれの物質の評価をやりながら環境基準を定めて、その環境基準を達成するためにいろいろな努力をいたしておるということでございます。 そういうことで、
○政府委員(長谷川慧重君) 道路沿道対策ということのお尋ねかと存じますが、先生御案内のとおり、道路沿道自動車交通公害対策といたしましては、まず基本的には、車一台一台の排ガスのいわゆる単体規制といいますものを従前からいろいろやっているところでございますし、それからそこの交通量といいますものについて、できるだけ効率的な車の使われ方がするような形での交通量の抑制分散等についていろいろ対策をやっておるというようなことが
○政府委員(長谷川慧重君) 空気を採取する採取口の高さの問題でございますが、採取口といいますか、その測定所のあるところの周りの状況によってかなり差異があるかと思います。余りしっかりしたデータではございませんが私の手元にありますものといたしましては、平らなところでございますと低いところより高いところの方が若干濃度は低く出る。しかしながら高いビルが周りにあるようなところでございますと、低いところと高いところが
○政府委員(長谷川慧重君) お答えいたします。 御視察をいただきました大和町のところの状況は先生のお話のとおりでございまして、東京都内でも非常にNOx濃度の高いところでございます。
○政府委員(長谷川慧重君) ただいまの先生のお尋ねの件に関しましては、私は大気の関係でございまして、公健法の関係は環境保健部長の方でやっておりますので、詳細につきましては存じていないところでございます。
○政府委員(長谷川慧重君) NO2に関します環境基準の考え方に関するお尋ねかと思いますけれども、NO2の環境基準につきましては先ほどもちょっと申し上げましたけれども、五十三年の中公審の答申を踏まえまして定めたものでございますが、そのときにはかなり大がかりな調査等をやりまして、ある程度人の健康の偏りも考慮しなが らの基準を決めた。だから、この基準が守られれば人の健康を保護するに十分であるという基準でございます
○政府委員(長谷川慧重君) 環境基準につきましては、現在の環境基準が必ずしも達成されておらないという状況は先生御案内のとおりでございまして、そういう面で環境基準を達成するために、特にNO2に関します環境基準の達成状況が悪いということで私どもはいろんな対策をそれぞれ講じておるところで。ございます。 そういうことで、現在のNO2の環境基準につきましては、この基準を決めました経緯は御案内かと思いますけれども
○長谷川(慧)政府委員 先生の御指摘のとおりでございまして、特に大きなトラックにつきましては副室ではなかなか馬力が伴わないということで直噴のディーゼルが非常に多い形になっておるわけでございます。直噴と副室のディーゼル車におきます排ガス量もやはり直噴の方がどうしても少し多くなるという傾向がございまして、私どもも従前から、直噴、副室を含めまして大きなトラックに対するNOxの排出ガスにつきましては何とかもう
○長谷川(慧)政府委員 自動車の走行モードのお話は、ただいま先生から御指摘ございましたように現行の乗用車のテンモードといいますのは十年前のかなり古い走行実態からつくっておるものでございますから、確かに現在の高速道路の伸展等に伴います自動車の走行実態は必ずしも反映されていないというような御指摘が従前からございまして、私ども五十九年度から三カ年をかけまして大都市地域における走行実態の調査を実施いたしているところでございます
○長谷川(慧)政府委員 お答えいたします。 沿道を中心にして、いわゆる交通公害が非常に大きな問題になっているわけでございますので、交通公害対策ということで従前からもいろいろな対策を講じているところでございます。 まず一つは、道路を走っております車の排ガス規制の問題でございますが、この排ガス規制につきましては、従前から技術の発展を待ちながら逐次規制を行っているところでございまして、御案内のとおりことしの
○長谷川(慧)政府委員 どうも失礼いたしました。 まず二酸化硫黄につきましては先生のお話にございましたので省かしていただきますけれども、SPM、浮遊粒子状物質につきましては、環境基準の達成率を見ますと、六十年度は全般的には五二・一%というぐあいになっておりまして、依然として低い状況にあるというぐあいに考えております。
○長谷川(慧)政府委員 一般測定局は全国に千三百九局あるわけでございますが、この千三百九局のうちに環境基準のゾーンでございます〇・〇四から〇・〇六の範囲内にありますものが全体の二一・六%、〇・〇四ppm以下のところが七六・九%、それから〇・〇六ppmを超える局は全体の一・五%というのが六十年度におきます一般局の測定結果でございます。 なお、自排局につきましては、同じような割合でございますが、〇・〇
○長谷川(慧)政府委員 お答えいたします。 いわゆる総量規制三地域の環境基準の達成状況でございますが、これは一般局、自排局とそれぞれあるわけでございますけれども、六十年度の数字で申し上げますと、東京におきましては一般局は二十三分の四、自排局が二十八分の二十一、神奈川におきましては二十九分の八、十六分の十一、大阪が四十四分の四、二十二分の十六ということで、トータルで申し上げますと、六十年度におきまして
○説明員(長谷川慧重君) お答えいたします。 まず、フロンガス問題のこれまでの経緯ということでございますが、一九七四年、いわゆる昭和四十九年に、米国の科学者によりまして、フロンガスが成層圏オゾンを破壊し、その結果、地球上に降り注ぎます紫外線の量が増加いたしまして、皮膚がんの発生等、人の健康への影響や生態系への影響等の可能性があるということが指摘されたのが問題のきっかけでございます。その後、国連環境計画
○説明員(長谷川慧重君) 先生のお話にございました、朝日新聞に載っておりました記事も私ども承知いたしておりまして、私どももこの記事に関しましては非常に関心を持ちまして、いろいろ先生方のお話を承っているところでございます。 しかしながら、私ども先生からお話を伺いますと、先生のお話とダブるかもしれませんけれども、関西医科大学の原一郎教授ほか五名の研究班によって行われたものでございまして、分析の結果、中皮腫二十三名
○説明員(長谷川慧重君) お答えいたします。 先生のお尋ねの本年の三月に取りまとめました六十年度のアスベストモニタリングの結果の概況でございますが、その結果をまとめて申し上げますと、一般環境におきますリスクは小さいという六十年二月の検討会によります評価が行われました前回調査の大気状況に比べまして大きな変化は見られない、先生の御指摘のとおりでございますが、そういうぐあいに大きな変化は見られないものの
○政府委員(長谷川慧重君) お答えいたします。 環境庁といたしましては、ただいま企画調整局長の方から御説明ございましたように植樹が大気汚染にもかなり好影響を与えるというような結果をいただいたわけでございますので、大気汚染の問題を有する地域におきまして植樹を積極的に進めてまいりたい。これが非常に有効であるというぐあいに考えておるところでございまして、本年度から、この国公研の研究成果等を踏まえました適切
○政府委員(長谷川慧重君) 環境庁が一昨年の十二月に実験を行いましたときにおきましては、先生お話しございましたように、学識経験者から成ります環境庁の中の液状廃PCB高温熱分解試験検討会といいますものを設置いたしまして専門家の助言なり指導を仰ぎ、それに基づきまして試験実施をいたしまして、その検討会におきましてその試験の結果の評価をいただいた上で安全に焼却処理ができるという答えをいただいているわけでございます
○政府委員(長谷川慧重君) 市の立場におきましていろんな御意見、住民の御意見を聞きながらいろんな御意見を県の方に提出いたしまして、県もそれを十分踏まえながら審査委員会でいろんな御議論をして、現在の科学技術の水準をもって行えば安全に処理できるということで県の方の審査委員会の結論が出ているわけでございます。それに基づきまして現在鐘淵化学工場の処理につきましての手続等が行われておりまして、それが承認されまして
○政府委員(長谷川慧重君) お答えいたします。 先生のお尋ねは高砂工場におきますPCB処理がどういう形で進んできておるのかというお尋ねでございますが、御指摘の高砂にございます液状廃PCBにつきましては、環境庁が昭和六十年の十二月に焼却の試験を実施いたしまして、その最高の技術水準におきます処理の安全性を確認したところでございまして、現在その結果を踏まえまして鐘淵化学工場におきまして具体的な処理の準備
○長谷川(慧)政府委員 お答えいたします。 植物におきます大気浄化能力につきましては、国立公害研究所におきまして、五十七年から植物の大気環境浄化機能に関する研究を行ったところでございまして、その結果を本年四月に今先生からお話しございましたような形で発表したところでございます。環境庁といたしましては、こうした研究成果を踏まえまして、大気汚染の問題を有する地域において植樹を積極的に進めることが大事であるというぐあいに
○長谷川(慧)政府委員 お答えいたします。 大気汚染の状況につきましては、全般的には改善傾向にありますが、大都市圏への人口あるいは産業の急速な集中に伴いまして、先生もお話ございましたように、都市、生活型の公害が大きな課題になっておりますことは、先生の御指摘のとおりでございます。このため、工場やビルからのばい煙や自動車の排出ガスの規制など、従来からの規制施策を引き続き推進いたしますとともに、地域の実情
○長谷川(慧)政府委員 お答えいたします。 フロンガスによります成層圏のオゾン層の現状の問題は、ただいま先生からいろいろお話がございましたとおりでございまして、地球規模の環境悪化につながる極めて重大な問題であるということでございまして、私どもといたしましては、手おくれにならないうちに具体的対策を講ずる必要があるというぐあいに考えているところでございます。このため、成層圏オゾン層科学の分野で我が国を
○長谷川政府委員 窒素酸化物に対します取り組み方でございますが、まず従来からの固定発生源の排出規制、自動車単体規制に加えまして、自動車交通対策の推進を図ることが重要というぐあいに考えておるところでございます。 まず、固定発生源対策につきましては、排出規制の徹底等に努めますほか、群小発生源対策についても検討を進めてまいりたいというぐあいに考えております。 それから、自動車の排出ガス低減対策につきましては
○長谷川政府委員 お答えいたします。 先生からお話のございましたように、大気汚染の物質、主たるものが三つあるわけでございまして、まず硫黄酸化物でございますが、硫黄酸化物につきましては先生のお話にもございましたように、近年横ばいの状況で推移いたしておるわけでございますけれども、環境基準の達成に関しましては良好な状況が続いておる状況にございます。 それから、二酸化窒素にかかわります状況でございますが
○長谷川政府委員 お答えいたします。 大気保全施策を実施していく上におきましては、国民の十分な理解と協力が必要不可欠であるという考え方に立ちまして、みずからの住む地域の大気への関心を通じまして、大気保全の必要性に関します国民の認識を高めまして、今後の大気保全行政に関する関心を、あるいはそれに対する要請につきまして、そういう国民のニーズを高めることを目的といたしまして、先生お尋ねの青空観察コンテスト
○政府委員(長谷川慧重君) お答えいたします。 窒素酸化物に関します環境基準の達成状況でご ざいますが、先生のお話にございましたように、特に大都市におきましてはなかなか未達成のところが多いということで私ども苦慮いたしておるところでございます。しかしながら、連続して窒素酸化物につきまして計測しております測定点の推移を見ますと、近年は若干下向きの傾向にあって、改善されておる状況にあるというぐあいに考えているところでございます
○政府委員(長谷川慧重君) 環境庁といたしましては、ただいま各省でそれぞれ走行実験等をやっているわけでございますが、環境庁におきましては、このメタノール自動車における排出ガスの実態についての調査を六十年から三カ年計画でやっているところでございます。現在のところ毎年各車種別に実際に走らせまして、自動車から排出されますCOなりHC、NOx、あるいはアルデヒド、黒煙といいますものについて調査を進めている段階
○政府委員(長谷川慧重君) お答えいたします。 メタノール自動車につきましては、先生からお話ございましたように、いろんなところで調査研究が進められておる段階でございますが、その研究段階におきます成果につきましては、先生からただいまお話ございましたように、NOxにつきましてはかなりの量の排出量を減らすことができる、あるいは黒煙等についてもかなりの効果があるというような結果が出ているところでございまして
○長谷川政府委員 関係の各省連絡会議というものを設けまして、年に二回ないし三回、お互いにやっております施策の情報交換等を行っております。 またこれ以外に、あわせまして私どもといたしましては、研究調整費等を使いまして、各省におきますいろいろな調査研究についてその促進方をお願いしております。 それからまたもう一つは、今年度から実施いたしたところでございますが、大都市等におきますそういう問題につきましては
○長谷川政府委員 交通騒音につきましては、先生のお言葉にもございましたように、全般的には非常に厳しい状況にございます。私どもといたしましては、関係各省なり自治体とも連携をとりながら、いろいろな対策を講じておるところでございます。 もう少し具体的に申し上げますと、例えば自動車の単体に関します騒音につきましては、中央公害対策審議会の答申に基づきまして、大型車に対する六十一年規制など、そういう面での規制強化
○長谷川政府委員 お答えいたします。 国道四十三号線につきます訴訟につきましては、先生も御案内のとおり六十一年七月十七日に判決が出ておるわけでございます。内容等につきましては先生御案内のとおりでございますので省略させていただきますけれども、私ども従前から、交通公害問題につきましては、関係各省あるいは自治体と連携をとりながらいろいろな対策を講じておるということで、四十三号線につきましても、いろいろな
○政府委員(長谷川慧重君) お答えいたします。 ただいま先生からお話ございました東京都の調査につきましては、東京都の中に設けられました公害対策専門委員会というところが、先生が御指摘になりました調査につきましていろいろ評価いたしたところでございますが、その結果によりますと、東京都の調査は、いろいろやったということについては非常に有用であった、しかしながら、大気汚染と健康影響との因果関係につきましては