○竹中委員長代理 これより会議を開きます。 本日は、委員長が所用のため出席できませんので、私が委員長の指名により、委員長の職務を行います。 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。 趣旨の説明を求めます。宮澤外務大臣。
○竹中委員 そのことも、実は一般の国民の方々はほとんど知らないのです。旧軍のことをただ連想しておるだけなんです。ですから出動するための発動がおくれる、間に合わない、いざ出動してみても非常大権がないということであると、実際に何かあったら自衛隊が守ってくれるんだという信頼にこたえられないのです。そういうことを、いま長官はいみじくもその時期が来ればというお話でございますが、速やかにひとつ御検討いただきたいと
○竹中委員 ところが、いままで防衛について余り関心のなかった方々に資料を提供し、材料を提供して防衛を考えていただく、平均的な日本人としての立場の方々に防衛を考えていただく、まことに結構なことで、しかもそれがいま長官の御答弁のように現実に新防衛政策の中に生かされていく、大変結構なことだと思うのです。 先ほど三塚委員から防衛出動の場合あるいは治安出動の場合にどういうふうな指揮命令でやっていくかいろいろお
○竹中委員 時間もございませんし、きょうは基地問題についてお尋ねをしたいと思いますけれども、せっかく長官がお見えでございますので、長官の御所見を二、三お伺いしたいと思うのです。 十一月一日に長官が全隊員に出されました訓示、あれを読ませていただきました。長官のいわゆるお人柄が非常ににじみ出ておりまして、私は大変感激をして、地元の自衛隊協力会とかボリューム会とか、そういう人たちにコピーをして分けてあげたわけでございます
○竹中委員 そうしますと、理事長さん、最初の計画の方がむしろ甘かったんだ、いまの実施しているスケジュールが、試行錯誤を繰り返しながら慎重にやっているこれが本当のスケジュールだと考えてよろしゅうございますか。
○竹中委員 いろいろいま理事長から計画が小さ過ぎた、あるいは世間の一般の認識が薄かった、また漁業補償の問題があったというお話ですけれども、私がお尋ねしているのは、四十六年の六月に建設を始めてからおくれてきている。これは計画変更もあったからそうかもしれませんけれども、実際に建設を始めてからおくれている、その主たる理由をお尋ねしているわけであります。
○竹中委員 きょうはわれわれが最も関心を持っております再処理工場の問題に関して、集中的な審議をするということで、ただいまは事業団、また労働組合の代表の方からそれぞれ御意見を承ったわけであります。さらに昨日も当委員会でこの問題に関する政府の御見解を伺ったわけでありますけれども、私どもは本日のこの委員会の論議を通じて、いま問題になっております再処理工場の整々円滑なる試験が行われ、そして一日も早く所期の目的
○竹中委員 いま御説明がありましたが、いわゆる集中豪雨、市町村単位に相当な激甚であるということはわかっているわけですけれども、実際にこれの対応として、県全体が対応していても賄い切れないというような状況にあるわけです。そういう点で、法の運用において格段の支援ができるような適用をしていただきたいと思うわけです。 午前中から各先生方がいろいろ具体的なお話がございましたので、重複を避ける意味で二、三御質問
○竹中委員 いま気象庁の方から、青森県の第一次の災害は、梅雨前線とは関係がないのだというふうに御説明がありましたけれども、私ども素人にしてみると、梅雨前線がどうも中国大陸の方に寄って、それがまた本土の方に寄ってきたというふうに素人考えでは思うわけです。そしてまた梅雨が相当青森県に続いて、地盤をやわくしておったというところに、いまの直撃があったんだろうと、こう思うのです。気象庁の見解は見解として、私がいま
○竹中委員 けさから各委員の方々が、それぞれ議論を進めているわけですが、このたびの災害は七月の中旬にありました島根県。青森県は二回災害があったわけです。それから、さらに山形県。そしていま四国でどんどん災害がふえているという現状で、関係各省でも大変なことだと思いますが、ひとつ罹災なさった方々の心中を思いやって、がんばっていただきたいと思うのです。 それで、青森県では七月の二十七日と二十八日の災害、八月
○竹中委員 いま柴田参考人から、現在のデータでは軽々に結論を出せないのだ、もっと詳細な資料が要るのだというお話がございましたが、先ほども申し上げましたように、「むつ」放射線しゃへい技術検討委員会が検討中ということですし、また大山報告書にも出ているわけでありますが、これはどなたに伺ったらよろしいのでしょうか。この技術検討委員会の結論というのはいつごろ出るか、どなたか御承知の方ございませんでしょうか。
○竹中委員 きょうは、専門家の各参考人の先生方にわざわざお越しをいただきまして、それぞれのうんちくあるお話を伺ったわけでありますけれども、これからお尋ねをするといっても、私の方が素人でございますので、お許しをいただきたいと思うのです。 大山先生を中心とされるいわゆる大山報告書が五月に出されまして、私どももこれをよく読ましていただきました。「むつ」の計画から先般のトラブルが起こった時点まで、いろいろ
○竹中委員 いま、福永次長からウエスチングハウスのコメントについて、評価が甘かったのではないか、まあ多少という表現がつきましたけれども、そこに非常に原因があったとお考えになりますか。
○竹中委員 いまお話を伺いましたけれども、大山委員会の方は「むつ」の放射線漏れを直接担当しており、有沢委員会の方は原子力行政全般に関しての問題であり、一応諮問の趣旨が分かれておるわけです。いままでの経過を伺いますと、有沢委員会の方はなかなかその結論が出てこないというような状況になっているわけです。その前にこの大山委員会の結論が出てきたわけです。 いまの長官のお話ですと、実行に移せるものはすぐ移しているというようなことで
○竹中委員 主として「むつ」のトラブルに関連したことをお尋ねしたいと思います。 五月の十三日に「むつ」放射線漏れ問題調査報告書、俗に大山報告書というものが出たわけです。約半年の間あらゆる角度からこれを論議されて、この報告書が出てきたわけです。これを読んでみて、「むつ」の建造計画、建造中、あるいはこの前のトラブルの起こった実験、一連の経過を見てみて、全く起こるべくして起こったようなトラブルだという感
○竹中委員 お話を伺いましたが、待遇改善の問題は、いま法案が出ておりませんので、これに触れませんけれども、私があちこちの部隊を視察さしていただきますと、地元の祭り、行事に進んで参加をするとかというようなことで、国民の自衛隊であるということに非常に現場の部隊は努力をしておられるというふうに痛切に感ずるわけでございます。ますますこの点を助長さしていただきたいと思うのです。 ところで、そういう国民の意識
○竹中委員 長官からいま強い信念をお伺いしたわけで、頼もしいと思いますけれども、具体的にはどういうことをなさっていくかということを若干お尋ねしたいと思います。
○竹中委員 いま同僚の吉永議員からいろいろお話がございましたが、私もやはり、戦前の天皇の軍隊から国民の自衛隊というふうに変わった、この気持ちがまだ国民の間に定着していないのじゃないかというふうに思うわけです。 今国会の三木総理の施政方針演説の中に、特に自衛隊に関して所見を述べておられます。読みますけれども、「国防と治安の維持は、言うまでもなく政治の基本であると考えます。自衛隊については、自衛力の技術的
○竹中修一君 私は、ただいま提案されました科学技術庁設置法の一部改正法律案に関連し、自由民主党を代表して、政府の原子力政策並びに原子力行政に関する所見を伺い、二、三の質疑を行わんとするものであります。 私は、わが国最初の原子力船の臨界出力試験をこの目で確かめてみたいと思い、お許しをいただき、昨年八月二十四日から十一日間、全く個人の資格で原子力船「むつ」に乗り込んだものであります。したがいまして、「
○竹中委員 いま政府は、人事院勧告があったならば、その前提として本法案が成立したならばということでございますけれども、人事院は、その時期をいつに見ておられるわけですか。
○竹中委員 勧告を一〇〇%実施するということでございますが、この法律の第二条第二項の「北海道以外の寒冷地で内閣総理大臣が定める地域」これは寒冷地手当支給規則の別表第一、第二の五級地、四級地、これが世帯主で言いますと一万一千円を一万七千円に、扶養親族のない世帯主は七千三百五十円を一万一千三百五十円に、その他の独身の者は三千七百円を五千七百円に引き上げるわけでありますけれども、これは北海道の甲、乙、丙地
○竹中委員 先ほど提案理由の説明がありました国家公務員の寒冷地手当に関する法律の改正案について、若干の御質問を申し上げたいと思います。 私は、青森県という積雪寒冷地に居住しておるものでございまして、この問題については、過去数回委員会でも取り上げさせていただいて御質問申し上げたわけでございますが、このたび寒冷地手当に関する勧告を出していただき、また、これを法案として提案されました政府、人事院に対して
○竹中委員 いま検討の段階であるというお話がございましたが、前の勧告が出てからすでに二年たつわけです。そしていまの御答弁でございますと、寒冷地手当の中の定率部分、定額部分は、まあまあいいだろうと思うが、北海道でいう石炭加算、内地でいう薪炭加算、ここに問題があるだろうというお話でございますが、私は、全くそのとおりだと思うのです。 私は、青森市に住んでおりますので、私の例を申し上げるのも失礼でございますが
○竹中委員 短い時間でありますけれども、人事院関係と施設庁関係で御質問したいと思います。最初に人事院のほうの御都合がございますので、人事院関係の御質問をさせていただきたいと思います。 それは、今年度の人事院勧告が出されまして、九日から始まる臨時国会でその法案審議がされて、私たちも、もちろん努力をいたしますけれども、何とか年内支給ができるというようなところまでめどがついたことで、まあ非常に安心をしているわけですが
○竹中委員 第一班の国政調査の結果を御報告申し上げます。 派遣班は、小宮山重四郎、大出俊、中路雅弘、三塚博、鈴切康雄、私、竹中修一の六委員で構成し、十月一日から四日までの四日間の日程で行政機構並びにその運営、自衛隊及び公務員制度の実情調査を目的として人事院東北事務局、仙台通商産業局、岩手行政監察局、岩手統計情報事務所、航空自衛隊北部航空方面隊、三沢防衛施設事務所、青森営林局及び陸上自衛隊第九師団をそれぞれ
○竹中委員 大臣から非常な御決意を伺ったわけですが、全くそのとおりだと思うのです。そういうことで、そのときになってからじゃなく、原子力行政を長い目から見て、ぜひとも早目に御決定をいただきたいと思います。特に現地では、事業団プロパーの職員等もいろいろ混乱しておるようでございますので、そういう意味からも、早期の御決定をお願いしたいと思います。 次は、事務的なことでございますが、十月の二十二日の当委員会
○竹中委員 大臣にもう一つお尋ねしたいのですが、新聞報道によりますと、十一月の十五日の閣議において大臣は、原子力船開発事業団法は時限立法である、ここにいろいろ長い目で見た原子力行政に多少欠陥があるのだ、これを継続的なものにしたいというような御発言があったように伺っておりますが、お考えをお聞きしたいと思います。
○竹中委員 ただいま足立新長官、新政務次官から御就任の御決意を承ったわけで、まことに心強い限りだと思いますが、きょうは、先般問題になりました原子力船「むつ」のその後の経緯について、若干御質問申し上げたいと思います。 大臣は、十一日に御就任の翌々日、さっそくむつの現地のほうに御出張になられまして、しかも、ちょうど国鉄のストライキの最中でございまして、飛行機、民間のフェリーボートを乗り継いで現地へおいでになられたという
○竹中委員 わかりました。 いま職員のことについて、せっかくのいままでの努力をむだにしないように努力をするというお話でございます。どうかそのように、政府はもちろんのこと、事業団のほうも十分その点を配慮していただきたいことをお願い申し上げて、関連質問を終わらせていただきます。 ありがとうございました。
○竹中委員 いま最低七名の人員が必要だというお話がございましたが、二十四日に青森県のむつで安全管理委員会が開催されて、それぞれまた本船の安全管理に対して注文が出てくると思うのです。そういう場合に、この最低七人で間に合うかどうかということも多少疑問でありますけれども、その辺については、関係の方々の御配慮をいただきたいと思うのです。 御承知のとおり、原子力事業団は五十一年の三月まで存立するという時限立法
○竹中委員 関連質問を一つ申し上げたいと思います。政府は、今回の「むつ」のトラブルを通じて、単に原子力の安全を、技術のみならず社会的の両側面で検討していく、しかも、原点に戻ってじっくりと考えるんだという御方針を示されたわけで、まことにけっこうなことでございまして、そのとおり勇敢にやっていただきたいと思うのです。 ところが、緊急の問題が一つあるわけです。それは、乗り組み員あるいは事業団の職員のことであります
○竹中委員 三日ですか。
○竹中委員 あくる日というのは、三日ですか。
○竹中委員 私は、原子力船「むつ」の定係港のあります地元の者として、この船が建設計画以来非常な関心を持っていたわけであります。そういうことで、このたびの出力試験にほんとうに個人の立場で、実際にその試験に立ち会ってみたい、私は科学を信じておりましたので、事故はない、この試験はりっぱに成功するという確信は持っておりましたけれども、万が一事故が起きて、まあ冗談でありますけれども、放射能の汚染を受けるかもしらぬ
○竹中委員 秋田県における豪雪による被害状況、特に果樹等の被害の実情につきまして、去る二十日及び二十一日の両日にわたり、天野理事、金丸理事、津川委員、高橋委員及び私竹中と、それに現地から村岡委員、川俣委員、笹山議員、根本議員、中川議員の御参加を得て、調査を行なってまいりました。 本日は、時間の関係で、要望事項等の詳細につきましては、本委員会議録の末尾に参照として掲載していただくこととし、以下調査の
○竹中委員 ありがとうございました。 それでは、ちょっとこまかいことになるのでありますけれども、ことしの勧告の中には寒冷地手当について何ら触れていないわけであります。いろいろ御理由があると思いますが、今回のベースアップでいわゆる定率分はもちろん上がるわけです。しかし定額分は、私は青森県でございますけれども、薪炭加算分が変わらないわけです。北海道ももちろんそうだと思うのですが、いまどき幾ら青森県でも
○竹中委員 いま総裁から重点の御説明がございましたが、初任給についてはもちろんでございますけれども、いつも配分をやります場合に、初任給と上のほう、ちょうどそこの中心の中堅が中だるみをするわけであります。それについて総裁から、じきじきこの点については十分配慮したという御答弁をいただきまして、まことに心強く思うわけであります。 次に移らしていただきますが、報告の中で「教員、看護婦の給与の改善については
○竹中委員 けさほどから、先輩委員、同僚委員から、去る九日に行なわれました勧告についての御質問、さらには御要望等があったわけでございますが、この際、重複を避けて二、三御質問したいと思います。 質問に入る前に、このたびの勧告を拝見して、私は佐藤総裁が日ごろの御主張を真剣に、非常に一生懸命実行されたと思うわけであります。それは、いままでにない一五・三九%、金額に直して一万四千四百九十三円という、かつてない
○竹中委員 総務長官から重ね重ねの御決意を伺いまして、私ども非常に心強く思うものであります。万々一そういうことになりますと、いま物価高の元凶であるといわれる土地対策が全然機能を発揮しないことになるということでございますので、われわれ議会側ももちろん努力をいたしますが、長官のほうにおいても万全の用意をなさることを心から要望する次第であります。 ところで午前中には、国土総合開発法の審議を通じて、三塚委員
○竹中委員 いま総務長官から、ぜひともこの三法は通したいんだ、また通す気がまえがあるのだというふうなお答えがありまして、まことに心強いのでありますけれども、もしかりに、委員長、これはもしだめなら速記取り消させていただきますけれども、母法である総合開発法、これは午前中三塚同僚委員からお話がありましたように、いろいろな反対、あるいは足を引っぱっている動きがあるというようなことがあるわけであります。その場合
○竹中委員 本日の午前に同僚の三塚委員から、国土総合開発法の基本的な問題、すなわち国土総合開発の基本的姿勢、あるいはいまわが国で非常に問題になっております地価の抑制対策について、いろいろと本質的な問題について、総務長官あるいは経済企画庁長官から、問答を通じてその御方針を伺ったわけでありますけれども、私は、いま議題になっております国土総合開発庁についての御質問を若干させていただきたいと思うわけであります