○岸本政府委員 地方公務員が、国家公務員に比しまして、全体として四百数十円高いという数字の算出方法でございますが、これは本年の六月、大蔵省におきまして、地方公務員の給与実態調査を行つたわけでございます。その際約七万人の人間につきまして、個人別の調書をとりました。
先般大蔵省で実施いたしました地方公務員の給与実態調査におきましても、すべてが国家公務員より高かつたという結論は出ていないのでありまして、提出せられた資料によつて判断する限り、国家公務員より低い地方団体もあるのでございます。そういうものを全部総合して相殺した結果、残りが四百五十円高かつたという結論が出たわけでございます。
さて一応地域給の改訂ということが行われたわけでありますが、これが現在のベースの中において占める割合というか、あるいは現在の給与実態から見ますと、八千二百円ないし三百円というお話でありましたが、この中で改訂されました地域給はどのくらいの割合になつておりますか、または全体の公務員の中でどのくらいのパーセンテージの人たちがこの地域給を受けるようになつたのであるか、ベースとの関連におきましてそういう点をひとつ