1947-09-18 第1回国会 衆議院 厚生委員会 第15号
それから第四に、これは職員の不正事實でありますけれども、古見園長及び霜崎事務官、これらのものがこういうような不正を働いたということが報告せられている。第一に患者に施すべきタバコを配給しないで、自分たちが横領してしまつたということであります。第二には約五十萬圓に達するところの別途會計というものをつくりまして、これを利用して園の自動車を乘りまわしてやみをしておつたということが言われている。
それから第四に、これは職員の不正事實でありますけれども、古見園長及び霜崎事務官、これらのものがこういうような不正を働いたということが報告せられている。第一に患者に施すべきタバコを配給しないで、自分たちが横領してしまつたということであります。第二には約五十萬圓に達するところの別途會計というものをつくりまして、これを利用して園の自動車を乘りまわしてやみをしておつたということが言われている。
議事進行につき患者より園長、庶務課長等關係者と合同討議要求ありたるも、一應患者提出書類(陳情書)により檢討し、患者側申立と當局側申立と食い違いの場合は、關係者を呼び對決結論を得ることに意見一致し、議事を進めたるも、後に至り關係者の列席を必要とするに至り、園長、庶務課長、分館長、山口炊事主任を呼び出し列席せしむ。
古見園長の談として「患者たちの待遇改善要求には無理からぬ點もあり、これが改善については考慮しているが、自分としてはあくまで公的にやつているつもりだ。監禁所は必要に應じ不良患者を収容しているが、患者たちの言うような虐待による死亡事實はないと信ずる。」こういう談が載つております。