1948-11-28 第3回国会 衆議院 運輸委員会 第13号
○秋山政府委員 函館港の埠頭につきましては、有川の鉄道桟橋ができましたのに伴いまする北埠頭の完成の問題と、函館の港内の埠頭の突提の工事と、この二つのものが縣案になつておりまして、毎年できるだけの経費を割きまして、順次修築に努めておるのでございますが、どうもその進行がはかばかしくないことは事実でございます。
○秋山政府委員 函館港の埠頭につきましては、有川の鉄道桟橋ができましたのに伴いまする北埠頭の完成の問題と、函館の港内の埠頭の突提の工事と、この二つのものが縣案になつておりまして、毎年できるだけの経費を割きまして、順次修築に努めておるのでございますが、どうもその進行がはかばかしくないことは事実でございます。
鹿折村は昭和十二年氣仙沼町堺より北方藏底石橋までの地域に桟橋を架設いたしまして、荷揚場の計畫をなし、翌十三年濱地域村(埋立既成地現在村有地)沖の公有水面埋立工事及び大浦灣の造船場の建設工事を計畫し、其後荷上場、埋立工事については著工するの運びに至つたのでありますが、戰爭のために遂にその實現を見るに至らなかつたのであります。
施設といたしましては、すでに桟橋、防波堤の設備がございます。なおこの港につきまして背後地關係を簡単に申し上げますと、仙崎港の背後にあります美祢郡には無煙炭、大理石、石灰石、石炭、木材、竹林等が多量に出るのであります。なかんずく無煙炭は年産三十萬トン、大理石四十萬トン、石灰四十萬トンくらい出るのであります。