1948-06-21 第2回国会 衆議院 農林委員会 第22号
○大島政府委員 馬の傳染情貧血による屠殺の費用が実に莫大な損害であるから、これを政府は速やかにできるだけ補償せようというようなお話でありましたが、まことにごもつてもであります。
○大島政府委員 馬の傳染情貧血による屠殺の費用が実に莫大な損害であるから、これを政府は速やかにできるだけ補償せようというようなお話でありましたが、まことにごもつてもであります。
○坪井委員 家畜の保險にはいつた場合に、もし強制的に屠殺した場合には、その家畜保險の失済金は受けられるかどうか、これを伺います。
○大島政府委員 ただいまの屠殺に関する評價についてのお尋ねでありますが、評價に関しましては、地方長官はあらかじめ三人の評價人を選定しておきまして、これによつて評價をいたすのであります。
但し屠殺の目的を以て屠場に直行するものであることを、都道府縣知事において証明したものは、証明書を必要としないことにいたしております。その理由といたしましては、到着後一定の場所で短期間飼われるものであることを、いたずらに拘束することは、ひいては畜産の発達を阻害することを考慮したからであります。 第七は罰則の金額を改正した点であります。
ただ各屠場における屠殺は、計畫的に行われるのでないので、どこの屠場でどの程度出るかということは、一應の推定をいたしまして切符を切りますけれども、實際の屠殺の數とは、幾分増減が出るわけであります。その關係から、切符が緊急の間に合わないことも想像されますので、大體商工省が發行いたします一割程度のものは、農林省から仲介人に切符を切つておく。
實は獸皮がこのごろ屠殺の數量と供給の數量との間に、どういうふうになつているのか、この關係につきまして商工當局の御答辯を承りたいのであります。なぜかと言うと、今度どこからともなく、やみぐつが出てまいりまして、そうしてそれが非常に高い値段で修理や何かに盛んになされているのでありまして、この點政府の堅持するいわゆる千八百圓ベースというようなものを非常に亂しているのが多いのであります。
○説明員(加藤陽三君) 衛生関係は、許可認可の処分の関係はすでに他に移しておりまして、現在警察が持つておりますものは傳染病が発生いたしました場合におきまして、警察官吏が報告を受け、必要なところに通告するというような権限、それから家畜博染病予防法の関係におきまして狂犬の屠殺というような仕事、これらは警察以外のいかなる機関にやらしたらいいかということにつきまして研究はいたしておりますが、決定はいたしておりません
現にこれは畜産關係でありますが、屠殺獸の檢査を今なお厚生省が監督いたしておる。今日非常に畜産業が發達して畜産の技術者もあるのに、なぜこれを農林省に移管しないのか。農林省は乳牛の飼育上においていろいろ苦心惨擔して、その肉牛がどのような肉質をもつているか、あるいはどういうような乳をもつているかとうことを實際に試す上においても、細部まで農林省が所管いたしたいというのが畜産局の希望である。