1950-03-24 第7回国会 参議院 本会議 第32号
その結果は、鉄鋼は勿論のこと、これを使用する造船、機械等の産業は外国製品を圧倒されて衰退せざるを得ないという苦境に陷るのであります。又ソーダ工業において見ましても、九月までに補給金は八億円支出され、原料塩に対する補給金は廃止されることになつておりますが、補給金がなくなつた場合、ソーダ灰トン当り三千八百七十八円、約二割の値上りとなるのであります。
その結果は、鉄鋼は勿論のこと、これを使用する造船、機械等の産業は外国製品を圧倒されて衰退せざるを得ないという苦境に陷るのであります。又ソーダ工業において見ましても、九月までに補給金は八億円支出され、原料塩に対する補給金は廃止されることになつておりますが、補給金がなくなつた場合、ソーダ灰トン当り三千八百七十八円、約二割の値上りとなるのであります。
最近御承知のレーダーが、外国製品であれば、これを輸入して使用することができるというような許可がおりまして、われわれ船主においてもレーダーの装備にいろいろ準備をいたしておるわけでありますが、このレーダーと同じごとく、警急自動受信機におきましては、現在日本においては優秀なもの、いわゆる完全な性能を発揮する機械ができておりませんが、外国から輸入してでも、あるいは日本の各無線機械の製作所各位におかれましても
その間に割安の外国製品に、そのいわゆる得意先の市場を侵蝕される虞れはないかどうかという点を、現状以上の企業の合理化を強制する場合に、失業者を現在より増大する虞れはないかどうか、又レート切下げの好機を逸しまして、却つて我が国の経済安定を妨げる結果とならないかどうかというような諸点につきまして、総理の御所見をお伺いいたしたいと思うのであります。
現在は御承知のように非常に稼働率があつて、平均して十倍程度の稼働率かとも思いますが、御承知のように今後太平洋岸の工場が再開されるという目安がついておりますので、今後そうした関係で可働率が上昇して参り、収益状況も改善はされると思いまするが、外の條件が変りませんければ、或る程度の収益が上り再評価ということも考えられると思いまするが、今度太平洋岸の工場を再評価した後その各社間の競争、特に外国製品との競争といいことも