1975-03-14 第75回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
特に、牧草のヘクタール当たり生産量は、これは生草で百五十トンから二百トン、特に関東以西では二百トンが十分期待できますので、干し草にして三十トン、ということは、米、麦よりも五倍ぐらいの、栄養価値は余り変わらない飼料が得られるということでございまして、これから日本の飼料問題の解決のかぎは、牧草をいかに増産し、いかに調製し、いかに給与技術を開発するかということになります。
特に、牧草のヘクタール当たり生産量は、これは生草で百五十トンから二百トン、特に関東以西では二百トンが十分期待できますので、干し草にして三十トン、ということは、米、麦よりも五倍ぐらいの、栄養価値は余り変わらない飼料が得られるということでございまして、これから日本の飼料問題の解決のかぎは、牧草をいかに増産し、いかに調製し、いかに給与技術を開発するかということになります。
第六は、勤労者の財産形成を促進し、インフレの被害からの救済に資するため、一定の条件を設けて財形貯蓄に割増金を給付するほか、中小企業の中でも小規模な企業経営の改善融資を拡大し、農業に対しては、今日、最も重大化している飼料問題に対処するため、緊急粗飼料増産対策費など、労働、中小企業及び農業対策の向上に要する経費として、総額七百七十九億円を増額計上する必要があります。
本土でも沖繩でも同様でございますが、畜産に必要な飼料問題がずいぶんと畜産の振興のためには論議されておるわけでございますが、私お聞きしたいのは、沖繩の立地条件として、飼料作物というものを拡大し、奨励する道がないか、こういうことが考えられますが、そういう点に対する御配慮というものが考えられたことがあるかどうか、飼料作物も普及することですし。
○安倍国務大臣 今後の畜産を伸ばしていくために飼料問題は非常に重要な部面を占めるわけでございますし、特に、飼料作物等につきましては、自給体制を確立していくということが非常に大事でございます。そういう意味で、粗飼料を中心にその増強に取り組んでまいりたいと考えておるわけであります。
それがいまお話しのように、政府も幾らかの対策を飼料問題その他お示しになったわけでありますけれども、しかし、最終的な不満はやはり乳価の問題に集中的にいま来ているということではなかろうかと思います。 報ぜられるところによりますと、キロ当たり百十七円四十銭ぐらいの乳価の要求をするんだという農民組織の決定があるように聞いています。
先ほど飼料問題について、私、価格対策の方を落としたわけでありますが、価格対策につきましては、この前の臨時国会でお願いをして成立をさせていただきました安定基金によりまして、異常負担につきましてはこれをカバーしていくということをやっておるわけでありますし、また牛肉につきましては、今度お願いをいたしまして畜安法に指定していただいて、指定食肉ということにいたしたい、こういうことで価格対策の方も今後とも充実をしていく
○瀬野委員 飼料問題でもう一点伺いますが、飼料については、輸入先の多元化、開発輸入、備蓄の問題がいろいろと問題になるわけでありますけれども、基本的には国内生産の強化を優先させるべきであり、酪農、畜産の体質改善こそが先行されねばならないと私はかねがね申しておるところであります。
○瀬野委員 時間の関係でもう一、二点だけ飼料問題についてお聞きしておきますが、飼料の価格の問題もさることながら、量の問題ということがたいへん心配になっております。
○瀬野委員 阿蘇地域の火山活動に伴う農林業被害、阿蘇・久住飯田地域広域農業開発事業に関する畜産業並びにミカン問題、協同果汁対策及び飼料問題等について農林省並びに通産省関係当局に質問いたします。
飼料問題については来たる十一月十八日にあらためて小委員会でいろいろと論議することになりましたので、本日は飼料問題については深く言及いたしません。十八日にまとめて飼料問題については質問することといたしまして、ここでは省略いたしますけれども、飼料問題がたいへんな問題のときにこういったことはけしからぬ、と、かように私は思うわけです。
さらに、飼料問題等が一カ月延びておりましたが、十一月にはいよいよトン当たり八千円ないし八千五百円台がまた上がるのじゃないかということでいろいろ心配されております。
現在の飼料問題というものはまさに危機的な状態であります。これが畜産農民の経営を圧迫するだけではなくて、日本の食糧そのものに深刻な影響を与えているということは言うまでもありません。この飼料需給安定法を厳正に運用するということは法律改正などをしなくてもやれることです。
○瀬野委員 農林大臣に、米価問題、飼料問題について質問をいたします。大臣もいろいろ用事があるそうですから、時間の許す範囲内で御答弁いただけばけっこうでございます。 きょうは、私の質問のあとで四十九年産米価の問題について決議をしようということになっておりまして、いま決議文をいろいろ検討しておるところでございます。
あとは飼料問題をやります。大臣、よかったらおっていただきたい。飼料も関係のある問題ですから、できるならそうお願いしたいと思う。米価の決議ができ上がってきますと、それまで大臣おっていただくことになると思いますので、その点ひとつ事務局のほうでよろしく進めてもらいたい。 大臣、もう一点伺いますが、先ほど申しますように、予約売り渡し制度における概算金の増額ですね。
たん白源という、今度飼料問題が起こってまいるわけでありますから、そういうものを考えると、主食といっても、主食のウェートが変わってきた肉類とかたん白源というものに対しては、今度もう飼料が日本で供給できるかできないか。これはまああなたがいま言うように、これは相当部分はできます。できますが、これは今度は合うか合わないかという問題もあるわけです。
そうしないと、ややもすると、何か開発理論というものが優先をしてまいりまして、それにすりかえてしまったんでは、再び石油やあるいは現実の飼料問題のような事態が起こるのではないかということを私はいまから心配するわけで、その点に対して総理のぴちっとしたやはり基本的な考え方というものがいま明確に出されなければならない、このように思いまして、その点のひとつ決断をお伺いをしたい。
○石田(幸)委員 ではその後の問題はまた別の機会に、時間を経過したときに御報告をいただくことにいたしまして、飼料問題の今後の対応策というのはいろいろあると思いますけれども、まず一つは、日本はその大半を海外に依存しているわけでございますから、安定供給を国外に求めること、これは大事でございますね。それからわが国の飼料原料の生産高というのは急速に低落をいたしておる。
○石田(幸)委員 私はいま非常に問題になっております畜産物の基本であります飼料問題と、それからこれは経済機構の本質的な問題として私はとらえているのでございますけれども、備蓄機構全般の考え方についてこれからただしてまいりたいと思うわけです。
こういう点から見まして、新土地改良計画に基づいた計画が進められる場合におきましても、現状と同じ程度の草地を造成することになるわけですから、どうも私は、この間に重大な、いま飼料問題が国際的な状況のもとで大きな問題になっておるときに、新全総——当局の考えておる、起案をしておる経済企画庁の将来展望と、実施官庁である農林省との計画の間にあまりに大きなずれがあること。
次に、飼料問題についてであります。 畜産振興は、何といっても飼料問題を解決しなければなりません。今日のわが国の家畜飼料は、ほとんど海外依存であります。濃厚飼料を外国に依存して畜産振興をはかることは、農民にますます犠牲を押しつけることになります。日本の畜産がただ破滅するだけであります。政府は、五十七年までの畜産振興計画を発表しているのでありますが、責任は持てるのでありましょうか。
けれども、それは特にいま問題になっておる米の飼料化、あるいは減反政策との関連から非常に重要な課題であると思いますから、これとは直接関係がありませんけれども、飼料問題として大臣の御見解を伺っておきたいと思います。
○塩出啓典君 まず最初に、この農用地開発公団というのがつくられるわけでありますが、現在の食糧問題、あるいは畜産問題については、飼料問題あるいは価格政策、あるいは公害対策、そういうような諸問題が非常にあるわけでありますが、こういう点で、この法律ができると、たとえば公害対策においてはどういうメリットがあるのか。あるいは価格政策においては、どういう、いままでよりメリットがあるのか。
この飼料問題について、水産庁はどういう研究をせられ、現在年間どれだけ消費されておるのか、これからどうやって飼料を確保していこうとするのか、この点、ひとつお答え願いたい。
を通してわれわれの口に入る食糧なんでありますから、そういう意味では、米の食管会計におけるように二重価格制をとれとは私は言いませんけれども、当然国が補てんをしていってもよい性質のものだろうというふうに思っていますので、ぜひひとつそういう点もあらためて検討をして、大蔵等に対して強く要求をして、畜産農民の現在の危機と、さらに引き続いていくであろう、いま言われるような高値安定というふうな状態になっていく飼料問題
そうでなければ、畜産三倍、果樹二倍というふうな形の中で進めてきた農基法農政が、ここにきて飼料問題等で畜産危機で自殺者をも出すというふうな状態にまでなることはなかったと思うのでありますが、農林省としては、農業基本法農政というものについて、この段階でどのように反省をし、受けとめておられるのか、まず農林省にお伺いをいたしたいと思います。
しかし、私はここで飼料問題に深入りしようとは思いません。ただ、政府のこの計画がうまくいかなかった場合には、残るのはここに入植した人の借金だけだというような事態が出ることを最もおそれているわけです。そして、この点については、たとえば畜産物の価格で云々というようなこともありましたが、現在までのやり方を見ていますと、とてもそれだけで安心はできないという気が強くします。
また、そこまでいきますると、現在でも相当の財政負担がございまするので、これを拡大しますれば財政負担が大きくなるというまた別途の問題もあろうと思いまするが、さっき言ったような、飼料問題が日本の畜産の今後の成否を決定する重大な問題でございますので、飼料需給安定法の運用、あるいは、要すれば法律改正等につきましても、国会の先生方の特段の御配慮をお願いいたしたいと存じます。
○美濃小委員 次に、永松さんに飼料問題をお伺いしたいのですが、私どもに伝わってくる情勢では、たとえばシカゴの穀物市場の状況なんかというものは、かなり蓄積量が減っておるということが一応ニュースとしては入るわけです。ただし、これは過去の石油問題がありますからね。石油問題でも去年の暮れに国民に大きな不安を与えた。
それは、飼料問題がからまってきておる。御承知のような飼料情勢であります。 そういうことで、どういうふうに飼料問題、乳価問題をさばくか、これはなかなかむずかしいことでございますが、いま農林省のほうで、学識経験者、そういう方々にもいろいろな角度からの御意見なんかを拝聴したり、検討いたしておる段階でございます。