1984-08-02 第101回国会 衆議院 農林水産委員会 第27号
二つ目に、その地域にあって防除方法が確立するまでの期間として、かつての三年間を二年にさらに縮められましたけれども、被害の激甚地などの実態からいいますと、期間の延長がどうしても必要です。激甚地では、防除方法が確立されていないのに補助だけ一方的に打ち切られるという実情を訴えているわけでございます。 三つ目に、薬剤補助単価が実情に全く合っていないということですね。
二つ目に、その地域にあって防除方法が確立するまでの期間として、かつての三年間を二年にさらに縮められましたけれども、被害の激甚地などの実態からいいますと、期間の延長がどうしても必要です。激甚地では、防除方法が確立されていないのに補助だけ一方的に打ち切られるという実情を訴えているわけでございます。 三つ目に、薬剤補助単価が実情に全く合っていないということですね。
ウイルスそのものの防除方法もまだはっきりわからない、十数年かけたというふうにおっしゃいますけれども、まだそこまでいっていないというふうに私は思います。
私ども過去五年間の実施状況を見、また防除体系を見ながら、さらには具体的な防除方法につきましても検討を加えまして、御承知のとおり五十七年の三月に松くい虫被害対策特別措置法に今度衣がえしまして、これから五年間この防除をしていくことに相なったわけでございますが、私どもの考え方は、やはり地域の被害の態様とかあるいは松林の機能がどうなっているかというふうな、そういうものと対策を十分かみ合わせながら進めてまいるということで
なお、この虫によりますところの被害でございますけれども、発見当初におきましてはこの虫の生態並びに防除方法がよくわからなかったということもございまして、大きな被害が心配されたわけでございますが、その後試験研究の推進、有効農薬の開発、防除の推進によりまして、現在では被害を最小限に食いとめることができるようになっております。
それから、このイネミズゾウムシの初発見以来、一体どういう生態を持ち、どういう防除をすれば有効かということが初期段階で明確ではなかったということもございまして、非常に広い区域にまたがりかつかなりな被害が出た地域もあったわけでございますが、その後のいろんな知見をもとにいたしまして、この防除方法といたしましては、幼虫、つまり水の中の土にもぐって稲の根をかじる、この段階におきまして育苗箱に薬剤を散布する、それから
ただ当初、この虫につきましては生態などもよくわかっておりませんし、また、適切な農薬なども見出されてなかったわけでありますが、ただいまではその被害を抑えるために有効な防除方法というのはほぼ確立をいたしておりまして、発生地域におきましてはあらかじめ田植えに使います苗箱に薬剤を散布する、あるいは水面に対する薬剤の散布、さらには葉に付着しております成虫を退治するための有効な農薬なども見つかっておりますので、
もちろん、二郡が絶滅宣言を出されて、そのほかの郡については虫が頻繁に発見される、こういうふうな事態は同じような防除方法をとっております以上起こり得ないということを前提といたしまして、二郡が絶滅宣言が出れば事態の改善を認める、こういう意味でございます。
○政府委員(秋山智英君) マツカレハというのはマツケムシの一種でございまして、マツクイムシの昆虫とは若干違うわけでございますが、これは最近石川県、島根県、福井県、宮城県等で発生し、また茨城でも先生御指摘のように一部出ておるわけでございますが、これは現在防除方法といたしましては有機燐剤でございますスミチオンあるいはダイアジノンさらにはディプテレックスというふうな薬剤を春または秋にまくのが効果的でございますし
○政府委員(秋山智英君) 沖縄県におきますところのマツクイムシの防除につきましては、沖縄県とそれから那覇防衛施設局それから米軍の三者の連携を図りながらこの被害量の把握あるいは防除方法、防除時期等につきまして随時連絡調整を図っておるところでございます。
したがいまして、まずは私ども四月に入りまして、必要な段階になりましたならば、この中身につきまして十分徹底を各都道府県に対しましてすると同時に、各都道府県におきましても関係市町村につきましてこの防除の趣旨とやり方につきまして、基本方針から都道府県の実施計画、さらには地区の実施計画が十分連携をとりながら各種の防除方法が効率的になし得るように早急にそういう意味での会議等を持ちながら対処してまいりたい、かように
特に伐倒駆除と跡地対策の問題あるいは原因の究明、防除方法の開発、さらには予算の面、労務者対策等々多くの課題が残されておるわけでありますが、これも後ほど指摘をしてまいります。 そこで、政府のいままで進めてきた対策を反省をして今回法律改正をする、この改正された法律に基づいて防除対策を実施をすれば五年間でマツクイムシ被害を終息させるという自信をお持ちですか。
○政府委員(秋山智英君) 先ほど触れましたとおり、両方の方法、あるいはそれ以外の方法もうまくかみ合わせながら進めでまいることが必要だと思いますので、私どもといたしましては、五十七年度はこの計画に基づきましてひとつ進めてまいりたいと、合理的に防除方法を組み合わせながら進めてまいりたいと、かように考えておるところであります。
したがいまして、それに対しましては予備費を投入しまして伐倒駆除をするとか、あるいは林地転換のための経費をさらにこれに投入するとか、緊急治山の経費を投入するとか、いろいろとその後対策を講じながらやってまいり、さらにはこの五年間の成果につきまして中央森林審議会の中に松くい虫対策部会をつくりまして今後さらにこれをより合理的、効率的な防除方法はないかということで検討した結果、今回御審議いただいておりますような
マツノマダラカミキリ、マツノザイセンチュウの媒介による原因が昭和四十六年に判明いたしまして、五十二年の五年前の審議の折に、私ども新説に対する興味が大変ありながら質問したことを思い出すわけでありますが、この森林病害虫等防除法に基づく松くい虫防除事業として薬剤の空中散布が実施された結果、この防除方法が松くい虫防除にきわめて有効性の高い方法であるというふうに評価されたわけでありますが、その後異常発生等が起
○秋山政府委員 私ども今回の防除方法の一つに、いま先生お話しの林種転換の問題がございます。やはり被害が相当激甚の地域につきましては感染源を除去する、それから森林の持っております機能を再現するには林種転換が非常にいいだろうという判断を持ちまして、今回、積極的にこれを進めてまいるつもりにしています。
しかし農業の方でもなるべく農薬を使わないで済めばそれにこしたことはないということで、現在、農薬による方法が化学的方法としますと、あといわゆる天敵だとか抵抗性が生物的な防除方法、それからいま光だとかいろいろな音だとかその他温度、湿度を利用しまして防除しよう、そういう物理的な防除方法なんかも開発されてきております。
このため、造林、林道等林業生産基盤の整備を進めるほか、新たに第六次治山事業五カ年計画を策定し、治山事業の計画的な推進を図るとともに、マツクイムシ対策について、被害木の伐倒とあわせて破砕、焼却等を行う防除方法を新たに加えるなどその総合的推進を図ってまいります。
しかしこれからは、それもやはり残してはいくけれども、伐倒あるいは焼却、そういう防除方法に変わっていかざるを得ない。これは森林のいわゆる害虫防除全般的な問題でありますけれども、松くい虫に限らず、いまからこうした人手がかかる方向へ山を守るという意味で転換をされたというふうにわれわれとしては受けとめていいのかどうか。
このため、造林、林道等林業生産基盤の整備を進めるほか、新たに第六次治山事業五カ年計画を策定し、治山事業の計画的な推進を図るとともに、松くい虫対策について、被害木の伐倒とあわせて破砕、焼却等を行う防除方法を新たに加えるなど、その総合的推進を図ってまいります。
また山背風につきましては、低層のゾンデを上げまして、その立体構造を解明するほか、それが水稲等の作物に及ぼす被害並びにその防除方法等についての研究テーマを掲げているわけでございます。
あるいは、トウモロコシの栽培における病虫害の発生を防除しようとして防除方法の研究不十分のために被害がかえってよけい大きくなった。そういうことで、いろいろ私聞くところによりますと、受け入れ側が非常にそんなのだったら来てくれても迷惑だというようなこと。
なお、この防除方法でございますが、従前から、予防措置といたしまして特別防除、つまり空中散布による継続的な実施とかあるいは伐倒駆除を拡充をしておるわけでございますが、なお被害がなかなかおさまらないということでございまして、新たなマツクイムシ防除技術の開発を、林業試験場が中心になりまして、これはずっと前から進めてきておるわけでございます。しかしながら、いま決め手となるものがまだ決まっていたい。
主要な研究項目は、一つは天敵、微生物等の検索と利用技術、二つは誘引剤の高度利用技術、三つは薬剤の樹幹注入等によります単木処理利用技術でありまして、できるだけ早期に有効な防除方法を開発し、実用化を図りたいというふうに考えておるわけでございます。
それから本当にいまの防除方法で完全なのかどうか、もっとやはりしっかりした防除方法というものを考えなきゃならないのではないか。
またさらには、この被害の防止のための新たな防除方法の開発、あるいはマツノザイセンチュウに対して抵抗性を有します松の新品種の創出など、試験研究も積極的に進めておるところでございまして、以上のような総合的な対策を地域の実情に応じ効果的に実施することによりまして、被害の収束に向けて最善の努力を払ってまいりたい、かように考えておる次第でございます。
林野庁研究普及課長名で被害状況を調査するために昨年八月通達が出されて、各地の試験所に対して防除方法について報告を求める指示がされておると思いますが、そういうような状況を踏まえて、杉、ヒノキの害虫の発生を中心に、どのような実態であるか、害虫発生の原因とか生態、対策等を簡潔にお答えいただきたい。
この法律はあと二年でございますが、この取り扱いにつきましては、今後のマツクイムシの被害状況を踏まえまして、また松林が果たしております国土保全等の機能の評価、あるいは防除方法の分析等に基づきまして森林病害虫防除制度全体のあり方を求める中で検討を行う必要があるというふうに考えておる次第でございます。
○須藤政府委員 防除の方法につきましては、もちろん技術も日進月歩でございますから、試験場としてもいろいろな研究を進めておるわけでございますが、新しい防除方法が見つかれば早速それを採用していくということになるわけでございますが、現段階の技術水準では、いままでやっております特別防除あるいは立木伐倒駆除というものを徹底してやっていかなければならぬというふうに思います。
○藍原政府委員 いま御指摘になりましたように、防除方法には空中散布あるいは地上散布あるいは伐倒駆除というような方法がございます。 そのうちの空中散布につきましては、先ほど申し上げましたように特別防除という形で、特別措置法の法律に従いまして重要な松林群につきましてそれぞれ計画を立てまして空中散布をする。
同時に、これだけどんどんふえてきておりますので、ちょっと防除方法に関してお伺いします。 空中散布あるいは地上散布あるいは立木伐倒駆除等がございますが、これはどのように判断して、そのものに別々の適用していっているのか、その防除方法に関してお伺いしたいと思います。
いろいろの具体的な防除方法につきまして、あるいは光を使う、音を使う、化学的な忌避剤を使う、中にはかかしあるいはタカに似せたものを設置する等々、数十種類にわたりますいろいろの手だてを考案いたしまして、現地に適応した試験をやっておりますが、これが一番的確だといういわば決め手というのがまだまだ見つかっていないという状況でございます。
○小島説明員 ただいま御指摘がありました耕種的な防除方法についての助成という問題でございますが、ただいま佐々木審議官もお述べになりましたように、一般的な肥培管理作業と明らかに区分し得るような耕種的な防除方法で、しかも非常に有効であるということが確立いたしますれば、そういう技術導入についても助成の道というものが全く開けないということではないと思いますが、ただいま行っておりますような、単にあぜを焼くというふうなだけのことでございますれば
農林省の方は、そうじゃない、効くと、こうおっしゃるわけですが、とにかく現実にふえておるわけですからお百姓さんの言うことも当然だと思うのでありまして、現在、幼虫にはサンサイド粒剤、成虫にバイジット粉剤があるわけですし、アメリカあたりではカルボーフランという非常に毒性の強いものがあるのですが、これは非常に二次公害の問題もございましてむずかしい点があると思うのですが、一体有効適切な防除方法の開発をどのように