1953-02-25 第15回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
終戦直後戦前の七割以下に減じた農林生産は、最近に至りましてすでに戦前の水準に回復したのであります。しかし人口の増加と国土の縮小によりまして、依然食糧は不足でありまして、年間三百数十万トンの輸入を行い、このために貴重な外貨が貿易額の約四分の一程度も使われまして、経済自立上に非常な悪影響をもたらしておるのは御存じの通りであります。
終戦直後戦前の七割以下に減じた農林生産は、最近に至りましてすでに戦前の水準に回復したのであります。しかし人口の増加と国土の縮小によりまして、依然食糧は不足でありまして、年間三百数十万トンの輸入を行い、このために貴重な外貨が貿易額の約四分の一程度も使われまして、経済自立上に非常な悪影響をもたらしておるのは御存じの通りであります。
終戦直後、戦前の七割以下に減じた農林生産は、最近に至りすでに戦前の水準に回復しておりますが、戦後の人口の増加と、国土の縮小とによりまして、依然として食糧は不足であり、年間三百数十万トンの輸入を行わなければならない状態でありまして、このために貴重な外貨が食糧輸入のために費やされ、経済の自立が未だ十分に達成されていないことを明らかに物語つております。
らんのでありましていわゆる画に描いた餅では何にもならんというわけでありますので、速かにこれらの計画が、具体的に実効を収めて行くように、その予算的な裏付を持ちつつ推進されますることをお願いいたしますと同時に、こういうような増産が進んで参りますると、今後の国際経済状況に鑑みますれば、いわゆる豊年飢饉のような、増産をして却つてばかを見るというような事態が捲き起らんとも考えられませんように存ぜられますので、この際、主要農林生産物
委員会におきましては、これらの諸件につきまして、政府当局の意見をも徴し、慎重審議を遂げ、農業団体再編成、海岸保全、飼料需給調整等の諸件につきましては結論を留保し、又災害復旧事業の補助率及び穀物取引所に関するもの等、すでに問題の処理を終つたものはこれを除いて、只今議題になりました請願七十三件、陳情二十七件は、いずれも農林業の振興、農林生産の増強及び農家経済の安定のため重要な問題と考え、全会一致を以つて
委員会におきましては、これらの諸件について政府当局の意見をも徴し愼重に審議いたしました結果、競馬制度、畜犬競技、飼料需給調整その他、その性質上結論を得るに至らなかつたもの及び麦類の統制、砂糖の配給等、すでに解決済みのものを除いて、只今議題となりました請願六十一件、陳情二十九件は、いずれも農林業の振興、農林生産の増強及び民生の安定のため重要な問題と考え、全会一致を以て議院の会議に付し、採択の上内閣に送付
今まで殆んど鉱工業一点張りのような連中が、この農林生産というものについて目を向けて、而もこれを外部に言葉を通して発表してくれるというようなことは、未だなかつたのであります。そういうようなことがどうして来たかというと、現在輸入している食糧の金の総支拂高と、正常貿易によつて輸出する総輸出受取勘定とを比べて行くというと、非常にこれは心配になるのであります。
委員会におきましては、これらの諸件につきまして、政府当局の意見をも徴し、愼重審議を遂げ、主食統制、競馬制度及び畜犬競技等の諸件に関しましては、これが性質上容易に結論を得ることが困難なため、問題を後日に残すこととなし、又昨年産米の供出割当の是正及び積雪寒冷單作地帯の指定等すでに問題の処理を終つたものを除いて只今議題となりました請願二十三件及び陳情二十五件は、いずれも農林業の振興、農林生産の増強及び農家経済
すでに朝鮮事変以来、先ほど申しましたように物価水準が相当上つて来てインフレ的な傾向が強くなつているわけでありますが、その際に農林省で発表しております農村物価指数を見ましても、農林生産物の上り方は農家の購入品の上り方よりもいささか握れているという傾向が出て来ております。
○森八三一君 只今の局長のお話で、農林生産物としても非常に重要な地位を占めて参つていると申しますか、蚕糸業が平和の回復に伴いまして、全国非常に明るい見通しであるということは、日本の置かれている経済現状からいたしまして非常に好ましいことであつて、ますますその実績を確保することに努力をして行かなければならんと存ずるのであります。
○森八三一君 まあ多少議論になりますので、その点は私は輸出の非常に重要な農林生産物でもありますので更にお伺いをいたしまする。将来の見通し等からいたしましてますます生産を増強し、飛躍的にこれを発展せしめて行かなければならんという、明るい見通しのありまする際でありますので、飽くまでも繭というものが確保せられるという基礎を狙うべきである。
第一は、勿論これは農林委員会で十分御審査になつたかと存じまするが、国際的な見通しに立ちまして羊毛なり綿糸なり、或いは新興の化学繊維というものに伍しまして我が国の天然絹糸の将来がどういうふうに展開をされて行くか、非常に明るい前途を期待し得るような見通しが立ちまするのか、今日までは農林生産物の中で生糸とお茶が輸出の大宗をなしておるということで非常に国民経済にも寄與して参つたのであり、経済自立の急を要する
例えば災害が起りますというと、災害復旧に対しましては、政府は補助金を出す、或いは農業生産、農林生産その他に補助金を出すというのと同じでありまして、若し国家において四千五百万トンなり、四千七百五十万トンなりの生産が必要なら、それに必要なリスクを政府自身が負うべきだ。補助金を出しながらこういうリスクを負わないというような考え方自体が私は誤りじやないかというふうに思うのであります。
それを基礎にいたしまして、それに見合う国内の鉱工生産或いは農林生産或いは建設部門等の計算をして参りますと、それぞれ各部門は到底その貿易に追つかないような制約條件が出て来るわけでございます。そこでそういう制約條件を克服しながら、いろいろ調整をとりながら、その調整をとつた上の数字を交通量で彈きまして、国内交通量並びに貿易の物資量を彈きまして、造船その他を彈くわけでございます。
委員会におきましては愼重審議の結果、只今議題となりました日程第七十二号乃至第百十号の請願及び日程第二百二十一号乃至第二百二十五号の陳情、合計四十五件は、いずれも農林業の発達、農林生産の増強、農家経済の改善、国土の保全及び民生の安定に対し重要な事柄でありますので、速かにその実現を図るため、これを採択して内閣に送付する必要があると決定いたしました次第であります。 右御報告申上げます。
委員会におきましては、政府当局の意見等をも聽取し、愼重審議いたしました結果、只今議題となりました日程第百四十五号乃至第二百二十五の請願及び日程第三百三十一乃至第三百四十八の陳情、合計百九件は、いずれも農林業の発達、農林生産の増強、農家経済の改善、国土の保全及び民生の安定に対して重要な事柄でありますので、速かにその実現を図るため、これを採択して内閣に送付する必要があると決定いたした次第であります。
○政府委員(中川以良君) 経済復興五ケ年計画におきましては、昭和五年、九年のいわゆる國民実数生産所得に今後五ケ年、いわゆる昭和二十八年まではそこに持つて行きたいという当初計画を立てまして、その際には鉱工業生産を一四五%、農林生産を一一一%に持つて行かなければその水準に到達をしないという考え方でございました。
都道府縣知事の檢査は、國家からの委任事務とした明治三十四年玄米及び精米についての檢査制度が樹立されまして以來、明治四十一年にはわら工品、明治四十五年には麦類、及び菜類と逐次その品目を追加し、大正の末期から昭和十年ごろ、すでに重要な農林生産物は大部分がこの都道府縣営檢査の対象とされるまでに至つたのでございます。
そういう考えのもとにありまして、今までの——現在でもよろしいのでございますが、過去におきましても農家の使うべき日常品と、それから農家に必要な農業用品とは、いつも農林生産價格よりも上である。ゆえに農家は立つていかぬのであります。で今日のごとく物價がどんどん昇つていきましたときには、米などの主食糧の値段は、そんなのかえられない。
都道府縣知事の檢査は國家からの委任事務として、明治三十四年玄米及び精米についての檢査制度が樹立されまして以來、明治四十一年には藥工品、明治四十五年には麦類及び菜種と、逐次その品目を追加して、大正末期から昭和十八頃までに重要な農林生産物は、大部分がこの都道府縣営檢査の対象とされるに至つたのでございます。
本請願の要旨は、兵庫縣多岐郡篠山町西北部地方は木材、木炭、米、麦等、農林生産物が同郡の大半を占めるにかかわらず、交通の便が不備のため、産業発展に大なる支障を來している。
ところがこれはどうしてそういう結果になつて來るかといいますと、各市町村に農林生産調査委員というものがありますが、これが任命されておりますけれども、大體一年の手當が私の記憶で間違いなければ、一年間に三十圓ぐらいであります。