1952-07-26 第13回国会 参議院 運輸委員会 第36号
自動車の輸入高というものを全体の輸入の金額に比べて見ますると、僅か〇・五五%しかなりません。
自動車の輸入高というものを全体の輸入の金額に比べて見ますると、僅か〇・五五%しかなりません。
ただ鉄鉱石につきましては、必ずしもアメリカ鉄鉱石は品位においてもすぐれたものではありませんので、これをなるべく東南アジアに切りかえまして、近間の良質の鉄鉱石を求めるという方向に現在努力中でありまして、すでにインドのゴア、あるいはフィリピンのララツプあるいはマライのズングンの鉄鉱石の輸送量の増大をはかりまして、着々その輸入高の増加につきまして実現の歩を進めておるような状況であります。
この点は二十五年度の計画についても皆様に御心配を頂き、私どもも途中少しく輸入が遅れたような関係で心配いたしておりましたが、最近は、お認めのように、すべての手配が今日確実に効果を発揮して来て、今までにない、月別の輸入高につきましても、三月に四十五万トン余りの輸入ができて、その他の品物と併せて輸入が促進せられて来ております。
政府においては、輸入の問題について、金融上においてもユーザンスの期限延長であるとか、工業手形の再割引、緊急物資輸入基金の借入れ制度というようないろいろなものがありますが、これらのものをわれわれが一連的に考えてみると、この軍需によつて上つて参ります——諸外国の原料の高くなること、輸入高、これらのものが急激に、今の通産政務次官のお話のようにどんどん入つて来ると、わが国の原料は大分高くなる。
それからついでに外境の輸入高、これがどれだけになつておるか。いま一つは、国内塩の買上費と外塩の買上費、これだけをひとつ伺いたい。
次に輸入高と、國内生産と輸入を合せました総供給高に対しまする比率、つまりわが國の経済が輸入品に何パーセント依存しているか、こういうふうな数字を見ますと、二十一年におきましては一六・二%、二十二年におきましては一九・四%、二十三年におきましては一九・六%となつておりまして、輸出と比較して比較にならないような大きな数字を示しておりますが、これはわが國の経済生活が、いかに多くの輸入物資を必要とするかというふうなことが