○滝井委員 そうすると診療関係の医療と、その他の医療とこういうことになつたわけです。そうするとその他の医療費に入るものはどの程度までを総医療費にお入れになりますか。大臣はこういうことと、こういうこととを含んで、大体大きなわくでけつこうでありますから……。
これにはいろいろな要素が入つておりまして、これを以て医療費の調査の動かん真相を衝くということはこれは困難かと思いますが、二十五年度はすでに決算ができておるのでございますから、二十五年度の決算から申しますと、国立病院は診療関係の純粋の收入と、それから純粋の診療関係の支出とを見ますと、約一六%ばかり国庫から補填する。即ち赤字になつておるという状況であります。
第二点といたしましては、共済組合の診療関係は、健康保險とまつたく同樣の方法によりまして、保險医あるいは保險藥剤師と診療契約を結んでおるわけでありますが、その診療契約の支拂い方法といたしましては、これまた健康保險とまつたく同樣の手続をとりませんと、お医者との関係、あるいはまた利用する組合員の不便というような問題が起つて参りますので、この料者の取扱いの統一をはかる必要があるという観点から、健康保險のやり