1984-04-25 第101回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
○菅原委員 細目的なことでございますが、果樹園等で除草剤を多量に施用し、裸地にしている例がしばしば見受けられます。これは土壌流失の防止の観点からも、また土壌の有機物の付加の観点からも望ましいものではないと思うわけでございますが、この除草剤の施用は基本方針の内容に入るのか入らないのか、お伺いしたいと思います。
○菅原委員 細目的なことでございますが、果樹園等で除草剤を多量に施用し、裸地にしている例がしばしば見受けられます。これは土壌流失の防止の観点からも、また土壌の有機物の付加の観点からも望ましいものではないと思うわけでございますが、この除草剤の施用は基本方針の内容に入るのか入らないのか、お伺いしたいと思います。
と、こういうことが書かれておりまして、その複層林施業とは、「森林を構成する林木が二層以上となるよう植栽等を行い、上層木を伐採しても林地が裸地化しない森林を造成すること」、こういうふうなことが言われておりますので、今の問題を、今のお答えを含めてこの複層林あるいは混交林というふうなことについて、私は大変今後考えていかなければならない課題だというふうに思います。
御指摘の芝生地につきましては、何とか多数の方の御利用にも供したいという面と、先生御指摘のように、一方で保護をやらなければいかぬという難しい問題があるわけでありますが、多数の利用者がそこに入り込みまして踏圧といいますか、踏み荒らしといいますか、こういうことによって芝生がはげてしまう、裸地化してしまうというおそれがありますとか、あるいはまた冬場、霜柱によって凍上現象が起こるわけでありますが、それをまた入
耕地は八・二二倍の流出だ、裸地は四八・三九%の流出量だ、荒廃地は一七〇・五〇%の流出だ、こう言っているわけですね。ですから、私は、国土保全機能という点から見ても、非常に今の森林の状態というのは問題があるのではないか、こういうふうに思っているわけです。 そこで、最近、この間も長崎の災害がありましたね。
○山原分科員 この環境影響調査要綱によりますと、幾つかの項目がありますが、たとえば地質については「一、地質構成、二、層群及び岩石構成、三、その他の特徴(崩壊地及び裸地、風化度、断層等)」となっておるわけでございます。それから、資源エネルギー庁で昭和五十四年六月に何か事前調査をやるという方針を出されておるようでありますが、それは間違いありませんか。
そこで、従来、伐採されまして現在裸地になっている地域での造林と、それから、ただいま先生御指摘の熱帯の降雨林の森林造成と二様に分かれると思います。そこで、裸地の方のアランアランという雑草の生えているところなどの造林につきましては、現在、私どもで進めておりますのはフィリピンのパンタバンガン、これは五十一年から実施しております。それからインドネシアの南スマトラでは五十四年から実施しております。
八幡沼周辺の特異な景観を形づくる湿地は、夏に集中的に訪れる利用者の踏み荒らしによって裸地化が進んでいます。現地の国立公園管理事務所では踏板を整備して保全に努めていますが、自然保護団体は監視体制の強化と利用規制を求めています。
島の中央部には一千メートルを超す三つの峰を擁し、そのうち南岳は、現在、盛んに噴火活動を続け、山頂付近は噴火によって無植性で、裸地となっており、中腹部は林地と溶岩原が広がり、海岸沿いに部落が形成されて、約一万一千人の住民が果樹園芸を中心とする農業や観光事業等によって生活をしております。
○須藤説明員 森林の保水力につきましては、その土壌でございますとか、あるいは地形でございますとか、生えておる樹種でありますとか、そういういろいろの環境条件によって相当差異があるわけでございますが、特に森林と裸地とを単純に比較いたしました調査結果がないわけでございますけれども、昭和四十八年に林野庁が水利科学研究所に委嘱いたしまして調査をした一つの例がございますので御報告いたしますと、那須山ろくで、原野
○野坂委員 このことはあなたの方にも言っていなかったと思いますが、私どもは貯留水は林地の場合は三五%、裸地の場合は五%、こういうふうに理解しておりますので、お調べをいただいて後で確認をしていただきたい。
そこで、そういうことを踏まえて、保水力というのは林地の場合と裸地の場合は、たとえば貯留水の場合はどの程度あるのか、裸地の場合と林地の場合はどの程度なのか、そのことだけにしぼってで結構でありますからお答えをいただきたい、こう思います。
今後の米軍の演習内容等によってつまびらかになるとは思いますが、私どもが現在理解しておるところでは、仮に先生御指摘のような戦車訓練のための道である、戦車が移動するということになりますと縦横に駆使するわけでございますので、周辺がほとんど裸地化するわけです。そのようなことはない。これはあくまで戦車等の移動のための通路であるというふうに私どもは現在受けとめておるところでございます。
これは先ほど先生がおっしゃいますような、いろんな監視体制の強化だとか、あるいは取った後の裸の地といいますか、裸地の放置個所についての自然保護、防災上の処置をしなさいとか、あるいはまた新規の採取ということが起こった場合は治水砂防上の安全な個所を選定しなければいけないとか、あるいは関係機関と十分連絡をとって指導監督の徹底を図るというようなことをいたしまして、その結果大阪府におきましてはこれを受けまして梅雨期
それが伐採されて裸地になるということから考えますと、そういう雨水に対する何らかの影響があるということは当然考えられます。それから、スキー場のくぼ地と申しますか、それに土砂をある程度埋めた、その土砂が一部流れたという事実も認めております。それから、アップルロードの残土が、白い色をしておるわけでございますが、それが一部流れたということも事実として認めております。
裸地になっている。この裸地が雨水や石などというものをやはり走らせた。裸地になったから、そこにたまりやすくなったという点が一つ。二つ目には、スキー場をつくるときに、でこぼこがうんとあるから、これではスキー場にならないので、里の方でアップルロードをつくったときの残土を持ってきたわけです。これで滑らかにした。土質はやわらかい。
もちろん先ほど申し上げました、現在使われておる十二・五ヘクタール、従来から使われておりましたところは裸地が大分目立っておりますし、そのために牧草等をまいて緑化を進めたという実態もございますけれども、スキー場が今回の雨によって崩壊をしておるというような実情も見受けられませんでした。
しかし一般的に、この五十七の支派川はきわめて小さな流域でございますし、その流域の中でいわゆる農用地造成で林野その他を裸地にする部分の比率というものも、必ずしも多いわけではございませんので、その辺はやはり技術的に、どのような現況断面のままでは被害が生ずるかという判断に基づいてやることになると思います。
○杉田政府委員 関係自治体にいわゆる農用地造成で裸地をつくることによりまして、土砂が流失するとか、あるいは流失量がふえるというようなことで、そのための防災措置を講ぜなければならぬという場合は、当然原因者負担でございますし、なお、その際に、当然それに必要な措置をとるわけでございますが、この措置をとる際は当然国の負担でやりますが、さらに、その流域に不測の事態と申しますか、最初から考えられないような異常な
裸地状態となった部分から土砂流亡が発生するので、これに対する防護措置が必要だ、そして造成団地に関係する流域は大小五十七流域ある、そこで、このままであれば当然水害の危険性というのが出てくる、そこであらかじめ、たとえば護岸工事をするとか、いろいろ手を加えたいという話が出ています。
なお、造林できないところを切ったのじゃないかということは、具体的にどこのどういう状態であるかはまた検討させていただきたいと思いますけれども、おそらく、伐採そのものの考え方としては、天然更新で、施業する、伐採したあとに自然にはえた木が育つという、前生樹のあるところを伐採したのではないかとは思いますけれども、これが行き過ぎた場合には、ほんとうに切ったあとが裸地になる例も過去においてはございました。
相馬先生が言われている一番安全な場所というのは、裸地のあき地ではなくて、井之頭公園のような、あるいは明治神宮の森のような木でおおわれた、そういうところが一番安全だと、あき地というのは熱風を吹き上げる、そういう場所になる危険性があるというお話をなさっておりました。私、すぐにでもおやりいただきたいのは、どこでもいいから木を植えていただきたい。
それからまた、土地は有限な自然資源であるため、再生産可能な商品の場合と違って、宅地造成のための裸地の取得そのものが、完成品たる造成地の価格をつり上げるという悪循環的な特性を持っておる。したがって、単なる供給増加だけではどうにもできない問題を内包しておるということも、土地問題の特色の一つであろうかと思います。
○瀬野委員 次に東北六県、北海道など、特に青森県等、耕地とか軒先にきておる国有林、これが問題になって、また要請が強いわけですが、昨日もいろいろと答弁をいただいたのですけれども、耕地庇陰、軒先にきておるところの国有林の問題について申し入れがあれば、迷惑をかけない範囲で伐採をし裸地として処置をする、これは従来もやっていたことですが、今後もまた変わりがない。
すなわち枝打ちをするとかあるいは畦畔に差しかかって庇陰林としていろいろ水田耕作上問題がある、こういう場合は一定の幅を代採して裸地としてこれを処置するということで処置をしておられるようであります。
すでに庇陰林としていろいろ問題のあったところは、ある程度の幅を切ったりあるいは裸地としておくとか、あるいは除地として施業しないというようなことが行なわれておることも承知しておりますが、相当数があるわけです。