1948-02-05 第2回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第5号
併し一面生業資金などを借りただけではみずから經營をやつて行くという經營能力がなくて、反對にこの人たちは非常に勤勞意欲に富んでおるという點、これを國家的に組織的にこの技術と熱意を生かして行くという大きな計畫は、立てられていないのでしようか。この二つを伺います。
併し一面生業資金などを借りただけではみずから經營をやつて行くという經營能力がなくて、反對にこの人たちは非常に勤勞意欲に富んでおるという點、これを國家的に組織的にこの技術と熱意を生かして行くという大きな計畫は、立てられていないのでしようか。この二つを伺います。
引揚者の方は外地で以ていろいろな經營をして來て、家族と共に引揚げて、この人たちは歸つて來て直ぐ生活に困る。併しながら經營能力はある。それから復員者の方は、大部分は内地に家はある。で直ちに生活に差迫るという點では引揚者の方が差迫つておる。復員者の方は但し經營能力というようなものがない。その代わり旺盛な勤勞意欲を持つておる。そういう點で對策が違うと思う。この點をはつきり呑込んで頂きたい。
恐らく十分にこれを審議して頂く時間がないだろうという豫定の下で、私の方から次のように豫め状況を間合したわけでございますが、これに對しまして政府の簡單な答辯といたしましては、製鹽向の石炭の割當は一般的不足などの關係で誠に餘議なく壓縮されておるので、これらの割當炭を最も效果的に使うために國内の專業製鹽全般に亙つて配炭することができない、そのために鹽業經營が困難となつている向があることは誠に遺憾であつて、
○清水政府委員 民間科學技術研究所に國庫補助の件に關しましては、公益的民間研究所ほ、わが國学術研究のため、大いに寄與してきたのでありますが、戦後の經濟界の變動等に、よつて經營に重大なる支障を來し、その活動機能すら失い、このまま放置すれば、その有する優秀なる研究員も四散し、その全活動も停止するの餘儀ない實情にありますのは、国家としてまことに遺憾であると申さねばなりません。
もし地方委讓ということになりますと、現在の單科大學等では、學校の經營ができなくなるばかりでなく、これらの單科大學の生徒は、全國から集まつている状況であります。また二百七十五の大學高專中、十の官立大學を除いた二百六十五校を地方に一擧に委讓するということは、地方府縣にそれだけの大きな負擔をかけることになり、そのようなことは、なかなか實施困難なことであると思います。
本研究所は、終戰後、その附帶事業として東邦産業學園を經營し、本年四月各種學校としての認可を受け、正代に學生の募集をしたのであります。しかるに經營不能の理由をもつて、本年九月一日、評議員會において、解散して慶應義塾に寄附する件を決議し、登記を完了して法的にはすでに解散の手續を終わつているものであります。
加うるに昨今の對象者の極度の貧困は、施設自體の負擔の過重を來し、反面インフレによる物價の驚くべき騰貴、物資の入手難、その他諸經費の増嵩等により、私設社會事業施設は、深刻な經營難に陷りつつあるのであります。しかるに社會事業法に基く國庫扶助を受けることも困難な状態となり、現状のまま放置せば、重大なる事態に立ち至るやもはかりがたい實情でございます。
昨年成立した證券取引所法により、今や從來の株式關係じやなく、會員組織に限定をされておりますることは、輕少なる經費をもつて取引所の經營せらるる形態であり、從來の株式會社組織とは大いにその趣きを異にするものであることを認識すべきは言うまでもございませんが、今や講和會議の開催も接近し、各方面とも國内態勢の整備を急がれておる折柄、ここに東北六縣の證券民主化のために、公正なる取引が行わるるように、東北證券取引所
付託事件 ○海運經營方式並びに船員管理に關す る陳情(第十五號) ○日本通運株式會社の營業權並びに設 備を舊關係業者へ還元することに關 する陳情(第八十五號) ○海運經營方式並びに船員管理に關す る陳情(第九十六號) ○海上輸送力緊急増強に關する陳情 (第百二十三號) ○鐵道營業法の一部を改正する法律案 (内閣提出、衆議院送付) ○舊鶴見臨港鐵道線外三鐵道線拂下に 關する請願(第六十號
そのためにいろいろの港灣運營上の面白くない問題も起つておるわけでありますから、公共團體に費用を出さして、その代りに埋立地その他の建造物、工作物を適當な値段で以て讓與するという方法をとるならば、むしろ國が自分で國費を出して港灣建設をやり、そのでき上つた工作物とか或いはそれによつて生ずる土地を國の手で以て適當なところに讓與して收入を得るというふうにした方が、港灣の經營、運營という面から行きますと、より效果的
「船員保險法による船員保險事業の經營が厚生大臣から運輸大臣に移管せられるのに伴い、あらたに特別會計を設置する必要がある。」こういうことが出ております。若しこの船員保險特別會計法案のこの理由なり、或いは法案の中の規定に誤りがないとするならば、この船員保險法による船員保險事業の所管というものは運輸大臣に當然すでに移管されておるというふうに見受けられるのであります。
びに富岡・阿瀬比間國營 バス運輸開始の請願(岡田勢一君外四名紹 介)(第一四七〇號) 二二二 小川郷、川前兩驛間に停車場設置の請願 (齋藤晃君外一名紹介)(第一四八五號) 二二三 岩内町に測候所設置の請願(椎熊三郎君 紹介)(第一五〇四號) 二二四 魚成橋、野村間國營バス運輸開始その他 に關する請願(井谷正吉君外二名紹介)( 第一五一〇號) 陳情書 一 海運經營方式竝
本請願の要旨は、山形縣最上郡は製材業をもつて代表的産業とし、終戰以來戰災復興用材竝びに進駐軍用材の生産に、また最近は水害復舊資材の生産に、大いに成果をあげてきたが、最近水害その他の事情から輸送力を激減し、これに伴う資金囘收の不能によつてその經營はますます困難となつた。ついては木材搬出臨時列車の特發と竝びに生産量に適合する輸送計畫を樹立してこれを實施されたいというのであります。
日程第一、海運經營方式竝びに船員管理に關する陳情書より、日程第三四、九・四連絡航路に對し民營事業強化に關する陳情書までを一括議題として審査に入りますが、これらの各陳情書は、すでに審査濟みの各請願と同一趣旨なものがありますので、これらをすべて了承いたしておくに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この法案の眼目の一つでありまするところは、石炭増産に對しまする國家の支援協力を強化し、企業の生産責任體制を強化し、増産に邁進しようとする勤勞者の意思と責任が經營に反映される點におきまして、一つの特色があると存じます。
その理由の一つといたしましては、政府はこの第一條にもありまする通り、増産を行うには經營者及び從業者が相協力してということが強く明記されておるのであります。この管理對象となるべきものは、單に經營とその事業だけであつては相成らんと思うのであります。
かように重要産業の私的經營は破産に頻し、事實上國家に隷屬している。言い換ればその私的所有に拘わらず、實質上國營化の客觀的前提條件を成熟せしめている。 國營はもはや極めて自然であり、容易である。
金屬鑛業政策につきましては、去る十月十四に金屬鑛業對策に關する閣議決定を見ておりまして、鑛産物價格につきましては、事業場の原價計算表を査定し、金屬鑛業の操業度及び一般物價との均衝を考慮して適正を期しておるのでございますが、今後も經濟變動に對應し得るごとく物價廳と交渉するつもりでありますから、各企業も經營の合理化、生産量の増大によるコストの低下等に努められたいと思うのであります。
他面、資材につきましては、その割當基準が主として設備能力と過去の生産實續によつているため、技術、經營共に優秀なものでも、中小企業なるがゆえに資材の割當が少く、多少の割當があつても、現物入手の便宜が少いために、非常に困難しているという實例が多いのであります。
野鍛冶業者は、農機具の特殊生産修理業者として、農業經營上特殊の地位を占めておるのでありまして、その長所を活用することについては、商工省といたしましても、從來留意してきた次第でありますが、これに對する最近の資材配當量は、農機具資材の總わくがきわめて僅少でありましたため、少量に止まりましたことは、遺憾でございますが、過般主要食糧確保對策の一環といたしまして、昭和二十三年におきましては、鍬百二十萬挺、鍬先掛修理六百萬挺等
鈴木強平君外三名紹介) (第一一三四號) 二 竹田町綜合運動場設置費國庫補助の請願( 金光義邦君外六名紹介)(第一一四〇號) 三 矢田村所在國立藥草試驗場拂下の請願(松 本眞一君紹介)(第一三四七號) 四 國立富山病院復興に關する請願(矢後嘉藏 君外二名紹介)(第一四〇七號) 五 成年男女の身體檢査實施の請願(豊澤豊雄 君紹介)(第一四九四號) 六 元住宅營團經營住宅
○武藤(運)委員 本請願は、元住宅營團經營住宅の處分問題について、團地ごとに居住者代表から成る營團住宅處分協議會を設けて、これを協議させ、居住權竝びに借地權を確保することはもとより、買取に際しては、勤勞庶民階級の生活費を基準としてその資金の融資、免税等特別の考慮を拂われるとともに、不良住宅に對する補修費の融資、第三者への讓渡の排除、公共施設の當該團地居住者への無償讓渡等、適當な方策をとられたいというのであります
しかしながら港灣の築造、管理、經營上、本勅令の内容を引續き存置させる必要がありますので、ここに法律をもつてその内容を規定することにいたしたのであります。 次に本法案の趣旨を申し上げますと、港灣は現在第一種重要港灣と、第二重要港灣とにわかれておりまして、前者は國がその築造に當り、後者は公共團體がその築造に當ることとなつておるのであります。
○千賀康治君 政府は近く海上保安法竝びに開港法案を國會に提案せんとして準備中である由ですが、右法案中地方自治體において、管理又は經營している開港に對し、開港上の保安強化の名目のもとに、新に中央官廳の特別行政機關を各港ごとに設けんとする條項があるのは、地方港灣運營一元化に反するばかりでなく、地方自治尊重の精神に背馳しまするにとどまらず、また地方港灣の振興上障害をなすものと確信します、以上の理由からして
從來維持浚渫は港灣の經營管理に當つている關係地方公共團體において負擔するのが建前となつていますが、伏木港のごとき多額の維持浚渫費を要する所では、從來も國庫補助をなしており、その増額も目下考究中であります。
○小笠原政府委員 簡單に特定局制度と申しますが、いわゆる舊來の特定局制度から局長任用の物的條件が廢され、請負的な點も拂拭されて、まつたく内容も變つており、いわゆる特定局制度はまつたくなくなつておるとすら言えるのであり、私どもは百人以上の人を使う普通局と、少數の特定局と、それぞれ局の規模に應じて局の經營状態が違ふのは當然でもあり、合理的でもあると思つております。
○寺本委員 私はこの公團を全國一體にすることは、業務の迅速圓滑なる運營及び中央機關に要する經費や職員の増加を來して、地方的特色ある經營を不可能ならしめて、事務の澁滯を來して不適當と思いますが、この全國一本にされるところの理由を伺いたい。
○寺本委員 今管理局長官のお話では、特別會計からの運用によつてある程度の融通がつくようなお話でありましたが、それならば經營が、消費者からの金が返つてまいりますのが非常に遅れる場合は、相當期間ある程度食糧管理特別會計の方へ延納を大體認められるわけでありますか。
同時にまた現在國立の農林省の岩手種畜牧場がございますが、これもまた東北の、特に岩手縣としましては、今後の農業經營が立體的に畜産、いわゆる酪農を取入れての總合的な經營形體に移行されなければ、とうてい將來のあの地帶の農業は完全なものでないと考えますので、この岩手にありますところの種畜牧場を、そうした將來の立體農業、酪農經營というような面におきまして、もつともつとこれを強化していただいて、そうして岩手山麓一帶
本昭和二十二年四月から、來年三月までの貿易資金の計畫の數字でございますが、先ほど大藏省者の政府委員の御説明がありましたように、この貿易資金の受拂いの最も大きなものは、輸出物資の買上げのための支出、それから輸入物資の賣拂いによりまする代金の收入、これが收入支出の大部分を占めるわけでありまして、その他若干こまかいものとして、たとえば貿易外の送金に伴いますところの圓の受拂い、あるいはホテルの經營に伴います
この公團を全國的に設ける所以の一つも、業務全體を全國プールにおいて經營するということの一つの意圖もあるのでございますので、ただ地方の人たちが働く場合におきまして、十分働き得るという環境を作ることは、これは十分考えて行かなければならんと思います。さような考でございまして、今直ちに各地に獨立採算制を採るというようなことは、これは私共としてできかねる問題でございます。
次には食糧公團の方は存立時期が二十四年三月三十一日まで、殘りの公團は二十三年の三月三十一日までとなつておりますが、こういうような短期間の公團を年々作つて、果して經營できるのであるかどうか、食糧品、飼料、衣料の公團は設立の手續を濟ましたならば、直ちに解散しなくちやできない。又これに採用されるところの役職員は、すべて從來關係しておるところの方面から手を引かなくちやできない。
付託事件 ○海運經營方式竝びに船員管理に關す る陳情(第十五號) ○日本通運株式會社の營業權竝びに設 備を舊關係業者へ還元することに關 する陳情(第八十五號) ○海運經營方式竝びに船員管理に關す る陳情(第九十六號) ○海上輸送力緊急増強に關する陳情 (第百二十三號) ○鐵道營業法の一部を改正する法律案 (内閣提出、衆議院送付) ○舊鶴見臨港鐵道線外三鐵道線拂下に 關する請願(第六十號
○田中(源)政府委員 長岡鐵道買收に關する請願でありますが、本鐵道は省線の間にはさまれて非常に經營が困難になつておるから、買收してくれという請願であります。本會社の企業内容を調査いたしました場合、この會社は合理的な運營において、成り立つ方法もあるのであります。
しかし終戰後は當線のやうな地方線を國有鐵道の一部として經營する必要もなくなつたし信ずるし、なお沿線市町村の希望もあるので、本事業を前經營者に返還拂い下げられたいというのであります。
國鐵鶴見智、南武線、青梅線及び五日市線は、元來地方鐵道として、鶴見臨港鐵道、南武鐵道、舊青梅電氣鐵道及び舊奥多摩電氣鐵道の四會社が經營して、地方交通産業上大なる貢献をしてきたのであるが、今次戰爭の末期に戰時輸送力強化のため、戰時的緊急措置として政府に買收されたものである。
一松 定吉君 出席政府委員 文部事務官 清水 勤二君 厚生政務次官 金光 義邦君 厚生事務官 宮崎 太一君 厚 生 技 官 三木 行治君 委員外の出席者 專門調査員 川井 章知君 ――――――――――――― 十二月五日 理容師法案(内閣提出)(第一四八號) 榮養士法案(内閣提出)(第一四九號) 元住宅營團經營住宅
○松谷委員 本請願の要旨は、さきに住宅營團は關係方面より解散を命ぜられたので、その所有する經營住宅を他に賣却しようとしている、ついては一、政府は宮城縣下二千五百戸の住宅營團經營住宅を買い上げる、二、買上住宅は政府の直轄經營とするか地方公共團體に委託經營せしめる、三、勤勞庶民階級の生活費を基準とする適正家賃を設定されたいというのであります。
又自作地主の所有地は原則として制限していないのでありまして、これは地主が作男などを使用して、農奴的な、封建的搾取を本にして大經營を行なうことを點認する結果となつております。
日程第四の要旨は、勞働基準法に規定する八時間勞働制及び一せい休憩制は鐵道軌道事業の實情に適せず、これが實施は本業の運營上重大な支障を來し、ひいては經營の死活を制するに至るおそれがある、ついては同法第四十條に基き、その特例を設定されたい。
付託事件 ○海運經營方式竝びに船員管理に關す る陳情(第十五號) ○日本通運株式會社の營業權竝びに設 備を舊關係業者へ還元することに關 する陳情(第八十五號) ○海運經營方式竝びに船員管理に關す る陳情(第九十六號) ○海上輸送力緊急増強に關する陳情 (第百二十三號) ○鐵道營業法の一部を改正する法律案 (内閣提出、衆議院送付) ○舊鶴見臨港鐵道線外三鐵道線拂下に 關する請願(第六十號
尚今後の自動車行政の上におきましての機構の整備は、只今お述べになりました通りに、現業と行政の區分をいたしまして、自動車におけるところの企業の健全なる經營ということを主體といたしまして、又これが民間業者との間におきまして、いわゆる私企業との間に摩擦なく、健全に發達いたして行く運營を取つて參りますと共に、獨立採算制によりまして、この企業を完全なる業態といたして參りたいと考えます。