1950-12-13 第10回国会 参議院 通商産業委員会 第3号
それからその他のものでございますが、いずれも数量が余りまとまつておりませんし、又毛布のようなものは、特別の規格のものでございまして、非常に低劣な規格の毛布でありまして、純毛が僅かに一割入つております。あと三割はスフを混ぜまして、六割は落綿処分、つまり襤褸で毛布を織るということになつておりますので、実際に国内の各製品に対する圧迫ということは殆んどございません。
それからその他のものでございますが、いずれも数量が余りまとまつておりませんし、又毛布のようなものは、特別の規格のものでございまして、非常に低劣な規格の毛布でありまして、純毛が僅かに一割入つております。あと三割はスフを混ぜまして、六割は落綿処分、つまり襤褸で毛布を織るということになつておりますので、実際に国内の各製品に対する圧迫ということは殆んどございません。
梳毛糸の問題が起りましたのは、五月の末ころでございまして、それは純毛の梳毛糸につきましては、内地価格と輸出価格との間に非常な隔たりがあつたのでございます。具体的に申し上げますと、輸出価格が約九百円で内地価格が千八百円、つまり倍の相場が内地に立つておつたのであります。
これにつきましては、最近勧告価格というものによりまして、国内価格の安定を期するということをやつておりますが、同時に純毛の品物を相当多量に国内に出すということによりまして、この価格の安定に費そうということで、今月からその計画を実施しております。
又純毛の羅紗地が、これは一メートル四百五十円くらいで二百十万メートルも入つておると、こういうことも私達は聞いたのでありますけれども、掴んでいられますか。これは一体関税的に考えれば、これに対して関税をかけておられるのか。かけておられないとすれば、どういうような意味合で以てこういうものに対して放任されているのであるか、お聞きします。
○岩間正男君 これも、例えば日本で純毛の羅紗地というようなことになりますと、一メートル千五百円から千六百円するのではないかと思います。それが四百五十円というような形で入つておる。そうして、それが二百十万メートルも入りますというと、日本の業者は非常にこれは脅威を受けると、こういうふうに考えられる。
従いまして、新聞紙にございますように、純毛の製品が来年度相当多量に出まわりまして、一入当り何着分かになるというようなことは、実際の事実と違つておるのでございまして、そるということは予想されないのであります。
これによりますと、洋服一着分、でき上りで六七千円の純毛のものが消費者の手に入るという話でありますが、これはわれわれ消費者階級から見れば非常にけつこうなことであります。と同時にこのことは、おそらく毛織物関係業者の持つておりますところの手持ちのストツクに対して、非常な損失を与えるような結果になると私は考えるのであります。
その箱の一つの中をあけてみると、純毛のラクダのシヤツが一ぱい詰めてある、あるいは綿類が詰めてあるという箱が、たしか白子の分については約二百いくらかあつたと思います。