1963-05-28 第43回国会 衆議院 農林水産委員会 第33号
資格といいますか、損害評価会委員及び損害評価員のほうの資格につきましては、農林省としましては、精農家あるいは農業の改良指導員とかそういった人たちに委嘱するように指導しておるわけでございます。また評価員につきましては、部落の最も指導的な立場にあるような人を選んでやるように指導しておるわけでございますが、それらの点につきましては、もっと指導を強くしてまいりたいと考えます。
資格といいますか、損害評価会委員及び損害評価員のほうの資格につきましては、農林省としましては、精農家あるいは農業の改良指導員とかそういった人たちに委嘱するように指導しておるわけでございます。また評価員につきましては、部落の最も指導的な立場にあるような人を選んでやるように指導しておるわけでございますが、それらの点につきましては、もっと指導を強くしてまいりたいと考えます。
○山田(長)委員 ただいまの御答弁の最後のほうはどうもよく理解できなかったのですが、精農家とかあるいは技術員であるとか当局が指導していると言われますが、これらの人たちが評価したことによって農民にとりましてはいわゆる収入に大きな変化が起こってくることになるのでありまして、これらについてもう少し適格性がほしいわけであります。
損害評価会の方は諮問機関のようなものでございまして、これには委員がおり、村の技術貝であるとかあるいは精農家等がおりまして損害評価のやり方等について組合長が意見を聞くということであります。全国を平均しまして、大体十五人くらいの委員が評価会を構成しておるのであります。
どんな農業といえども、精農の行なった農産物と、忙しい、片手間でやった生産とは見劣りのするものでありますことは明らかであります。一年の生産物ですら非常に激しいのでございまするから、長年月を要するこの植林につきましては、あとで植えかえをすることは非常に不経済であるばかりでなく、非能率でございます。しかもこれが五年、六年たたなければ結果が現われてこない。
田植や刈り取りやあとは除草の時期に限らず、一年中やっていかなければならぬということで、酪農経営等については、特に精農家が要求されるわけでございます。
それは一つ民間の方が、予算が少ないじゃないかという、議論でなしに、現実の場所で、もしくはそういう精農家、篤農家が出てくることを期待いたしまして、今お話しの通りに、ことし道を開いた。これに対して全国にどの程度の御要望、御要請があるか、それにこたえて明年は、もし計画がたくさんありますならば大へんけっこうでございますから、予算は幾らでもふやします。
何分にもお話しの点でございますが、全国の農村の事情、農家の事情によって、今、東さんのお話しのようなのは比較的精農家、篤農家もしくは米作りの本場のいわゆる大農と言っていいか悪いか知りませんが、大きな百姓をしておられる人にそういう例はあり得ることと思います。
いずれも精農家です。それはこういうことを言ってくるんです。私は女房と二人で村で精農家とうたわれながら百姓やってきた。大体三石何がしかはとります。しかし三石とったって今申し上げたように三万幾らじゃないか。これを私がどっかに勤めに出て門衛か何かやって、かりに六千円、七千円の安い月給もらっても、半年たては、五千円もらったって三万円もらえる。
における会議は、二十二日午前十時から福岡県農協会館で、また、大阪市における会議は、二十四日午前九時から大阪府立体育館別館で開催されましたが、派遣委員は、私のほか、坂田委員長、寺島隆太郎君、舘林三喜男君、金子岩三君、亀岡高夫君、芳賀貢君、片島港君、西村関一君、玉置一徳君の十名、意見陳述者としては、福岡市では、福岡県農協中央会副会長鬼木文雄君、長崎県農業会議会長横山貞雄君、九州大学教授田中定君、熊本県精農家工藤誠一君
で、この一戸の人は、やっぱり域外から通耕している関係で、また非常に精農家であるといったようなところで、その土地をぜひ確保したいというような意向があったわけでありますが、防衛庁なり、あるいは地元のみんなの意向等もあって、かえ地が確保できたらというような条件を出しておるようであります。
特に農民の層を分けますと、この制度を極端にいえばのろっておるのは、食糧増産の中核をなしておるところの精農家、篤農家、これが一番この制度をのろっているのですよ。むしろ、この制度に無批判にくっついてきているのは、まあ言葉はきたないけれども、惰農に属する者ですよ。それは私は、私の神奈川県でも、長野県でも、委員長の北海道でも、私は変らないと思うのですよ。
たとえば旱魃の場合に、陸稲が今にも枯れかけんとしているときに、精農の人は、たとえばその畑のまわりにポンプをこしらえるとか、あるいは夕方水を汲んでいってその陸稲にやるとかいう場合があるけれども、惰農の場合は、これはとても助からないおかぼであるということから、ほうってしまって、そうして完全に枯らしてしまっているという例があると思うのです。
○山田委員 さらに伺いますが、もしこういう場合に、旱魃等で精農の人がポンプの用意をして旱魃を避けたというような場合に、あるいはまた少し手数をかけて小さな川をこしらえて、水を持ってきて旱魃を避けた、こういうような例があった、こういう場合、そのときにポンプの設備とか、川をこしらえた人に対する融資というものはどうなっていますか。
こういうことは昭和八年以来かつて見ざることであると地方の精農達も言つておりまして、非常にその被害の大きいのと、いよいよ最終段階の収穫期を前にしての実情でありますので、これの対策については、とうてい市町村なり県の財政においては救い得ない実情にあることを、よく御存じのこととは存じますが、御認識を願いまして、災害対策あるいは冷害対策に関連をいたし、これの対策に万遺憾なきを期せられるよう、特にこの機会において
○北勝太郎君 もう一つ、今度冷害地帯を見ますると、精農家ほど実は冷害に会つている、こういう話を各所で聞かされたのでありますが、これはまあ品種の選択にも影響がありますけれども、いわゆる化学肥料偏用ということか私は大きな原因であると思う。
○説明員(大坪藤市君) 只今のお話のありましたように精農家のうちでも特に堆厩肥を多量に使用いたしましてその地方によつて農作をやるという意味合の精農家のかただから、こういうような冷害の場合でも、多くの場合その被害を免れておるというのが大体皆様が言われておることであるのであります。
第二に、作況に相当個人差があり、精農ほど多収穫品種を栽培し、肥料をたくさんやつたわけでありますが、それために軟弱徒長を促し、却つて大きな被害を受けていることでありまして、このことが却つて農業改良普及上、農民の心理に与えた影響は甚だ大なるものがあります。特に本年は惰農が却つて成績がよかつた、或いは又お光様を信仰したものが非常に収穫がよかつたというような現象を来たしたのであります。
で、すべてが本年は逆現象になつておりまして、精農家ほどその被害をこうむつておる程度が強いようでございます。むしろ堕農に近いような余り手を加えない、肥料も余りやらないというものがまあ少しは穫れておるという所があるのでございます。
その都度品種及び耕作技術の改善進歩を見ておりますが、昭和二十年来順調なる豊作が続いておりましたため、多くの農民はやや油断した傾きがあり、一面供出制度に伴い営農方針を安全主義より多収穫主義に置き、精農はこのたびはかえつて大きな被害を受けたという事例が見受けられるのであります。
従つて本当に精農家は一寸五分四方くらいに一粒ずつくらいの種を播いて、そうして苗代をやつておるわけであります。これは非常な労力が要りますのでなかなかできません。
このことは惰農が得をしたり、精農が損をしたりすることがないように、いわゆる正直者がばかを見ないように賠償の公正を期していただきたいと思うのでございます。 第七点といたしましては、本法案の恒久化か、しからざれば鉱業法の金銭賠償主義を原状回復主義に改正せらるべきか、どちらかでなければならないということでございます。
しかるに、現状をもつてしては、河川は老朽化し、耕地は土砂に埋もれ、農民は精農意欲を失つて、食糧の確保も、資源の開発も、エネルギー源の獲得もすべて不可能となり、たとい待望の講和が成立して独立国家の仲間入りができましても、民生の安定はおろか、自立経済政策も砂上の楼閣と化し張るでありましよう。
最近は各農村とも非常におちつきをとりもどしまして、生産意欲は非常に旺盛になりまして、今の程度では——技術的にさらにこれを指導いたしますれば、もつと飛躍的に増産するのでありましようが、とにかく今の技術程度でもよくあることに努力をする、精農する、それが合おうと合うまいとそういうものにはあまり関心を持たないで、孜々営々として農業を生業としてこれにいそしんでおりますのが日本の農村であります。