1971-12-20 第67回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会、内閣委員会、法務委員会、文教委員会連合審査会 第1号
福田外相もそう答えられましたね。県有地に対して、政府がこれをどうこうするというようなことをきめるということは、これは憲法第九十二条地方自治体の本旨に違反する疑いがあると思いますけれども、その点、どうでしょうか。これは当然返すような交渉をすべきである、国有地とは違う、こういうふうに私は考えますけれども、その点はどうでしょうか。
福田外相もそう答えられましたね。県有地に対して、政府がこれをどうこうするというようなことをきめるということは、これは憲法第九十二条地方自治体の本旨に違反する疑いがあると思いますけれども、その点、どうでしょうか。これは当然返すような交渉をすべきである、国有地とは違う、こういうふうに私は考えますけれども、その点はどうでしょうか。
これに答えられたのは福田外相だと思います。この福田外相のお答えによりますと、この問題は調査をして、そうして適切な処置をしたい、こういうことでございました。今日もこの答弁は変更ありませんか。
ところが先般私の質問に対して福田外相は、これは単に核弾頭、つまり核そのものの撤去だけではなしに、核施設全部の撤去を含む、こうお話しになりました。これは内地も沖繩も全部そうなると思います。つまり、もうアメリカは核弾頭、核兵器はもとより、それはもう当然でありまするが、それに必要なすべてのシステム、施設全部なんだ——これはアメリカが了解しましたか。
○柴田利右エ門君 いま福田外相はいたさせないと、こうおっしゃったのですが、あとで厳重にアメリカに抗議をするということなんで、福田さん自身が飛行機を飛ばさないということではないと思いますけれども、いずれにしても、こういう時期に、中国上空を偵察飛行をするというようなことが大体認められておるというような飛行機を沖繩に置いておくというのは、私はあまり好ましいことではないというふうに思います。
あまりにもいまの福田外相の答弁は抽象的である。そんなものじゃないと思います。日本が小国と言っているこのアジアのそういう国が、みんな雄大な平和構想を持っている。十分な力を、経済力や武力を持つことができないので、その他の手段で自分の国を守ろうとしてやっているんです。これは私はこういう力というものを伸ばすべきではないかと思いますが、私はまじめに考えるが、総理はどういうふうにお考えになりますか。
これは福田外相が、まだ佐藤・ニクソン会談がきまる前に、福田外相だけが渡米されるんじゃないかといわれた時期に、日中問題で話し合いをしても日米間で食い違いが出ることはあり得るという談話を発表されましたね。その場合に、日本が、日本自身として、日中の歴史的な条件を踏まえて決断することは当然でありますが、そうではあるけれども、アメリカの意向が大きく日本に響くことがあるのかどうか。
ところが、政府、特に福田外相は、かかる極東情勢について、本日の午前中の答弁においても、緊張緩和のムードは出てきたが、まだ定着していない、などと述べており、極東情勢の現状分析について本質的に誤った認識を暴露しております。
ところが、当初本会議における福田外相の協定案件提案説明の失態に始まり、十一日から始まった沖繩協定特別委員会は、実質審議日数が五日、審査時間はわずか二十三時間四十分にして、正常なる審議が進められている中で、突如あの強行採決が行なわれたのであります。このことは、自民党が強行採決の口実とする野党の審議態度云々は、一切これに当たらないのは当然であります。
これは福田外相が、先日テレビの討論でも水鳥の例を引かれて、上は静かに見えておるが、水の中では大いに泳いでおると言われて、それから、そのうちに皆さまに御披露するようなこともあるかもしれぬということを言っておられました。期待して待つようなことが何かあるんですか。
また、それは佐藤内閣自身の外交政策の全面崩壊であり、その直接的実行担当者である福田外相の責任は、断じて看過することはできないのであります。(拍手) すなわち、今回の国連総会において日本代表団は、福田外相の指揮のもとに、なりふりかまわない多数派工作を展開して世界のひんしゅくを買ったのは周知の事実であります。
佐藤首相は、今臨時国会の所信表明において、少しはこの点に気づかれているようでありますが、逆重要事項、複合二重代表制の共同提案国たることを裁定した佐藤総理、福田外相の感覚は、いまだ世界の変化を十分認識しないものであるということができるのであります。(拍手) 福田外相は、いまだ外相に就任して日なお浅く、福田外相がみずから手をつけた外交案件は、ほとんどないといえるかもしれません。
この福田外相が言うキッシンジャー的人物とは一体だれのことであるか、具体的にそうした接触がどうして進められつつあるかをこの際承りたい。また、総理の言う経過的措置とは、中国と平和条約を結ぶまでの経過的措置を意味するのかどうか。きのうのお答えでは不明確でありますから、明確なお答えを願いたいのであります。
同時に福田外相は日米繊維問題はまだ未解決だと発言してみえる。しかも総理の所信表明演説において、まだこれからなすべきことをなさなければならない。何やら閣内不統一の印象を受けるのは私一人ではありません。田中大臣が横にかぶりを振っていらっしゃるが、あなたは勘が鋭いですから内輪でよく存じてみえるから心配はないかもしれません。