1953-07-06 第16回国会 参議院 予算委員会 第9号
実際中国から買える石炭、鉄鉱石或いは塩、これは三大物産でありまして、そのものを日本に幾ら出せるかということによつて、おのずから日本から買つて行くというものがわかるのではないかとこう思うわけです。
実際中国から買える石炭、鉄鉱石或いは塩、これは三大物産でありまして、そのものを日本に幾ら出せるかということによつて、おのずから日本から買つて行くというものがわかるのではないかとこう思うわけです。
第三に、国連協力の下に中国やソビエトとの貿易が制限されて、石炭、鉄鉱石、塩などの原材料を高い値段でアメリカやカナダや地中海方面から輸入させられております。そうした高い原材料を基にして、安い値段でアメリカの軍需品を作らせられ、ここにいわゆる出血受注の問題が生じ、不平等交換が行われて、低賃金と労働強化と首切りが生まれ、大衆購買力が減退をしております。
だからそれを増強するべく努力されるけれども、しかし今の経済のやり方でおりますと、主なるところの石炭、鉄鉱石というものは、一番遠い海を渡つて来るところから入つて来るわけであります。これでは自衛力といいましても、一旦有事の場合には、自衛力も何もない。それは外国がどれだけの輸出を許可するか、せぬかということであり、またわれわれの船で運ぶ力がなければ、自衛力に一番大事な鉄が外国の船によつて支配される。
次に日本がインドから輸入する方はどうかと申しますと、それは主として石炭、鉄鉱石、塩、雲母、綿花といつたような工業原料品であります。日本としてはこれらの原料品は、今後ますますインドに期待することと思われますので、日本のインドからの輸入というものも、今後さらに促進されるものと思われます。
こうなれば日米経済協力の中心たる兵器の製造という問題を通じてアメリカの兵器廠と化するのみならず、日本にない石炭、鉄鉱石、塩など、中国からの輸入に比し平均トン当り十ドル高の原料を買わなければならず、よしんば南方開発に協力して、ここから原材料を入手するとしても、五ドル高は免かれないのであります。
あなたの方で木材、石炭、鉄鉱石がほしいというのに対し、ソ連の通商代表部の言うには、私の方では歯ブラシだとか、りんご、歯みがき粉というようなものでは、国内に責任をもつて照会することができないので、問題はあなたの方でどういうものを出してくれるかということの誠実さが認められないと、私の方も責任をもつて向うへ照会することができないというような話があつて、そこに一つの隘路があるように向う側が言つている。
先般関西の経団連において、陸軍省の占領地経済担当部長のリード博士が日本の中共貿易という関西の貿易業者の希望に対して、綿糸布を與えて石炭、鉄鉱石を入れるということは、自由諸国家群に対して重大な悪影響を及ぼすという発言がありました。片一方、日本政府の方のこの中共貿易に対する考え方、これはいかなる考え方で進んでおられるのか。
わが国は中国から製鉄用の石炭、鉄鉱石、油肥原料、塩等の輸入をはかり、日本からは綿製品、機械器具、化学製品あるいは雑貨等を輸出いたしまして、日本の経済発展に資するところ大なるものがありました。この中国との通商杜絶によつて、一部の原料及び製品をアメリカ及び東南アジアから仰いでおるのであります。
これによると、原料は無制限に輸出するということと、日本で補助的軍需物資の製造をする、あるいは石炭、鉄鉱石の対日輸出を制限しないとか、あるいは日本に対する注文の増加、あるいは貨物自動車とか、通信設備、自転車とか、双眼鏡とか、国内の労働力を最大限に利用するところの物資の注文とかいう問題、あるいは日本から印度支那向けの軍需物資を製造して差向けるとか、それから極東民主陣営の工場として日本を活用する、こういうふうな
まあ大体から見まして、つまり塩といつたものは先だつて自立経済審議会にもこの問題が出たのでございますけれども、あまり皆さんの関心が薄いのでございまして、私どもは是非これを食糧、小麦とか或いは石炭、鉄鉱石とか、綿花というのと同等並にこの塩の輸入というものにつきまして重点性を認めて頂きたい。まあ大体こういうことで私どもの要望を申上げたい。こう考えておる次第でございます。
特に鉄鍋の重要原料といたしましては、石炭、鉄鉱石、スクラツプ、液体燃料、こういうものがございます。石炭は御承知の通り国内に四千万トン程度の生産がございますが、鉄鋼業で使いますいわゆる製鉄用のコークスにする粘結炭は非常にその生産が乏しく、又品質も良好でないのでございまして、戰前、戰中を通じましてその大量を開らんその他の中国のソースに仰いでおりましたのでございます。
この石炭鉄鉱石の輸入につきまして、最近自動許可制による輸入制度が確立いたしまして、今後におきまして二つの原料の輸入確保に相当重要な役割を果すと考えておるのであります。 次に鉄鉱石について申上げたいと思いますが、昭和二十五年度におきまして鉄鉱石の供給源といたしまして、中華民国或いは朝鮮というものが対日供給いたしました数量は今日まで大体数万トンに過ぎないのであります。
通産省の報告によれば、この措置によつて輸出において鉄鋼製品を中心とし、機械類の輸出に相当な打撃を受けることは勿論であり、又我が国のかかる措置に反対して、中共側が報復的措置に出るならば、石炭、鉄鉱石などの製鉄原料、油脂原料などの輸入が困難になり、不可能になり、本年度以降のかかる物資の需給計画は大きな齟齬を来し、経済再建途上の我が国にとり重大な影響になると言われております。輸入の障害は特に大きいです。
それから輸入については石炭、鉄鉱石、工業塩、大豆その他の油脂原料、ちよつと挙げて見てもこれは輸入で打撃を受けております。その他に軽工業の材料もありますが、それは一時あずかるとして、この輸出入の根本的なものは大打撃を受けて、これを輸出については東南アジヤ、輸入についてはアメリカ、カナダと切替をやつて、それで切替をやると、それについて質問が二つある。
表を少し詳しく申上げますが、主要食糧、それから石油、石炭、鉄鉱石、銑鉄、その他鉄、合金、それから機械で建設機械、鉱山機械、或いは鉄道車両、船、ディーゼル機関、爆薬、それから化学製品等いろいろございますが、それからキニーネ製品、ラジユーム、繭、生糸、それからその外武器、火薬、そういうような品目で約六十くらい今のところ予想しております。
食糧管理法による主要食糧、石油、石炭、鉄鉱石、銑鉄、合金板、くず鉄その他の鋼製品、製鉄機械、鉱山機械、金属加工機械、鉄道車両、ディーゼル機関、鋼造船、放送設備、カーバイド、カーボンブラック、苛性ソーダ、セルロイド、塩素その他の化学品、ラジューム、油脂、肥料、その他大分たくさんあります。
○武内説明員 まだこの点に研究中でありまして、確定いたしておりませんが、大体を申しあげますると、米その他主食、油脂、石油関係、原綿、飼料、石炭、鉄鉱石、塩、まだ幾つかあると思いますが、大体こういうようなものが基本的な物資と考えております。
○中村説明員 ただいまの原料、特に石炭、鉄鉱石等の輸入問題でございますが、石灰につきましては、終戰後は米炭にほとんど依存しておるという状況であります。しかし今後の見通しといたしましては、できるだけ日本の鉄鋼業が従来支那、大陸方面等の原料炭をもとにいたしまして成立いたした実情を考え、今後においてもそういつた基礎の上にある程度移行しなければならないのではないか。
輸入物資の八百三十三億の内訳は、食糧及び飼料が四百六億、肥料が百十八億、石炭、鉄鉱石の重要原材料が二百四億、繊維品が六十五億、その他雑品が三十七億ということに相なつておるのであります。それから塩の價格差補給金、これは國内塩四十万トン、輸入塩百二十五万トンの予定であります。 矯正保護収容費、從來の刑務所の費用でありまして、平均年間十万五千人の収容を考えております。前年度は九万五千人であります。
第一問は、一億五千万ドルのクレジツトがもしはいらなかつた場合には、二十三年度の生産指数四割引上げの計画に変更を來さないか、こういうお尋ねでありまして、きわめて適切な御質問でありますが、これにつきましては二十三年度の重要物資生産計画を立てておりまして、これによりますと、石炭、鉄鉱石、石油類その他原材料の輸入を相当に期待しているのでありまして、これがためには外資導入を必要とするわけであります。
次に、本年は連合國の絶大の好意と理解ある援助により、綿花、石炭、鉄鉱石その他の必要物資の輸入も画期的増大が期待せられ、各種の外資も逐次導入を見るごとと予想されるのでありまして、日本経済も、今や戦争以來の長期間の孤立経済の状況から離脱し、諸外國との正常なる経済交流に備えるべきときが到來したものと考えられます。
次に、本年は連合國の絶大の好意と理解ある援助によりまして、綿花、石炭、鉄鉱石その他の必要物資の輸入も画期的増大が期待せられまして、各種の外資も逐次導入を見ることが予想されるのでありまして、日本経済も今や戰争以來の長期間の孤立経済の状況から離脱しまして、諸外國との正常な経済交流に備うべき時間が到來したものと考えられるのであります。