1988-01-28 第112回国会 参議院 本会議 第3号
今後、この手形の発行、流通を阻害している税制、手続を改善して魅力ある商品に工夫するとともに、国内の金融自由化を進め、外国人が政府短冊期証券等の円建て資産を自由に保有、処分し得る金融市場の体制整備を図るべきではないかと思います。以上の点につき、総理及び大蔵大臣の御所信を承ります。 次は、財政、税制問題について伺います。 まず、財政再建と財政運営の方向についてであります。
今後、この手形の発行、流通を阻害している税制、手続を改善して魅力ある商品に工夫するとともに、国内の金融自由化を進め、外国人が政府短冊期証券等の円建て資産を自由に保有、処分し得る金融市場の体制整備を図るべきではないかと思います。以上の点につき、総理及び大蔵大臣の御所信を承ります。 次は、財政、税制問題について伺います。 まず、財政再建と財政運営の方向についてであります。
○足立政府委員 紙幣類似証券取締法第一条といいますのは、紙幣類似の作用をなす証券について、大蔵大臣が、発行、流通、こういうものを禁止することができる旨規定されていることは御案内のとおりでございます。
また、いま一つの背景といたしまして、国債の発行条件が市場実勢に沿って機動的、弾力的に改定されるようになったこと及び国債の発行、流通市場の整備が進められたことも、国債の円滑な消化に大いにあずかっているものと考えております。 国債市場の整備について申し上げますと、金融機関に対しまして五十八年度に窓口販売を御認可いただき、五十九年度以降、ディーリング業務を認めていただきました。
今、先生、国債の償還財源というようなことをおっしゃいましたけれども、この問題につきましてはやはり現在のように資本市場が非常に発達し、公社債の、特に国債の発行流通市場が発達している現在の状況におきましては、こういった射幸性のあるような、ややいろいろ技術的に検討すべき問題の多いようなトンチン公債というよりは、むしろそういった広く国債の発行市場あるいは流通市場の中でこういった借換債の問題等を考えていくことが
以上、昭和六十年度の財源確保法案等について意見を申し上げますとともに、国債の発行、流通の拡大に資する観点から幾つかの事項について要望を申し上げた次第でありますが、金融資本市場の自由化、国際化の進展により証券市場の国民経済に果たすべき役割はいよいよ重要性を加えてきております。
以上、昭和六十年度の財源確保法案等について意見を申し上げますとともに、国債の発行、流通の拡大に資する観点から幾つかの事項について要望を申し上げた次第でございますが、金融・資本市場の自由化、国際化の進展によりまして、証券市場の国民経済に果たすべき役割はいよいよ重要性を増してきております。
○正森委員 もう一点伺いますが、借換債で相当量の国債を新規債も含めて発行するということになりますと、金融情勢が、ある場合には逼迫したり、ある場合には余裕ができ過ぎたりというようなことで、ここで私が読ませていただいたのは、名前は申しませんが、三井銀行の調査部の研究の論文でありますが、その中で「日銀の機動的買オペの実施」というのを言っておりまして、「借換債を含め、国債発行・流通市場が急拡大するなかで日銀
このような状況から、有価証券の発行、流通の両市場に携わる証券界の役割りはいよいよ重要性を加えてまいるものと思っております。私どもは、証券市場が国民経済に果たすべき責務を十分に認識いたしまして、市場機能をより一層円滑に発揮するよう引き続き最善の努力をしてまいる所存でございます。
証券市場に携わる者としまして、その立場から本特例法案につきましていささか所見を申し述べるとともに、あわせて国債の発行、流通一般の状況につきまして御報告申し上げ、御参考に供したいと存じます。 さて、私から改めて申し上げるまでもなく、わが国の経済の現状は二次にわたる石油ショックのインフレ的影響を克服しまして、物価の安定を達成いたしております。
このような状況から、国債の発行、流通さらには借りかえの円滑化を図り、投資家並びに公社債市場に無用の混乱が生ずることを避けるために、今後とも、国債管理政策を初め、諸般の政策について一層きめ細かい御配慮をちょうだいいたしたいということをお願い申し上げて、私の陳述を終わらせていただきます。 どうもありがとうございました。(拍手)
一つは、債券の信任を確保いたしまして、その円滑な発行流通を図るということが一つでございますし、もう一つは、経営の健全性を確保しまして、債券の権利者を保護するという目的があろうかと思います。そのために限度を設けておるわけでございますけれども、債券発行限度を二十倍から三十倍に引き上げることにつきましては、最近の商工中金の融資の状況を見てみる必要があろうかとも思うわけでございます。
また、あわせて債券発行限度を引き上げることで、債券としての信任にどのような影響を与えると考えていらっしゃるのか、また、債券の発行流通の円滑性をどのように確保していくのか、商工中金経営の健全性をいかにあわせて確保していくのか、債券の権利者の権利保護の上からどのように考えるのか、あわせてお答えいただきたいと思います。
したがってそれがかなり重要な産業資金調達の方法であります割引債、国民の選択するかなり重要なウエートを持っております金融資産であります割引債、こういうものを発行、流通、消化にかなりの影響を及ぼすということでございますので、大体倍ぐらいということを頭に置きまして、三五%ということを考えたわけでございます。
長年の歴史を持ち、多くの債券が発行、流通いたしております他の先進国の、特にアメリカ、ドイツ等の市場と比べまして、日本の市場というものは、市場関係者自身がまだ経験も浅い、それからまた市場における市場への参入者が少ない、あるいはディーラーファイナンスが乏しいというような状況でございますので、市場実勢がどうであるかというものが非常につかみにくい状況が一方でございます。
次に、私ども証券界が担当いたしております国債の個人消化につきまして、最近の状況を申し上げますとともに、せっかくの機会でございますので、国債の発行、流通等の問題に関しまして二、三の所見を申し述べ、委員各位の御参考に供したいと存じます。 五十三年度中の国債の市中公募額のうち、証券会社取扱額は二兆六千七百三十六億円、比率といたしましては二五・五%ということになりました。
○田中(敬)政府委員 御指摘のように、国債の発行、流通を円滑化し、経済に阻害のないような形で国債管理を行うためには、市場実勢に合った機動的な、弾力的な金利の条件の対応ということが必要であると思いますので、私どもも目下検討を進めておりますが、近々に結論を出したいと思っております。
○渡辺(豊)政府委員 証券行政は、証券取引法の目的に即して行政を行うわけでございますが、証券取引法の目的は先生御存じのように、基本的には投資者保護であり、かつ、有価証券の発行、流通を公正ならしめるあるいは流通の円滑化を図るというのが証券取引法の目的でございます。 この法の目的に即して証券行政を行うわけでございますが、ただ、証券市場というのは非常に流動的なものでございます。
それから第二に、証券取引審議会でございますが、証券取引審議会は有価証券の発行、流通にかかわる制度について調査審議するという機関でございまして、個別のケースについての調査審議はいたしておりません。ただ、発行、流通にかかわる制度として法律改正等の問題がありました場合には、調査審議はしていただくというたてまえでございます。
むしろ国民経済的な観点から、あるいは発行、流通市場、これは大変大量発行下におきましては、発行市場と流通市場が健全に保たれるということが何より大切な、至上命令と言ってもいいほどの問題であろうかと思っております。これを健全に保つのにはどうしたらいいかというふうな観点から論ぜられるべき、検討さるべき問題であろうと、このように存じております。
まあ実施するに当たりましては、国債の管理政策、いわば発行、流通市場の整備など、先ほど言いましたような一連の環境づくりが十分に進められなければならないというふうにも考えますし、それから、内部的な問題といたしましても、事務の負担というものは相当なものであろうかと思います。そういうことで、銀行自体経営上、もう少し詰めていろいろ検討していくべき問題があろうかと思います。
その答申の中で窓口販売の問題が取り上げられておりまして、御高承かと存じますけれども、その内容はたしかこうなっておったかと思うのでございますが、審議会で窓口販売についての提案があったけれども、法律上では禁止はされておらないわけだと、禁止されておらないけれども、窓口販売というものなしに、長年にわたってそれなしでやってきているので、そこでおのずからそういう秩序が自然にでき上がっておると、この問題は、発行流通市場
そこでその場合に日銀の方の選択はどういうことが選択になるかということになりますと、日銀といたしましては現在発行流通しております日銀券の信用を維持する、日銀の信用をいかにして維持するかということになりますと、その対価として受け取るべきものは最も信用の高い、国が発行しておる証券が一番いい、そういう論理から国債が政保債よりも優先して現在使われておるような次第でございます。