1967-11-17 第56回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第2号
○小平芳平君 大臣のおっしゃるのと、私も全然別な意見を持っているわけじゃないのですが、結局矢木沢ダムのようなああした大建設をしまして何の効果もないなんていう、そんなばかなことがあるわけがないのであって、ただ私がずっといま申し上げてきたことは、農家の生産、農家の生活ということを主体に考えた場合に、多目的ダムなるがゆえにこの目的が相反するような面が起きやしないか、それは十分大建設をやれば、ダム建設をやって
○小平芳平君 大臣のおっしゃるのと、私も全然別な意見を持っているわけじゃないのですが、結局矢木沢ダムのようなああした大建設をしまして何の効果もないなんていう、そんなばかなことがあるわけがないのであって、ただ私がずっといま申し上げてきたことは、農家の生産、農家の生活ということを主体に考えた場合に、多目的ダムなるがゆえにこの目的が相反するような面が起きやしないか、それは十分大建設をやれば、ダム建設をやって
群馬県民の犠牲と言っては悪いですが、そのために今度は矢木沢ダムの偉力を発揮し、千葉県、埼玉県、茨城県等のかんがいができたのであります。この干ばつに対しても、利根川にこんこんとして水が流れたのでございます。したがいまして、それは非常に大きい容量を矢木沢から放流しておるのであります。あのダムなかりせば、おそらく稲の植えつけはできなかったでしょう。
そこでいろいろ聞いてみますると、やはり矢木沢ダムを放流いたしますると、千葉の下流地帯に入るのに三日ぐらいかかるそうですね。
第一点は、利根川下流の千葉県関係分の塩分遡上防止対策としまして、六月二日二十二時から七日の二十二時まで、これは大潮の関係上そういうことになるわけでございますが、主として矢木沢ダムから二千六百万トンを放流いたしました。これによりまして下流の塩害を乗り切ることができました。
その前の二日は四十トンになっておりますが、その四十トンのときに五十トンを追加して矢木沢ダムから放流したわけです。それでそれが七日に百トンになっております。
それから利根川水系につきましての異常な水量の減少、水位の低下等からして、建設省におきまして、六月二日に利根川水系河川管理者等協議会が開催されたわけでございまして、六月八日の利根河口におきます大潮時期に対処するため、本川上流ダム群、特に矢木沢ダム群等からの毎秒約五十トンの緊急放流というようなことの決定をいたしたわけでございますが、さらに十二日以降は、二十一日までの十日間に、これは埼玉、群馬等の新しく田植
このように、水稲の塩干害は申すに及ばず、渇水に強いとされるカンショも、水不足で、ミミズが干からびたようなありさまとなり、一方、工業用水の節水及び取水ストップは、深刻な事態を招くおそれを生じ、一時はまことに憂慮される状況であったといわれますが、ちょうどこの時期に利根川上流の矢木沢ダムの放流が行なわれ、これが計画どおり下流に到達したことによりまして、文字どおり一〇〇%の効果を発揮して、危機を脱することができたということであります
なお、われわれの調査いたしました以後十日に県下平均で九ミリ、十一日以降浦和で一・九ミリ、熊谷で十二・二ミリ、秩父で五ミリ、久喜で〇・五ミリの降雨量がありましたが、用水不足の解消にはなおほど遠く、利根川の矢木沢ダム第二次緊急放流による取水によって現在植えつけが進められていることを申し上げ、報告を終わります。
○佐々木説明員 関東地域の河川のダムの放流につきましては、御承知と思いますけれども、去る六月二日から七日ごろにかけまして、利根川上流の一番大きな矢木沢ダムその他のダム群を一斉に放流いたしまして、約三日ないし四日ぐらいによって下流農業地域にその水は到達いたしますので、六月八日ごろに下流のほうでは大潮の時点に到達することを見越しまして、そのダムの水を毎秒約五十トン放流しております。
それからダムについて申し上げますと、利根川水系につきましては、矢木沢ダムでございますが、これは今年の終わりにほぼ竣工します、まだ完成していないダムでございますが、この総貯水量は一億五千三百七十万トンでございまして、貯水量は現在一億四万トンでございます。それから現在放流している流量は六十七トンでございます。なお、二十五トン程度現在上流から流入いたしております。
六月八日が利根川河口の大潮時に当たるのでありまして、この時期にできる限り上流から放流するということで、六月二日以降六月七日までの期間、本川上流ダム群の、藤原ダムあるいは矢木沢ダム等の毎秒五十トンの緊急放流を行なうということの決定をいたしたのでございます。 ただいままでにとりました措置の概要は、以上のとおりでございます。
おそらくお尋ねの場合には利根川本流の場合になるかと思いますが、私たちが承知いたしておりますことは、一つは、若干流れの状況がよくなった、それから、大潮の時期が一応過ぎて――これは先月の八日が大潮の時期になるようでございまして、大潮の時期も一応過ぎたということもありまして、なおかつ、千葉県で実施しております応急対策というものの効果も出始めておるということで、とりあえず上流ダム群、これは御承知のとおり、矢木沢ダム
そこで、先ほど申し上げましたように、私のほうの利根水系の多目的ダムからの、要するに農業用の放水可能の貯水量でございますが、藤原ダム、相俣ダム、矢木沢ダム、須田貝ダム、四ダム合わせまして七千五百万トンというふうに承知しております。
○小川説明員 ただいまのお話でございますが、利根川上流の多目的ダムは、御承知のように、藤原ダム、相俣ダム、薗原ダム、矢木沢ダムと、農業関係の水をためておるダムが四つございまして、それに二十九日現在でかんがい用に使える水が七千五百万トン貯留されております。
○華山委員 きょうはお持ちにならないかもしれませんが、五十里ダム、川俣ダム、藤原ダム、薗原ダム、矢木沢ダムの現在の水量をひとつ大至急資料として出していただきたいと思います。水の量といいますか、一般的な計算でどの程度の水が現在あるのかということでございます。
たとえば矢木沢ダム等につきましてもそれらの実例がございましたので、それらの実例を参照いたしまして具体的にやったわけでございます。特に用地関係につきましては、従来から、建設省が四十一年の八月からずっとやってきておったわけでございます。それらの問題で対策委員会との間に相当煮詰まりを生じてきておる。
藤原ダムは二千二百万トン、相俣ダムは千六百万トン、薗原ダムは九百万トン、矢木沢ダムが一億四百万トンたまっております。それから東京の村山、小河内を入れて約一億六千万トン以上たまっております。さような状況でございます。
河口ぜき、霞ケ浦及び印旛沼における水位調節施設等の、水資源の開発または利用のための施設、合口せき等の既存水利の合理的な使用をはかる施設、多目的用水路、専用用水路等の施設を建設する、こういうようにして、毎秒約百二十立方メートルを供給する、こういうことを第一項に書きまして、その次に、供給の目標を達成するため必要な施設の建設に関する基本的な事項といたしましては、それぞれの建設対象の事業別に、たとえば矢木沢ダム
○岡本(隆)委員 矢木沢ダムとか印旛沼は、これは昭和三十八年でございましたが、水資源の出発当時でございまして、これは水資源公団ができていなかったわけですね。しかし、ダムの開発の構想が進められておった。水資源ができたが何も仕事がないから何かやらせようということで、計画が決定されたものを水資源がそれを引き継いでやるということは当然で、私どももそれについては何にも不審の念を持っておりません。
最初水資源公団ができました年に利根川水系の矢木沢ダムがすでに建設省のほうで予算がついて業者もきまって工事をやっておりますのを引き継いでおるわけでございます。それから、建設省ではございませんが、水資源公団の事業として印旛沼の開発事業、これは三十八年の途中からでございます。
水資源開発公団交付金につきましては、利根川の矢木沢ダム等八ダムの継続事業のほかに新規に吉野川の早明浦ダムを加えまして計九ダムの建設費の公共負担分について交付金を交付する予定にいたしております。 補助事業につきましては、多目的ダム建設工事については継続十五ダム、そのほかに新規に四ダムを加えまして十九ダムについて実施する考えでございます。
水資源開発公団交付金につきましては、利根川の矢木沢ダム等八ダムの継続事業のほかに新規に吉野川の早明浦ダムを加えまして、九ダムの建設費の公共負担分について交付金を交付する予定でございます。 補助事業につきましては、補助の多目的ダムの建設工事につきましては一継続十五ダムのほかに新規に利賀川ダム等四ダムを加えまして、計十九ダムについて実施する予定でございます。
青い有名な石の種類で、いつか矢木沢ダムでもその石がたくさんありましたけれど、それは天然記念物で、取り出しはできない石なんです。その石を、石狩川の上流十キロもあるところから、二トンも取り出しまして、そしてそれを運んできたという事件があったのです。その当時ちょっと週刊誌か新聞で問題になったことがあるのですけれど、今度のお国入り騒ぎがきっかけになったとみえて、知らない人からこの写真が送られてきたのです。
こまかく申し上げなくても皆さんは十分御承知でありますが、一応検討している点を申し上げますれば、矢木沢ダムで十七・六トン、下久保ダムで約十六トン、那珂川、江戸川の流水量で六・八トン、印旛沼の水を利用することで七トン、神戸ダムで十二・六トン、ただいま工事中の利根河口せきで二十トン、こういうことで合計して八十トンというものはまあ一応計画に乗っかって実施計画が進められておるわけであります。
現在のところ計画されております矢木沢ダムとか河口ぜきとか、それから神戸ダムとか渡良瀬川の水の問題とか、そういうことは私は承知しておりますからよろしゅうございますが、それだけでやっていいのか、そうでないとするならばどういうふうなことを利根川について考えていられるのか、具体的になっておる点がありましたらば承りたい。
この経費の内容は、水資源開発公団が行なう印旛沼開発事業、群馬用水及び利根導水路の建設事業に要する経費、並びに四十一年度に完功予定の矢木沢ダム外五つのダム、利根川河口堰及び長良川河口堰の建設事業等に要する経費等であります。 以上、一般会計予算案の概要を御説明申し上げましたが、次に、当庁関係の財政投融資計画につきまして、簡単に御説明申し上げたいと存じます。
その供給については、矢木沢ダム、下久保ダムあるいは神戸ダム、利根川河口せき等の施設によりまして、逐次必要な水を生み出す施策を講じております。しかしながら目下のところ阿賀野川水系からの分水は、四十五年度におきます毎秒百二十トンの水源といたしましては具体的に見込んではおりません。
したがいまして、十七円の価格がよいかどうかという問題もありますし、またその後、利根川筋の矢木沢ダム、下久保ダムその他のアロケーションにおいて、上水道事業については原水費から妥当投資額を計算する方法がとられまして、一般にこれが採用されております。
○古賀政府委員 矢木沢ダムにおきまして五百トン、それから下久保ダムにおいて千トン、それから藤原ダムで六百トン、相俣、薗原合わせて三百トンであります。あとの赤谷川、山田川等のダムにつきましては、これは補助ダムでございまして、小さいダムでございますので、洪水調節を下流に及ぼすような影響はございません。それから須田貝ダムにつきましては、これは電力専用のダムでございますので、洪水調節の計画はございません。
その三千トンをカットするためにいろいろなものができておりますが、その後藤原ダムあるいは須田貝ダム、今度は矢木沢ダム、さらに神流川には下久保ダム、県営ではありますが、赤谷川ダム、また山田川ダム、こういうものができておりますけれども、これらを総合すると、この合計ではどのくらいカットできる予定になっておりますか。