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53件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1987-09-01 第109回国会 衆議院 法務委員会 第9号

したがいまして、中長期在留者について短期在留者以上に詳しい身分関係居住関係の確認が必要であるというのは、先ほどの別の御質問に対してお答えしたところに関連すると存じますけれども、中長期在留者であればあるほど不正規在留者との区別の必要というものが増大するという事実に裏づけられることであろうかと存じます。

小林俊二

1987-09-01 第109回国会 衆議院 法務委員会 第9号

こうした政府の許可の範囲において在留している者であるということ、すなわち正規在留者であるということを明確にする必要が在留外国人について常に存在するわけでございます。外国人登録制度も、基本的にはその目的に資することで制定されているわけでございます。  別の言葉で申し上げれば、我が国には不正規在留日本人というものは存在いたしません。

小林俊二

1987-09-01 第109回国会 衆議院 法務委員会 第9号

小林(俊)政府委員 先ほども申し上げましたように、外国人と国民との間の基本的な法的な地位の相違から生ずる一つの現象は、一方には不正規在留者というものが存在し、一方には不正規在留者というものが存在しないという事実があるということでございます。したがって外国人の場合には、正規在留者と不正規在留者を区別する必要がある、これを見きわめる手段を確保する必要があるということでございます。  

小林俊二

1987-08-28 第109回国会 衆議院 法務委員会 第8号

なぜそれが潜在的なのかといえば、現在の外国人登録制度が極めて緻密に構成されているがために、これを容易に撹乱することができない、これを利用することができないということにあるわけでございまして、もしこれがもっとずさんなものであれば、彼らは喜んで正規在留者に成り済まして白昼大手を振って我が国社会を横行することになるであろうということでございます。

小林俊二

1987-08-28 第109回国会 衆議院 法務委員会 第8号

小林(俊)政府委員 不法残留ないしは不法入国そのものにはそれぞれの誘因があるわけでございますから、この的確な登録制度を維持することのみによってこれを抑制するということはなかなか難しいかと思いますが、しかしながらその登録制度を的確に維持することによってなし得ることは、不正規在留者が正規在留者を装うことを防止するということでございます。

小林俊二

1987-08-28 第109回国会 衆議院 法務委員会 第8号

小林(俊)政府委員 仮にこの登録制度がいわばずさんなものであって他人の登録証明書が容易に入手し得るというような状況にあるとすれば、恐らく不正規入国、不正規在留外国人がまず第一にすることは、正規在留していると見られる外国人のものである、あるいは正規在留する外国人のものであるような身分証明書に該当するこの登録証明書を入手して携帯することだろうと思います。

小林俊二

1986-04-08 第104回国会 衆議院 法務委員会 第4号

これらの人々によって不正登録あるいは二重登録三重登録といった登録が実施されまして、そして入手した登録証明書密入国者が携帯して正規在留者を装ったということによって我が国外国人登録制度が非常な混乱に陥ったという事実があるのでございます。こうした事実を是正する必要上、二十七年に外国人登録法が制定されます際に指紋制度が導入されたという経緯がございます。

小林俊二

1983-05-25 第98回国会 参議院 法務委員会 第8号

しかし、同入管職員は、その不法入国者夫妻に会ったときに、直ちに最寄りの入管局に出頭すべきであると、それを勧めるべき立場にあったわけでございますが、それもせずに、現状では正規在留を認めるに足る十分な理由もない。だから、そのまま潜在生活を続けるような示唆をした。これは入管職員としては非常に嘆かわしい行為でございます。

田中常雄

1981-11-13 第95回国会 衆議院 法務委員会 第7号

大鷹政府委員 処遇方針の三の三、「その他特に在留を許可する必要があると認められる者」というのは、三の一及び二の要件、つまり日本人または正規在留外国人親族関係にあるとか、行き先がないとか、こういうものを補充して、一及び二に準じて考えなければならないような特別な事情がある場合を想定した補充要件でございまして、別個の独立の要件を設けようという趣旨のものではございません。

大鷹弘

1978-04-19 第84回国会 衆議院 法務委員会 第18号

したがいまして、こういう人をまた社会に出しますと、資格がないゆえに、かえって何でもできるという一つの矛盾が起きてくるわけで、不法入国者の方が正規在留者より有利な扱いを受ける結果になるわけでございます。そういう点もございます。そして、やはり隔離せざるを得ない。それからまた、長くそういう状態で社会におりますと、その後結婚をしたり事業をしたり、いろいろ根が生えてくる。

吉田長雄