1970-09-08 第63回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第19号
もちろん予算につきましては、水洗便所の普及率とか、あるいは下水道の普及率等は、日本の比べてみてもいい近代国家に比べて、まことにお恥ずかしい状態にありまして、統計の数字を比較しますと憂うつでございますが、これらは近代国家日本、文化国家日本にするためには予算の重点項目として私たちが心がけていかなければならないことは、単に公害問題のみならず、やはり日本を先進国家らしい姿にするために、人目につかない場所でありますけれども
もちろん予算につきましては、水洗便所の普及率とか、あるいは下水道の普及率等は、日本の比べてみてもいい近代国家に比べて、まことにお恥ずかしい状態にありまして、統計の数字を比較しますと憂うつでございますが、これらは近代国家日本、文化国家日本にするためには予算の重点項目として私たちが心がけていかなければならないことは、単に公害問題のみならず、やはり日本を先進国家らしい姿にするために、人目につかない場所でありますけれども
ですから、昭和二十年八月十五日以来、文化国家日本ということが盛んに言われてきたわけですが、こうした船をつくる、あるいは自動車をつくる、新しい型の自動車をつくる、大型の船をつくる、そういう方面にはばく大な——ばく大というか、とにかくあらゆるお金と人材をつぎ込んで経済成長をしてきたと思います。
(拍手)余暇活動は、まさしくそのための活動であり、その中でも変化欲求を最も満足させるものが観光であると述べられておりますが、虚構経済の上に咲いた華麗なあだ花でなく、地についた健全な、安定した、充実した国民生活の秩序、土壌に咲く人間社会の花こそ、私どもの望んでやまない文化国家日本において初めて見ることのできる観光であります。
私はそれを見まして、文化国家日本としてこの現状はどういうことなのだろうかと、日ごろたいへん不満に思っているものでございます。 この実態が、料金が値上げになりましてからはたして変わったかと申しますと、中央線の特に繁華街、また深夜特定時間という中では、決して事態は変わっていないように私はお見受けいたしました。
このつらさも、文化国家日本の将来、また音楽文化の発展、そうしたことを考えまして、一人でもこういうものがわれわれ作家の中におるということを示すと同時に、私の力がいささかでもわれわれの立場、われわれ音楽著作家の生活権、著作権の擁護、そうしたことに役立てば幸いと、私はもって瞑して今日に至ったわけでございます。
デザインを芸術として認めなければ、裁判所にしょっちゅう判断させざるを得ないような問題が起こりまして、わが文化国家日本の文部省としては、まことにお粗末なきわみになると思いますが、これについて長官のお考え……。次長のお考えでもけっこうです。
しかも皮肉にも、事故は、生産世界第二位といわれる文化国家日本の国道、国が管理をしておる国道上に起こった事故でございます。そして市町村道路と違いまして、国道ならば安全に交通が確保できる、こういう国民の期待を裏切った事件でもあろうと思います。
そのときに、災害で泣いて苦しんだところを三年間かかって復旧をするということは、文化国家日本としてあり得べきことではないような気がいたします。できるならば一年間で——一年間といわず、三カ月か四カ月か、特急工事でもってやってしまうというくらいの姿勢であっていいと思います。そこまでいかなくても、少なくとも原則として二年でやるのだというくらいのことは、私は持っていていいのじゃないかという気がします。
そういう観点からも、税率を引き下げたり、諸般の問題について国家がいろんな保護をしていくということが、私は、文化国家日本として必要なことだと思う。それについてお答えをいただきたい。
文化国家日本は、文化程度が年々下がっていく。そうでしょう。一体説明がつきますか。あなたのほうで詳しい質問をしないでくれというならやめますけれども、これはどこから考えても合わないのです。これは標準生計費とからむからこうなる。これを見ると、昨年の一人世帯のエンゲル係数は東京で四三・三%です。五人世帯で四二・六%。ことしのエンゲル係数は、一人世帯で東京では四四%で、去年より高いのですよ。
平和日本、文化国家日本、あるいは福祉国家建設、それぞれ大事ではありますけれども、どうしても最後には国論を科学技術日本というところに統一しない限り民族の宿命は打開できない、こう私は考えるのです。簡単でけっこうですから、そう思うか、そう思わないか、ひとつお答えください。
文化国家日本と与党の諸君が言うなら、当然の筋道ではないのでありましょうか。提案者大和与一君の、民主主義ルール破壊者重宗雄三議長不信任案は当然であり、むしろ私は、ここで明らかにしてもらいたいことは、提案者がここで、議会制民主主義というのはどういうものだ、主権在民の国家体制の中で、ほんとうに戦争の悲惨事を起こさない平和の構想はどういうものかということを、ひとつ明らかにしていただきたい。
だから、国際的な見地に立って、やはり諸外国と同じような歩調を合わせていくように、日本としても文化国家日本ならばそういう方向に行ってもらいたいということが一点。それで、重ねて私は申し上げますが、どうか芸術家を大事にしてもらいたい。特に、営利を目的としないNHKならば、特に芸術家を大切にしてもらいたい。
以上、申し上げましたように、生活環境施設の整備は、国民生活の必須な基本条件であり、東京オリンピックを明年に控えた文化国家日本としての体面にかけても、抜本的対策がいま必要であることを申し添え、質問を終わる次第であります。(拍手) 〔国務大臣田中角榮君登壇〕
またあの丸ビルよりまつ四角な駅が、文化国家日本の中央の駅として、建築上文化的な駅であるということには、私は非常に疑問があるのです。そればかりでなく世界のどこの駅を探しても、ロンドンだつて、アメリカの市だつて、その中央の駅にデパートを持つておる駅がありましようか。私はこれを探して見ましたが、見つからないのです。
このたび新栄典制度の準備が行われつつあると知りまして、私はこの新しい制度が文化国家日本の新鮮な息吹きを伴つた文化的制度であり、国民の明るい希望であり、あこがれであつてほしいと思います。先日新聞で公聴会のことを知りまして、さつそく私の意見をお送りしましたが、そのときには法案の内容もよく知らず、また参考資料も持つておりませんでしたので、きわめてずさんなものでありました。
東京都も学校も、共によりよい文化国家日本を育て上げるために努力していられるのでありますかり、その目的は全く同一であろうと思います。同じ目的に向つてお互いに手に手を取合つて協力してこそ、理想に一歩々々前進できるのではないかと存じます。この際理屈はいろいろありましようけれども、要するに問題は特飲街の処置であると愚考いたします。
それが何年たつても実施を見ることができないようなことは、文化国家日本のためにはなはだ遺憾であります。これらは必ずしも電波監理委員会の全責任というのではないけれども、本日もまたこの委員会終了後におきまして、民間会社側のいろいろな陳情か説明のようなものもあるということを承つておりますから、これらについても十分な検討を私どもはしてもらいたいと思つております。
そういうような観点から見まして、文化国家日本の国民に示唆を与えるようなことを、ここで取上げられることを望みたいのでございます。日本国民は島国にとじこもつて国際性が比較的少い。