1953-09-03 第16回国会 衆議院 労働委員会 第22号
今度の整理の問題、これはまつたく私たちに対しても抜打ち的でありまして存じませんでした。ことにわれわれとしては、業界に対してはなはだ迷惑――という言葉は少しきつ過ぎるかとも思いますけれども、スト規制法が通過したその日に、どこかの会社で発表したということは、政府としてははなはだ残念な感じがしている。私自身そう感じております。
今度の整理の問題、これはまつたく私たちに対しても抜打ち的でありまして存じませんでした。ことにわれわれとしては、業界に対してはなはだ迷惑――という言葉は少しきつ過ぎるかとも思いますけれども、スト規制法が通過したその日に、どこかの会社で発表したということは、政府としてははなはだ残念な感じがしている。私自身そう感じております。
会計検査院においては、検査の方法等について一段の考慮を払われ、予告なしの検査、すなわち抜打ち検査を可及的頻繁に実施する等、会計検査の効果の万全を期するよう、一層の精励、御奮起を切望いたす次第であります。
地方教育委員会の設置は国会も文部省も延期の空気であつたのが、昨年の抜打ち解散の結果、実施となつてしまつたもので、市町村長も市町村議会の議長もこぞつて反対している状況から見ても、地方教育委員会はこれを廃止すべきではないか等であります。これに対しまして、先ず政府委員から、「専任教育長を設置しておる市町村は二千二百十四、有資格助役の兼任は十七である。
この場合におきましても、当然政府側がロック・アウトの措置をとる場合には、労働協約の二十七条の二項によつて、二日前にその通告がなさるべきものであるにもかかわらず、抜打ち的にこの措置がとられておることにつきまして、中央におきましては、調達庁に対しまして抗議を申し入れました。
たまたま検査院が指摘したのにすぎないので、検査院が一から十まで年中実地検査を抜打ちにやるわけではありません。だから幾多あるけれども、それは出ておらぬもので、要するにその辺の考え方が普通の社会のそれと同じような線であるというところに、こういうことが起るのじやないかと思いますので、その点はどうでしようか、これはよつて来たる原因を伺つておるのです。
抜打ちにやるようなことが、この法律案が通る前といえどもあつてはならないと思いますが、この点外務省において目下進行中の妙義とか茅ケ崎とか、そういうような問題を抜打ちにやることがないか、この点についての所言を承つておきたい。
ただいまおつしやいました抜打ちにやるというような御心配はないと申し上げて間違いないと思います。たとえば妙義の場合には、それぞれ陳情者が来られた場合には、もちろん懇切丁寧に御説明申し上げております。また、関係の知事とも随時接触いたしまして、慎重に事を運んでおる、かように考えております。 —————————————
この強制執行は、大体三千二百軒の家をあとへ引かせたり片づけたりするわけですが、そういう大きな都市計画をやるのに、五軒の家を片づけて、しかも区画整理委員へは何ら連絡をされずに、抜打ちに、おまわりを五十人も連れて来て、病人はどこへ連れて行つたかわからない。救急車に乗せて連れて行つてしまう。あとで病人の家族は捜査願いを警察へ出したというような事件であります。
そこでその制約について現行法は労調法の三十六条、或いは三十七条の抜打ち争議の禁止、更に遡りまして、三十五条二の緊急調整の指定、これは総理大臣が決定するようになつていると思いますが、こういつたいわゆる一般産業とは公益事業労働者は違つた制約を現行法で受けておることは御存じだと思いまするが、この点はやはり今のお話の通り一般の産業労働者と違つた公益性を有するが故にこそ、そういう制限が今日つけられていると解されるのでございますが
今お話がありましたように、一般的指示をする場合は決して抜打ちにしない、これはこ上におります清原次官もはつきり認めておる次第でございます。相互に協力して行く、そうしなければ一体物事はうまく参りません。これも十分確認さしたところでございます。一般的指示によつて個々の事件を直接指揮しない、捜査に直接指揮をしない。
しかももしこれを抜打ち的に調べるならば、まつたくこれは国民の血税の三割程度のむだと不正がされておるのであります。こういう関係から、会計検査院の監督権は決算委員会にありますから、決算委員会はどんどんと会計検査院を監督し、あるいはこれを督励して調べさせる権能を持つておりますので、田中委員が今言うようなわけに行かないことを、決算委員長として申し上げておきます。
そういたしますと、第三十七条、次に参りますというと、抜打ち争議の禁止というものに対する解明がここに載せられております。よろしうございますね。その二百七十八頁を一つ開いて頂きたいと思います。
なるべく抜打ち的にやるようにしてください。
会計検査院といたしましても、物品あるいは現金の関係で、抜打ち的に検査をしなければ、検査の結果が十分上らないというような性質のものにつきましては、国会での御意見等もありますし、従来も抜打ち検査を努めてやつて参りましたが、一層今御意見のような御趣旨によつて、検査をやつて行きたい、こういうふうに考えております。
且つ今日これも国警長官と打合せたのでありますが、今後一般的指示を出す場合に抜打ち的に出すということでは、あとにやはり問題を残しますので、あらかじめ緊密に連絡してよく協議をする。
それから一般的指示を出す場合もあらかじめ綿密な連絡をとりまして、いわゆる抜打ち的に出すということのないようにする。それははつきり覚書として警察側に届けたいと思つておりますし、また速記録に残したいと思つております。
第二には一般的指示をする前にあらかじめ警察側と緊密な連絡をとつて抜打ち的なことはしない。また国会の御要請があれば一般指示の内容を国会に私が報告してもよろしい、こういうように考えておりまして、前の二項は公式に私が覚書的に責任を持つて速記録に残すつもりであります。その写しは警察側に届けるように斎藤長官に話をしているようなわけでございます。
一般的指示の問題でございますが、これは抜打ち的に出すものではないのであります。
そこで一般的指示を準則の形でやる、普通の場合はそれでみな安心するのですが、それがこういう問題が起るというのは、やはり御承知のように検察官の力が過大になつてはいぬという国民の意識が皆さんを通じて現われる――そこで私がしばしば申し上げるように、一般的指示をする場合にはもう一つの権力の相手である警察側とあらかじめ連絡をして、相談をして、―方の権力が片方の権力に抜打ち的にやるということをやめる。
結局抜打ち的にはやらない。将来何か必要が起つて検察側が一般的指示を出す場合は、あらかじめ警察側と緊密な連絡をしまして、抜打ち的なことはしない、これだけははつきり申し上げ得ると思うのであります。今破防法に関する一般的指示のように、捜査の以前に一々協議してもらわなければ困るという事件が、すぐに必要の事件として頭に浮んでおりません。
一般的指示をする場合に、破防法の場合においては、いわば抜打ち的になされた。それから捜査規範を出すときには十分協議したというお話でございますが、その前の事情も簡単でございますから、一応お聞取り願いたいのでございます。犯罪捜査規範を出す際には、最高検と国警側、自治警側とは十分協議をいたしましたのは事実でございます。
またさつきの御心配について、鈴木さん引続き御質問なさいましたので、お答えの機会を失しましたが、一般的指示をする場合は、今後は警察側と緊密な連絡をいたしまして、平たい言葉で言うならば、抜打ち的なことはことはいたさせません。これも何か明瞭な覚書か何かで、はつきりいたしたいと思つておりますし、また今日の速記録に責任をもつて残したいと思つております。
それでこれもあるいはすでに申して、抜打ち的に出さない。これははつきり速記録にも残しますし、速記録だけではどうもあてにならぬ、お前の代だけではないだろうかという御疑念がありますならば、国会においてしかるべく政府を制約していただきたいと思うのです。
なお、附加えて申上げますと、この場合には抜打ち的というよりは、もうすでに保釈の取消決定は出ておるわけでございまするから、それに基いて例えば全国手配をなしておる。それで全国手配に基いて或る逃げた者を見付けた。見付けたけれども肝腎の書類を持つていないからちよつと取りに帰るというのでは、ちよつと急場に間に合いません。例えば池袋の駅前で見付けた、現にあれに間違いない。
抜打ち的にいろいろな処置をとるというようなことは、事務当局としてはあえてするというようなことはありませんし、むしろ地元と相談の上きめて行くという方針を現在とつております。
それは抜打ち検査は多少はできるかも知れないけれども、実態を把握するのは極めて困難だと私は思うのでありますが、何か御質問しますと直ぐ検査をするといつて逃げられるけれども、なかなか検査というのは本当の状態はそうできていないのが事実じやないですか。
ですから年中朝から晩までその取締りに当るということはとうてい困難でございまして、どうしても抜打ち的にときどき取締りをやりまして、業界に警告を与える、こういうことしかねらえないことはやむを得ないことであろうと思うのであります。