1950-09-01 第8回国会 衆議院 建設委員会 第11号
その他の数多い河川は原始河川のまま残されておる、しかもそれは年々歳々災害を受ける。災害復旧費をもらつて膏薬張りをしておるというようなことで、これに対する対策というものは何もない。そこでわれわれとしましては、どうしてもこの原始河川の局部的な改修を行いまして、この局部的な改修によつて水害を幾らかでも減少して行きたい。これが一番地方民の要望の強いものであります。
その他の数多い河川は原始河川のまま残されておる、しかもそれは年々歳々災害を受ける。災害復旧費をもらつて膏薬張りをしておるというようなことで、これに対する対策というものは何もない。そこでわれわれとしましては、どうしてもこの原始河川の局部的な改修を行いまして、この局部的な改修によつて水害を幾らかでも減少して行きたい。これが一番地方民の要望の強いものであります。
ただここに本法案の趣旨及び内容の骨子だけを簡單に申し上げますならば、わが国におきましては、年々歳々災害を繰返しておるのでありますが、あらかじめこれが予防の計画には、ほとんど見るべきものがなく、また一たび災害が起りますと、これが復旧につきましては、これに関係する行政機関が非常に多岐植雑にわたつておりまして、そのために災害地の府県当局者その他は、現地を離れて中央に陳情これ努めなければならないといつたような
この問題を解決するにつきましては、日本の国土が年々歳々災害に見舞われまして、折角作つた耕土を失い、生産力をすぼめておるような状態でありまするので、恒久的には、治山治水によりまして、この危険の率を少くし、又電源開発によりまして、農村の電化というものを考え、そうして一部には、農村の工業を復活振興いたしまして、そうしてこの食糧の生産力を強めて行きたい、かように考えるわけであります。
まさにその通りで、年々歳々災害復旧費に名をかりてこれが復旧をはかつております。しからば一体この設計の責任者はだれであるかというと、これはもうすでに建設省をやめてしまつておらぬという話であります。こういつた問題は、おそらくあちらこちらに数多いことと思うのであります。
殊に年々歳々災害が勃発いたしますので、加入者たる農業者といたしましては非常に負担を深くいたしておるのでありますが、こういうような今日の農業生産が國家的であるという点から考えましても、農業者のこの保險に対する負担の率をできるだけ軽くいたしまして、國家ができるだけ責任を持つてこの共済の制度を進めて行くのが妥当ではないかと、かように考えるのであります。