1978-03-24 第84回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第7号
そういう面も考えまして瀬戸内の工業排水の改善に私たちできるだけ努力をしていきたいと思いますが、いま何十%さらに積み得るかという御質問でございますが、ちょっといまはっきり申し上げかねますので、お許しをいただきたいと思います。
そういう面も考えまして瀬戸内の工業排水の改善に私たちできるだけ努力をしていきたいと思いますが、いま何十%さらに積み得るかという御質問でございますが、ちょっといまはっきり申し上げかねますので、お許しをいただきたいと思います。
○石野分科員 資源調査、いまお話しのようなことをどんどん進めていただく、これを非常に積極的にやってほしいと私は思いますが、先ほど草川先生からも同僚議員からも質問がありましたように、日本列島周辺の海洋は工業排水なり生活用水、油濁被害などで非常に汚染が進んでおります。さらに温排水によって漁場や魚族が大きな被害を受けております。
埋め立てや工業排水等、複合しておる場合が多うございます。温排水はしたがって見えにくいか、内湾の奥深く、漁業の成り立たない場所、ここに立地しているというような、こういうような点が多いのであります。それで運転されていても余りあらわれてこない。しかしながらやはりあらわれている。原発の場合には全国で十四基、それも完全でなく、その稼働率は四割台から五割台、そうしてまともに働いていない。
第二は工業排水のたれ流しということが二つ。第三は、米軍の演習場からの赤土の流入。第四が海中道路、与那城、この海中道路による潮流の変化。大体この四つがその理由に挙げられております。 そこで、この六カ所のお答えをまとめますと、こういうことでございます。早急に調査をし、何が原因であるかを知り、対策を立てねばならないと、こういうお答えが、全体の答弁をまとめますと、そういうことになっております。
というのは、香川県は、自分のところでは工業排水というのはもうちゃんと規制が十分、上回るほどできているわけです。実際、よその府県の汚れが、たまたま地形と潮流の関係で被害を全部受けているというかっこうになっているわけです。まさに閉鎖性水域の、一衣帯水の海のなす実情ですね。
○野口忠夫君 水質環境基準の強化というようなことについて、工業排水というようなことについての企業内クローズド処理場の義務づけみたいなこと、あるいは家庭排水の処理、公共下水道の推進と原因物質に関しての総量規制、あるいは水質基準見直し範囲の拡大、監視体制の強化等の問題については御努力だと思いますけれども、これは一段とまだ御努力願わなければならぬ課題ではなかろうかと、ひとつそういう意味でお願いしたい。
近年の急速な経済成長に伴う工業排水の増大と、人口の都市集中による生活排水の増加は公共用水域の水質汚濁を深刻なものとしております。
過去にも都市排水とか工業排水の影響がほとんどないと思われる豊後水道あるいは紀伊水道の、やや水が停滞している内湾であるとか、あるいは三重県下でも五ケ所湾等で、そういった長年の養殖に主として起因すると思われる排せつ物、そういったものの底質への堆積が、いわば一種のヘドロ状態になって、そこから栄養塩等がまた海中に溶け出してくるということがわかっております。
○竹内説明員 工業排水の規制は通産省が所管していると思いますが、港湾におきましてそういうヘドロ等がたまるという点につきましては、港湾管理者が調査をいたすことになると思います。現在そのようなヘドロ等がたまり過ぎているというようなものに対しましては、港湾公害防止対策事業という事業をもって対処していきたいというように考えております。
五番目には、港内の工業排水、特に製鉄所から出るコバルト60、製鉄所がもしありましたら。これは横須賀なんかそれがあるはずですから。こういうようなものの有無とその弁別と量、こういうようなものをはっきり出してもらいたい。こういうようなものを出していただいて、その上に、海水浮遊物の集積しそうな地点を中心に、相当数の地点を採取地点として選ばなければならぬわけです。
地形であるとか、海底図であるとか、海流の出入り口の状況であるとか、潮流の方向、渦の存在の有無、潮流の強弱、河川の流入の模様、船舶の航行に伴う海底土への影響の有無、湾内への工業排水の有無、こうしたいろいろな予備調査あるいは海水中の浮遊物の集積しそうな地点を中心に、相当数の地点を採取地点として選んでいく。
そうすると沖繩県の沖繩本島という一番きれいなところで、そして東風の吹く、貿易風の吹くこの海岸一帯が工業排水とCTS廃棄物によって埋められるということは好ましいことではないと考える地元の人々の意見について私は共感を禁じ得ないのであります。
○杉原一雄君 大まかに分けて四点ほど質問したいわけですが、一つは七十一国会の終末段階で国会を通過させた公害健康被害補償法制定後の作業について、いま一つは瀬戸内海環境保全臨時措置法施行後の準備作業等々について、第三点は鉱工業排水の特に色の汚染の問題について、現況並びに対策、それから最後に土壌汚染防止法適用、これは昭和四十五年法百三十九号でありますが、もうすでに四年近くの月日をけみしているわけですが、これに
○杉原一雄君 それでは第三項の鉱工業排水と、特に、排水の中にいろいろ有害物質が入るとか入らぬとかいう問題はきょうは抜きにして、色の問題ですね。工場作業工程の中から水に色がついて出るということについては、人間の色問題も非常にむずかしいのですが、排水の色の問題が、従来のぼくたち公害問題を考える者にとっては、非常に色をなくするということはむずかしい。
○政府委員(成田壽治君) あまり具体的じゃないのでありますが、分析研の四十七年の事業概況概要報告書というのを見ますと、科学技術庁、それから電力会社、それから環境庁、その次に四番目としまして、通産省より工業排水及びどろの水銀の化学分析の委託調査を受け、全水銀、有機水銀の分析を行なったと。また、工業技術院及び各通産局より委託された各種試料の化学分析を行なった、そういう報告になっております。
現在の沿岸漁業の受けております都市化に伴う下水などによる影響、あるいは工業排水による汚染、いろいろと問題がございます。そういう点については、第一次的な基本的なこととしては、公害規制の諸法規を厳正にこれを施行していくと、そして海を汚染から守るということが沿岸漁業の資源確保の道であると、こう思います。
全文読み上げますと「国土が狭あいで、平たん部の少ないわが国では、以前から海面を埋立て、各種の用地造成を行なつてきたが、最近に至り、埋立に伴う自然景観の破壊、埋立地に立地した企業が排出する工業排水、排煙等による環境汚染が顕在化し、これらの問題の解決が焦びの急とされている。
そのための漁場の荒廃と、もしこれが工業化のために使われるとしますと、当然そのあとに工業排水の問題が出てまいります。そうしますと瀬戸内海の十メートル以浅海域で十分に、私が最初に申し上げましたような浅海としての機能を持ち続ける海域はほとんど残らないのではないかというふうにこの水産庁の報告では述べております。
それから、あるいは埋め立てによってそういう浅海がなくなりましたり潮流が変わります、あるいはそこで工業排水などで汚染が始まりますと、移動する魚にとっては回遊経路の変更というようなことがあります。
埋め立てたものが何に使われるかによって、あるいはそこから海に出てくるものの質によって当然被害は非常に変わり得ると思いますので、今後の技術的進歩と、それから法的規制の強さによってその打撃の程度は当然違ってまいるに思いますけれども、少なくとも現在行なわれている工業排水の規模及びそれに対する規制から考えますならば、やはりこれだけの大規模工業開発の影響というのは相当に深刻なものだと考えざるを得ないと思います
○宮崎正義君 監視するということはわかるんですが、そうしますと企業が工業排水を出しておりますね、直接に。あれなんかどんなふうに見ているんですか、どんなふうにとらえようとしているんですか。
推定からいくならば、大体百万から百五十万円になるというそういう将来性のある土地なんでありますので、だから、そういうような展望と推定の中で——いまはやっぱり都市排水であるとか工業排水が来て、答申の中にあったように、環境を整備して、そしていろいろとヘドロも出さなきゃなりますまいけれども、でありまするから、この湖面下の土地の私権を一体買い取らなければならないかどうか。
汚染の原因は、私どもの推定では寄与率が工業排水によるものが大体七七%、生活排水が約一九%、その他が四%ということになっております。 私どもは、近く県が、湾につきましては環境基準を策定するというふうに聞いております。
下水から工業排水あるいは海上投棄、いろいろなものが複合して出てきておるわけです。これをさあ何か日本列島改造論でやるといっても、これは二年や三年や五年で話のつくことじゃないと思うのですよ。この間相当な期間がどうしても必要なんです、瀬戸内海の海を浄化するためには。これはだれが見たって明らかであります。しかも、赤潮は、統計的に見ますると、四十年から加速度的に件数がふえてきております。