1950-03-13 第7回国会 参議院 予算委員会 第12号
吉田総理の病気は、これは過去におきまして、もう我々国会議員といたしましては、たびたびその真僞の点が疑われるような御動作があつたことは、これはもうしばしばでありまして、而も本院におきましては、もう院議を以てこの国会軽視の態度については、相当反省を求めておるわけでありますが、昨日もああいつた陛下の御巡幸に対するお見送りはやつておる。
吉田総理の病気は、これは過去におきまして、もう我々国会議員といたしましては、たびたびその真僞の点が疑われるような御動作があつたことは、これはもうしばしばでありまして、而も本院におきましては、もう院議を以てこの国会軽視の態度については、相当反省を求めておるわけでありますが、昨日もああいつた陛下の御巡幸に対するお見送りはやつておる。
○林(敬)政府委員 地方御巡幸の御趣旨は、できるだけありのままの姿に陛下がお接しになることを本旨といたしておりますので、お迎えをなさる方の側も、諸事簡素を第一にしていただきたいということ、これは宮内庁側ではかねがね要望しております。また内閣におきましても、昨年からは特に閣議決定をしていただきまして、地方に通牒を全部出していただいております。
これも天然記念物でありますが、これは余りどこにもない海苔でありまして、これは陛下もこの辺の御巡幸になりましたときに大変御興味をお持ちになつたという植物であります。ところがこの地方に工場が出来まして、その工場から流れて来る水のためにか、血條海苔がまさに絶えなんとしておるのであります。
○大野幸一君 この前陛下が九州方面に御巡幸をされたときに、それを目差して、何かあるということは、あつたのでしようか、なかつたのですか。そういう場合に、何と言いますか、列車妨害のようないたずらがあつたのかないのか。
又皇室費については、内廷費以外に生ずる皇室の私的收入、地方御巡幸費等に関して質問があり、政府委員よりそれぞれ説明的答弁がありました。
第三は、明治天皇がこの日に初めて海洋を巡幸された日であります。第四に、この日は國民が水に最も関心を持ち、且つ親しむ眞夏の時候であるということであります。第五は、この日以外には國際的な祝祭日の日として適当な日は、ちよつと他には求め難いという理由であります。第六には農業関係にも祝祭日が設定せられるとすれば、これに対して海の祝祭日が設定せられる必要があると思われること。
そういう要望もあり、また責任上、群馬縣の方に出かけておりましたり、なお歸りまして、二十六日から天皇陛下が中國御巡幸に相なりますので、ただいまのところ行幸の警衞の責任は内務大臣にありますし、今宮内府では警察権というものをもつておりません、そのために、内務省といたしましては最後の内務大臣でありますのでいろゝ閣議でも相談いたしました結果、私は御召列車に扈從いたしまして山陰道を一巡御供いたし、ようやく一昨晩遲
憲法第九條及び第四十一條は、これは民主主義の原則を示した規定であると思うのでありまして、この四十一條のいわゆる議会尊重主義、議会政治に關する思想に對しましても、近ごろ地方巡幸をなさるところの陛下の御巡幸と關連し、いわゆる天皇親政論が一部に起つておるのであります。なおまたこれと正反對な、暴力革命を主張するような思想もあるのであります。
私は曾つて初めてこの國会に出て來まして、國会の第一回の開会式に出てける写眞班の行動を見、先般來私の國に陛下が御巡幸あらせられたときにお供いて歩いて、そうしてしみじみ感じたことでありますが、その職務に対する敬活な活動と同時に、私は文化国家としての新聞人が世界から非難を受けないだけの礼容と床しさを持つて下さるということが、新らしき道義の一つでないかということを提案したいものである。
額が相應しいか相應しくないかということは、これはむづかしい問題なんでございますけれども、日常の御生活の御費用につきましてもできるだけ詰めまして、それから今又繰返しますと、御巡幸のお出先の縣などの予算などもできるだけ詰めてくれということは皆で熱心に言つております。その点御了承を願います。
質疑の第二は、天皇の御巡幸の費用は当初予算の範囲内で間に合うかとの質問がありまして、これは全年度にわたつては多少の不足を來す見込みで、いずれ補正予算で追加を求める予定であるとの答弁でありました。
○稻村委員 そうしますと、私は陛下の御巡幸がある場合には非常に重要な意味を帶びておりまして、國民をある程度非常に激勵するというような役割りをもつことは認めるものでありますけれども、しかし今日のごとくインフレーシヨンが非常に激化している上に、さらに各地に災害があり、そういういろいろな事情が重つており、國家財政もまた非常に膨脹いたしまして、健全財政その他いろいろな聲がやかましくなつておる折柄、陛下が宮廷費
最近非常に陛下が方々御巡幸になつていらつしやるようでありますが、その宮廷費の範圍内においての費用で御巡幸になつていらつしやるかどうか、それを超過するようなことが——なお宮廷費はお旅費ばかりでなく、そのほかにもいろいろといることでありますが、これは宮廷費の内部で賄われていらつしやるのかどうか、その點お伺いいたします。
宮内府といたしましては、ただいまのお話にありましたように、御巡幸には各種の費用を要することでありまするが、この費用が結局は國民の負擔にかかるということはよく承知いたしております。但しこの御巡幸の要望は國民の大多數の聲であると存じまするし、現に各地方から巡幸を要望する聲が非常にわれわれの方にまいつております。
たとえて申しますならば、御旅行なさる場合におきましても、在來は非常な特別なる扱いをいたしまして、國民との間に非常な隔離政策と申しまするか、遊離したよう感があつたのでありまするが、今日における各地方を御巡幸になる御様子を伺いますれば、ほんとうに國民の中におはいりになつて、國民とともに苦樂を共にされるというような状態であつて、この點は國民のひとしく喜び、かつ感激しておるような状態であります。
その外、各地御巡幸に関連しての質問、皇族並びに各宮家の財産に関する質問など、熱心な御質問或いは示唆に富む御意見が数多く開陳されたのでありますが、詳細は速記録によつて御承知を願いたいと存じます。
それから食事のことが出ましたが、これは各地で私共巡幸の計畫をいたし、地方の奉抑される方に接します場合には特にその點を要望しているのでありますが、場合によつてはやや度が過ぎた場合は確かにあつたようであります。
福島縣各地で御覽の通りに非常に澤山の人が陛下の周圍におりまして、混雜いたしておりまするので、なかなか又今後御巡幸日程の遂行に全力を擧げておりますので、この點いろいろな行き違いも生ずることがあると存じます。
○田中利勝君 私は過日陛下が東北六縣の御巡幸の折に福島縣内の一部分だけ實際陛下に属從して參つたのですが、特に陛下が東北六縣に御巡幸になつたときに各府縣選出の衆參議員がそれぞれお迎えし、お送りしたのでありますが、そのときの宮内府關係の人達の國會議員に對する扱い方が非常に舊憲法の考え方の下で扱つたということで、非常に至るところにおいて物議を醸したことを聞かされたのでありますが、こういう點はこれからも陛下
但し九州地方等へのおいで等と申しますことは、御承知のように、陛下は各地を歩いて大衆に接せられまして、お慰めになり、お勵ましになつておる状況でございますから、行在所があるなしにかかわらず、やがて九州も巡幸をお迎えする機會があることと存じます。
畏くも天皇陛下におかせられては、一昨昨日、東北巡幸の第一歩を磐城鉱業所に駐めさせられました。酷熱四十八度の坑内で、親しく炭鉱夫諸君を激励遊ばさるるお写眞を拝して、眼頭の熱くなるのを禁ずることができませんでした。國民統合の象徴たる天皇の御心は、ひとり常磐地方のみならず、全國石炭関係者三十有余万の魂に、電氣のごとく響いたことと信じます。
それは御承知のように、敗戰後天皇が國内の各地を御巡幸なされましたが、あの行幸の際における國民の歡迎ぶり、熱狂ぶりを見ましても、これは憲法が變つたから天皇に對する國民の見方が違つたとは思えないのであります。また以前は、護衞は非常に寛大になつておる。しかしながらそれにもかかわえらず——天皇に對する不逞の徒の犯罪ということも、以前と今日とは變りはない。