1966-04-12 第51回国会 衆議院 決算委員会 第18号
山村、離島の振興であるとか、新産都市であるとか、あるいは工特地域であるとかということについて、みな現業に足が入ってしまっている。そこは実施と企画が混乱したままいかれますから、どうしてもそうなってしまうのです。
山村、離島の振興であるとか、新産都市であるとか、あるいは工特地域であるとかということについて、みな現業に足が入ってしまっている。そこは実施と企画が混乱したままいかれますから、どうしてもそうなってしまうのです。
政府は、各地域の均衡ある発展をはかるため、新産業都市、工業整備特別地域の整備並びに山村、離島その他の未開発地域の開発などの施策を講ずるとともに、産業、文化、人口等の大都市への集中の抑制と地方への分散をはかるよう、研究学園都市を設ける等、総合的な過密都市対策を確立したいと考えます。
政府は、各地域の均衡ある発展をはかるため、新産業都市、工業整備特別地域の整備並びに山村、離島その他の未開一発地域の開発などの施策を講ずるとともに、産業、文化、人口等の大都市への集中の抑制と地方への分散をはかるよう、研究学園都市を設ける等、総合的な過密都市対策を確立したいと考えます。
しかしながら、飛び離れたところの山村、離島その他というようなところにおいては、数も少ないというようなことで、人の目にもつかない、人のうわさにも話にも乗らないということから、取り残されておりはしないか、忘れられておりはしないかというような心配を私自身も持つのでありまするが、現地の人にとりましては、よけいそれが心配になるようであります。
それは都市の近所の田よりも畑が高いということ、さら地にするに便利な畑の方が高いということ、次には山村離島等の土地の不足なところ、生産条件が悪くとも土地の不足なところに高い農地価格が出ておるということ、都会の近郷の農地がだんだん宅地に編入されていくというこの事態を阻止して参ることが一つであると同時に、新たにこれらの工場敷地を適正配分することによって農地価格の高騰を押えるべきものであると思うのです。